大阪シニア自然カレッジ

12期生11月7日講座報告

開催日2018年11月7日(水) 晴れ
講座名地質観察②
講師佐藤 隆春先生
場所ふたかみ文化センター、屯鶴峯

午前中は座学。「ドンヅルボーで火山活動を読み解く」のテーマで、1500万年前の二上山の火山活動の様子を学ぶ。

午後からはドンヅルボーへ移動。数千万年前の大阪周辺では火山活動が盛んで、二上山は今よりもずっと高く、活発な火山活動を繰り返していたと考えられる。その活動による火砕流や火山灰などが堆積し、その後の地殻変動で隆起、浸食風化で今のドンヅルボーの風景になっている。遠くから見ると鶴が屯(たむろ)しているように見えるので「屯鶴峯」の名前がついたと言われている。

初めて訪れた講座生は目の前に広がる白い景色に驚いていた。白い地層の重なっている中に見える火山豆石を観察、火山灰が噴煙の中で水分を吸ってくっつきあってできた丸い石。円盤型の豆石は横なぐりの風(サージ)によるもの。次に火砕流の流れ、堆積物が観察できる地層の場所に移動、数センチから数メートルの地層が約20枚重なり150mもの高さになっている。火山灰が水分とくっついた層、火砕流の層、層の中に見える鉱物は冷える温度で違う色になっている、層の中に見える線で風の向き火砕流の流れてきた方向がわかる、とのお話しに一同興味津々で聞き入り疑問点について活発に質問していた。

1500万年前、二上山が爆発している様子を想像できるようになった一日でした。

ドンヅルボーの風景
火山豆石を観察中
堆積物のあらわれた地層、数センチから数メートルの層が重なっている