| 開催日 | 2025年3月15日(土) |
| 場所 | 九度山世界遺産巡礼コース(慈尊院、丹生官省符神社など) |
| 参加人数 | 14名 |
| 兼題 | 「摘草」「鳥帰る」「長閑」「野蒜」 |
今回は九度山の語り部の一人「大川 久仁子」さんに九度山駅から真田のみちを通って道の駅~慈尊院~丹生官省符神社等歴史を語っていただきながらの吟行でした。当日は「春に三日の晴れなし」と言われる通り、前日のぽかぽか陽気とはうって変わり曇天の寒い一日でした。慈尊院では表門から入り手水場で清め、願いながらみろく石を撫で弥勒堂をお参りし多宝塔などひと通り説明を受けた後、119段の階段を説明を聞きながらゆっくり登り丹生官省符神社へと。空海はここで出会った猟師(神様が姿を変えていた)に高野山に導かれたとか。歴史探訪の充実した吟行でした。午後からは九度山町役場に隣接する「ふるさとセンター」の会議室をお借りし句会を和やかな雰囲気のもと進行出来ました。(K.T)
会員代表句
- のどかなり母に抱かれし子の寝息 (白流子)
- 寝ながらに季節の移ろい鳥帰る (尚文)
- 摘草やスキップする子駆け出す子 (たけみつ)
- 湖畔に座し周航の歌春浅し (まさこ)
- ハルカスをはるか眼下に鳥帰る (ゆき雄)
- 伝言板まだある駅の長閑さよ (みえこ)
- 川釣りの釣り竿置きて野蒜とる (豊年)
- シベリアの居心地如何鳥帰る (河笑流)
- 駄菓子屋の店番は婆春火鉢 (都史子)
- のどけしや池泉の橋に花嫁御 (ふじ乃)
- 入り彼岸牡丹餅五個の昼餉なり (楠子)
- おつ野蒜これは酢味噌でぬる燗で (万未知)
- 長閑かな友と朝ドラロケ地旅 (佐都)
- 流れ来て流れゆく水土筆摘む (行行子)
当日句
特選
- ゆく春のくずれ土塀や慈尊院 (えみこ)
入選
- 九度山の六文銭や風光る (豊年)
- 奉納の乳房あまたや春の風 (行行子)
- 高野目指す巡礼の背に枝垂梅 (白流子)



