| 開催日 | 2018年4月18日(水) 曇りのち晴れ |
| 講座名 | 鵜殿の自然観察 |
| 講師 | 伊藤 修身先生(鵜殿ヨシ原研究所) |
| 場所 | 高槻市、鵜殿 |
前夜来の雨が上がり、講座途中から晴れ間も出て一安心。
長年ヨシ原の保全活動を行っている伊藤先生の案内で、比叡山・比良山・生駒山等を遠望しながら、甲子園球場が18個も入る広大なヨシ原に入る。まずは「ヨシ」と「セイタカヨシ」と「オギ」の違いを教わる。このうち鵜殿のヨシは雅楽の楽器ひちりきのリード(蘆舌)に最適とのこと。
鵜殿は1971年の淀川の改修工事により、河床が低下し乾燥化したためヨシが衰退。その後【水をヨシに近づける(揚水ポンプの設置)】と【ヨシを水に近づける(ヨシの生育面を切り下げる)】の方法により保全を図ってきたと聞く。
道なき道をかき分けながらイタドリ・ヒメオドリコソウ・カラムシ・ノウルシ・トネハナヤスリ等、次々に植物を紹介され、皆さん実物と資料を睨めっこしたり、メモをとったり大忙し。またこの地に生息するヌートリア・チョウセンイタチ・カヤネズミ等の哺乳類やオオヨシキリ・チョウゲンボウ・コミミズク等の鳥類の生態も聞く。クイズも織り交ぜて、アッと言う間に講座が終了。
現在、鵜殿を跨ぐ形で新名神高速道路の工事が進行、有識者による環境保全策が検討中のようだが、どうかこの恵まれた自然が破壊されませんように!



