大阪シニア自然カレッジ

19期生 7月1日講座報告

開催2026年 7月 1日 (水) 曇り 時々 雨
講座名両生類と爬虫類
講師緒方光昭 先生 (堺自然ふれあいの森 教育スタッフ)
場所堺自然ふれあいの森(堺市)

 今日は2週前に昆虫入門で来た堺自然ふれあいの森に集合し、両生類と爬虫類の講座です。両生類と爬虫類と聞いただけで苦手な方も多く、休もうと思った講座生もいるほどでしたが、どんな講座になるのでしょうか?

 緒方先生は子供たちにも教えることが多いので、優しくわかりやすい講座をしてくれます。はじめに、爬虫類・両生類にはどんな物がいるのかとの問いから始まりました。蛇、蛙、亀などに加えて、ここにはいませんがワニやカメレオンまで挙げられました。引き続き、堺自然ふれあいの森の歴史と豊かな自然ができた経緯を学びました。江戸時代から発展してきた堺市の中で、南端にあり、130年前から都市化されずに自然を維持してきたところだそうです。動物・植物の状態を調べ、維持に務める作業を続けて自然を保護しているとのこと。そして、この森に居る爬虫類の写真を見ながら後で採取に向う準備が進みました。

 天気が崩れる前に採取に出発。植物の隙間、田んぼ、小川や水路などちょっとした隙間を探しながらターゲットを探します。暖かいところが好きだけど、暑いところは避けて餌を探す。そんな生態をたよりに、排水溝のトカゲ、田んぼの蛙・オタマジャクシ、トカゲなどを見つけ、素早く逃げる動物たちを網や素手で捕まえます。途中メモなど取りながら、逃げ足の速い蛙やトカゲを追うことは大変でしたが、手足の生えかけたオタマジャクシ、アカガエル、カナヘビなどを捕まえることができました。雨が強くなる前に早めに切り上げて、動物たちはリリースし部屋に戻りました。

 午後は、爬虫類と両生類の違いをクイズ形式で学びました。在来種として、トカゲは32種、蛇は40種、亀は10種だそうで、繁殖方法、卵の状態、耳の有無、目の数やまぶたの違い、呼吸方法(えら・皮膚・肺で親子でも異なる)などの意外な違いを学ぶことができました。また、マムシの標本の瓶も手に取って間近に見る経験もできました。今まであまり触れあいたい対象ではなかった爬虫類と両生類でしたが、講座を通して親しみが湧いてきて、「よく見ればかわいい生き物」であることに気づくことができました。(Y/M)

 座学:ふれあいの森の成り立ちとここに生きる爬虫類と両生類
 採取へ出発します
 採取した動物たち
 午後の座学:爬虫類と両生類の違い・生態をクイズ形式で学びます