昆虫部会 5月活動報告
当日は少し暑かったですが、五月晴れで風もあり過ごしやすい一日でした。
栂・美木多駅駅で集合後、15名の方々と西原公園に移動。先ず、例年通り池に向かって出発。
マルバヤナギの綿毛(柳絮)がふわふわと風に乗って漂い、遠くに種子を運んで次世代を残す知恵だとか。
そのマルバヤナギの下の池には例年通りクロイトトンボの交尾があちらこちらで。ただ小さく全く止まらないので写真には撮れませんでしたが、マルバヤナギの葉に止まっているクロイトトンボのオスを見つけ撮ることができました。
また、マルバヤナギにひらひらと頼りなく飛びながら止まった昆虫。その飛び方からウスバカゲロウのと判断しましたが、写真をじっくり見て調べるとイトトンボの未成熟の個体かもと。違いをネットで調べると触角。トンボにも触角はあるが非常に短いようで、ウスバカゲロウにははっきりとした触角があります。
また、未成熟イトトンボは飛翔能力がまだ完全ではないのですぐに葉っぱや枝にとまるらしいです。ウスバカゲロウはふらふらと空中を彷徨い続けるようです。
他にもありますが色々と検証の結果、一番わかりやすい触角は写真の個体には目立たず、イトトンボの未成熟の個体と判断させていただきました。
その後池のあたりをしばらく粘りましたが、数種のチョウなど目視のみで採集はできませんでした。
次は藤棚に移動。藤棚の屋根が取り払われておりちょっと驚きました。。
そこを起点に捕虫網を手に再度採集へ。
草刈りが終わったばかりのせいか、昨年に比べると昆虫の数が少なかったです。
昼食後、皆で同定作業。図鑑とみらめっこしながらへぇ~と言いながら納得したり、首を傾げたり。
しばらく作業し同定後、採集した昆虫は自然に返しました。
以下はみんなで採集した昆虫です。27種。目視も含みます。
ツマグロヒョウモン(オス)、ナガサキアゲハ、キタキチョウ、ヒメウラナミジャノメ⑨、アオスジアゲハ、イチモンジチョウ、コミスジ、ヤマトシジミ、モンシロチョウ(オス、メス)、アゲハ
ショウジョウトンボ⑤(メス)、シオカラトンボ(メス)、クロイトトンボ①(オス、メス)、コシアキトンボ、モノサシトンボ?(オス)、イトトンボの未成熟の個体②
キムネクマバチ、ウシカメムシ、ナミハナムグリ、ヒゲナガヤチバエ⑥、バッタ、アメンボ、ヒトスジシマガ、ヒメエグリバ(幼虫)、モリチャバネゴキブリ
クロイトトンボ(オス)
ヒメウラナミジャノメ
ヒゲナガヤチバエ
ショウジョウトンボ(メス)
イトトンボの未成熟の個体
昆虫部会 4月活動報告
部会当日は歩いていると少し汗ばむ陽気で思ったより暑かったです。新規加入の方を含め17名の方々と活動させていただきました。
三日市町駅に集合後、目的地の延命寺に向かって行く道中、早速ヤマトシジミ、ヒメウラナミジャノメ、ルリタテハ、キムネクマバチ、ツマキチョウが飛び交い、頑張ってWさんがキムネクマバチを確保。それ以外は目視が精一杯。
昨年は道中満開の桜並木でしたが、今年は一週間遅かったせいか、ほぼ葉桜でした。
今回も昆虫を探しながら寄り道をし全員延命寺に到着したのは12時前。トイレ休憩を済ませて、東屋で先に昼食をとり、その後各々昆虫採取へ。皆さん頑張って多くの昆虫を採集して下さいました。昆虫の入ったケースを並べ皆で図鑑を見ながら同定作業。
その後、採集した昆虫たちをケースから出し、自然の中に戻しました。
思いの外たくさんの昆虫に出会うことができ賑やかで楽しい部会でした。 (K.T)
ダビドサナエ:日本固有種。小型のサナエトンボ、
オジロアシナガゾウムシ:黒色と白色が目立つので「パンダゾウムシ」の愛称がある
ヒゲナガサシガメの幼虫:触覚は体長より長い。赤色の斑紋列有り。
ツマキチョウ雄:小型のの蝶。オスは翅頂部はかぎ状でオスは黄色っぽくその他はオス、メスでほぼ同じ
ツマキチョウ雌
昆虫部会 3月活動報告
部会当日は風が冷たく寒い中10名の方が参加してくださいました。
近鉄大和八木駅に集合し、その後コミュニティーバスに乗り橿原昆虫館へ。
先ずは水槽のヨシノボリが可愛い顔で出迎えてくれ展示室へ。
日本の昆虫、世界の昆虫の標本等色とりどりで本当に美しい。珍しいハナカマキリ、メダマカレハカマキリ、綺麗な色のハンミョウ。また昆虫の臭いを嗅ぐ装置等など。
各々自分の興味あるものを観察し体験した後、数種類の蝶の飛ぶ温室に。オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハ、ツマベニチョウなど蝶の姿をゆっくりと観察し、新館へ。
そこには大量のナナフシやゴキブリ天国と題して大量のマダガスカルオオゴキブリ。
昆虫問わず水中の生き物などを観察。希望?するとマダガスカルオオゴキブリ(羽が無いので飛ばない)を手に乗せて下さいます。生まれて初めてゴキブリを手に乗せました。
また宝石のような黄金色のオオゴマダラの蛹。鳥などから身を守る警告色、または太陽光で反射して見えにくくするなど他にも説があるようです。もう少し見学したかったのですが帰りのバスの時間のこともあり、最後はニホンイシガメに見送られ見学は終了としました。
バスの時間に合わせて外での昼食はとても寒かったです。 事務担当 佃 慶子
ツマベニチョウ
オオゴマダラ
リュウキュウアサギマダラ
ニホンイシガメ
ハナカマキリ
マダガスカルオオゴキブリ
メダマカレハカマキリ
ヨシノボリ
昆虫部会 11月活動報告
部会当日は小春日和。今年最後の昆虫部会は18名の方々と活動させていただきました。錦織公園のパークセンターに集まり河内の里へ。道中昆虫はほとんどいませんでした。
到着すると河内の里には先客の団体が。この公園で取れる植物を使って草木染の体験をされていて、お話を聞くと今回初めて使う乾燥させた木の葉を使って染めるとか。その葉を煮だしながら作業を楽しそうに続けておられました。
私たちは河内の里を拠点に昆虫探し。ぽかぽか陽気に誘われてかケースが足りなくなるほど集まりました。採集しながらみんなで同定作業。楽しいながら中々大変。あっという間に時間が過ぎ昼食タイムへ。
その後同定作業再開。アゲハチョウの幼虫を皆で観察。
アゲハチョウの幼虫は、触ると身を守るため臭角と呼ばれる器官(黄色)が突出して臭いを放ちます。その様子が何とも言えず何回も繰り返し観察しました。調べるとナミアゲハは黄色。クロアゲハは赤紫、ナガサキアゲハは橙色の臭角を出すようです。
幼虫を見つけた時に試してみるのもいいですね。
今回は幼虫が結構見つかりました。
目視も含め今回は37種確認できました。 (本文、写真K.T)
キタテハ、ツマグロヒョウモン オス・メス、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、ア
オイトトンボ、アキアカネ、リスアカネ、オオスズメバチ(死骸)
チャバネセセリ、アシブトハナアブ、オオハナアブ、クモヘリカメムシ、ムラサキシ
ジミ、アオマツムシ、ウスキツバメエダシャク、ツマジロエダシャク
ルリタテハ、ホソヘリカメムシ、ウラギンシジミ、キマダラカメムシ、ホシホウジャ
ク、コカマキリ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、ツチイナゴ、イナゴ
フサヤガ、テングチョウ、オオクモヘリカメムシ、クサギカメムシ、ヤママユガの
繭、(コナラ)クヌギシギゾウムシ、ナシケンモンの幼虫、ナミアゲハの幼虫
スジモンヒトリ幼虫、キハラゴマダラヒトリ幼虫、ゴマフリドクガ幼虫
ナミアゲハ幼虫・・・アゲハチョウの幼虫の臭角と呼ばれる器官(黄色)
トノサマバッタ・・・ダイミョウバッタとも言われる。孤独相と群生相。育つ環境にによって状態が変わるようです。
コカマキリ・・・・・前足の鎌の裏側に白と黒の模様があるのが特徴。
アオマツムシ・・・・葉っぱのような形。外来種。調べてみると在来種は鳴き声の周波数が重ならないように音によるすみわけができているがこの外来種は声が大きく、他の在来種の声が聞こえにくいのは周波数の関係らしい。
昆虫部会 10月活動報告
当日は秋とはいえまだまだ暑い一日でしたが14名の方々と活動させていただきました。
電車組と自家用車組。奥の谷で現地集合としました。
マダニよけの為全員スパッツをお借りし、思い思いの場所で採集に。
あちらこちらでたくさんのシジミチョウが飛び交いみんなで色々な昆虫を採集しました。
奥の谷代表の上角さんが、自然の柿をとってきて下さり、アケビもみんなでワイワイ言いながら
高枝切りばさみで収穫。
集合時間になったので皆で持ち寄った昆虫の同定作業。各々が昆虫図鑑で見比べ聞きながら確認作業。
一通り終えたところで昆虫に囲まれながら昼食。
その後採集した昆虫たちを放し終了とした。
以下採集した昆虫34種(含む 目視した昆虫)
ツチイナゴ、セスジスズメガの幼虫、オンブバッタ、オオカマキリ、リスアカネ、ヒメアカネ(オス・メス)オニヤンマ、キタキチョウ、アミガサハゴロモ
コミスジ、ツマグロオオヨコバイ、テングチョウ、ウラギンシジミ、アオスジアゲハ、ヤドリバエの一種、ホタルガ、クロスズメバチ+巣、クロヒカゲ、ナガサキアゲハ
アカタテハ、セグロアシナガバチ、ショウリョウバッタ、シオカラトンボ、ハラビロカマキリ、オオスズメバチ、フクラスズメ幼虫、モンシロチョウ、アオバハゴロモ
ヒメクサキリ、ツユムシ、マルバネシリアゲ、コバネイナゴ、オオアオイトトンボ?
以上(文章、写真K.T)
ヒメアカネ 小さなトンボ リスアカネに似るが緑紋が違う
リスアカネ ヒメアカネより少し大きい
クロスズメバチ(巣・幼虫)主に土の中に巣を作る。
ウラギンシジミ(裏)
ウラギンシジミ(表 オス。メスの表は白っぽい)
昆虫部会 9月活動報告
9月に入ったというのに当日は最高気温35度の予報でした。前日に世話役で相談した結果6月以降休みが続いていることもあり今回は午前中で終えるので決行させていただきました。暑いので数名の参加かなと思っていましたがいつもと変わらず15名の方々と活動させていただきました。
寺が池はほぼ日影が無く暑い中の昆虫採集でした。今回の目的はルリモンハナバチとナニワトンボ。以前、いのちの営み部会で見た幸せの青い蜂と言われているブルービー(ルリモンハナバチ)を探すも全く姿を見ず。前日観察に来られたSさんがオオセイボウを11時頃見たと言われている場所を観察するも姿を見せず。
最後にもう一度観察することとしナニワトンボの居る菖蒲園に移動。数匹のナニワトンボが枝先にじーっと止まってくれ皆でしっかり観察。その他たくさんの昆虫を採集することが出来、東屋で同定作業。暑かったですが充実した半日でした。最後にオオセイボウを見たという場所に移動。先発隊がいるよーと教えてくれキラキラと青く輝くオオセイボウの観察ができ、ルリモンハナバチには今回出会えませんでしたが、皆大満足で部会を終えることができました。
以下はみんなで採集した昆虫と目視した昆虫です。
コアオハナムグリ、オオシオカラトンボ、ゴマダラチョウ、シオカラトンボ(オス・メス)、ショウジョウトンボ(オス・メス)、ホシミスジ、オオカマキリ、コバネイナゴ
ショウリョウバッタ(オス)、ヤマトシジミ、ウリハムシ、ナミアゲハ、キリギリス、ヒラホシハナムグリ、アオスジアゲハ、ヒシバッタ、アゲハチョウ、ナガサキアゲハ
キタキチョウ、クマバチ(メス)+巣、コミスジ、ベニシジミ、ツマグロヒョウモン(オス)、アミガサハゴロモ+幼虫、ツチイナゴ(幼虫)、ホソヘリカメムシ
ノミバッタ、スズメバチ+捕獲されたハチ、バッタ抜け殻、キマダラカメムシ(幼虫)、マツモムシ、オオスカシバ、ナニワトンボ、オオセイボウ
以上38種類(含む 目視)(本文:K.T、写真M.S、K.T)
ナニワトンボ:3㎝~4㎝くらいの小さなトンボ 青いアカトンボ(分類学的にアカトンボの仲間とされているようです)
ツチイナゴ(幼虫):ツチイナゴは成虫で越冬する珍しいバッタのようです。(春に卵を産み夏前に孵化。夏から秋にかけて成長して成虫になるとか)
ノミバッタ:4~6㎜程で最小クラスのバッタの仲間?コオロギの仲間?それ以外?まだ不明という説も。
オオセイボウ:大青蜂 2㎝くらい 宝石蜂の異名をもつ青い蜂 オミナエシの蜜を好むらしい オオセイボウの発色の仕方はネットに詳しく出ています。
バッタの抜け殻:成長するために脱ぎ捨てるときにできるもの。形のまま残される。
昆虫部会 4月活動報告
当日はお天気にも恵まれ、新規加入の方を含め15名の方々と活動させていただきました。
延命寺までの道中、歩き始めて早々にキタキチョウとモンシロチョウをIさんが確保。
しばらく行くと右を見ても左を見ても満開の桜並木。例年この時期に桜が咲いていたことがほとんどなく今回はゆっくりと幸せな気分を堪能。
歩いていると畑になにやら黒っぽい小さなチョウが。何とか写真は撮れたもののなにぶん遠く小さい。
Sさんがもしかして今日見たかったコツバメかも。と言っていただき帰ってからの宿題に。
よそ見や寄り道をしながらようやく延命寺に到着したのは11時半。トイレ休憩を済ませ東屋へ。
そこを拠点に三々五々思い思いの場所へ。
お昼までの小一時間。昼食をはさんで同定作業。すぐに判別出来るもの、中々手ごわいものなど季節柄種類はあまり多くはなかったものの目視を含め22種皆で確認できました。
以下はみんなで採集した昆虫(ほぼ見つけた順)
キタキチョウ、モンシロチョウ、コツバメ?、キタテハ、オビガ、セブトエダシャク?、ニホンミツバチ、アメンボ、カワゲラ、オツネトンボ、ビロードツリアブ(オス・メス)、ミカドガガンボ、ムネアカオオアリ、アシブトハナアブ、テングチョウ、タカラヅカキモンハバチ、ムラサキシジミ、アカタテハ、毛虫(多分マイマイガ)、コバナバチの仲間、ルリタテハ(目視) 番外編ババヤスデの仲間(昆虫ではありません。節足動物)
コツバメ・・・この時季だけの貴重な25ミリほどの小さなシジミチョウチョウの仲間。体毛が発達しているので全身がふさふさの毛でおおわれている。外側に波状の白い線。この条件で写真をアップで見るとぼやけてはいるもののふさふさした体毛、翅の周りの白い線が見えます。触覚の先も黄色くネットの写真と同じでしたが正確には確定できず。(K.T)
オツネトンボ 成虫で越冬
ムラサキシジミ(メス)青色部分がメスは上部が欠けている
タカラズカキモンハバチ
食草はヨモギらしい
ビロードツリアブ(交尾)複眼がくっ付いているのが雄今回は?
コツバメ
昆虫部会 3月活動報告
今年初めての観察会であるが、まだ昆虫は現れてくれませんので、箕面の昆虫館での観察会とした。今シーズンは天候が不順で今日も寒い日となり参加人数は少なかったが、昆虫好きが集まりました。阪急箕面駅に集合し箕面川遊歩道を散策しながら昆虫館に到着。先ず迎えてくれたのは水槽でオオアメンボが群れており水の上をスイスイと動く様がよく観察できた。この館では動態観察が結構充実していて飽きることがありません。
最近では珍しくなったハンミョウも動き回る様を面白くみられた。また標本であったがオトシブミも興味深かった。さてここのメインの大温室でチョウたちのオオゴマダラ、コノハチョウやアゲハチョウ類約15種類の飛び回るのを写真にと皆さん動き回っていましたね。いや興味が尽きない昆虫館でした。昼食を取った後は解散となり箕面大滝へ散策する方たちとスパーガーデンでのんびりする人に別れて終了した。今日もお疲れ様でした。(hiro)
シロオビアゲハ
リュウキュウアサギマダラ
ゴマダラチョウが食事中
コノハチョウ
昆虫部会 11月活動報告
山の木々が秋色に変わる、奥ノ谷(富田林市)で今年最後の昆虫部会を行いました。小春日和の最高の天候でしたが、やはり晩秋、見るからに昆虫の姿は少なく思えました。早速、虫取り網や虫かごを持ち、稲刈り後の田や畑のあぜ道、草原、小川沿いの農道、林の中を歩き回りました。昆虫の採集や観察ができるか心配でしたが、24匹の昆虫の採集や目視することが出来ました。キタキチョウの夏型と秋・冬型の違いや緑系色と茶系色のバッタ類を確認、セスジツユムシのトゲ感触、タイワンナナフシの採集場所が小屋の壁板等、皆さんで本日の昆虫採集の気づきを出し合いながら、昆虫の模様や体型をじっくり見つめ、昆虫図鑑のページを捲り、照らし合わせて同定する時間はさらに昆虫の世界が広がり、楽しいひと時になりました。
【採集後同定と目視】24匹
チョウ目
キタキチョウ夏型、キタキチョウ秋、冬型、ヤマトシジミ、キタテハ、テングチョウ、ヒメウラナミジャノメ
バッタ目
ツチイナゴ、ショウリョウバッタ、セスジツユムシ、コバネイナゴ、クビキリギリス
タイワンナナフシ
セスジツユムシ