大阪シニア自然カレッジ

11期生10月19日講座報告

開催日2016年10月19日(水) 晴れのち曇り
講座名ブナ林の保全
講師弘田 純先生(大阪みどりのトラスト協会、ブナ愛樹クラブ代表)、他、スタッフ数名
場所和泉葛城山 (大阪府、和歌山県の境)

和泉葛城山のブナ林は1923年に国の天然記念物に指定されました。ブナの繁るコアゾーン(約8ha)と緩衝樹林帯のバッファゾーン(約50ha)を市民と自治体の協力でブナ林の保全活動が進められ、ブナの移植転換も含め次世代に引き継ぐ努力をされています。説明いただいた後、早速、ブナ林へ。

木漏れ日のなか高低差のある周回コースではあったが、ブナの苗木の移植されたところや、うす黄色に色づいた「ブナ」、シデ、コナラ、ホウノキ、クヌギ、リョウブの大木、目を落とせば赤い実をつけたミヤマシキミ・マムシグサ、可憐なエイザンスミレ、コウヤボウキ等々を観賞をするうちに、難なくゴール。コース終了近くになると受講生もブナを始め草木の特徴を会得した気分で、疲れは何処へやら。

午後はバッファーゾーンでのヒノキの間伐実習。腰にのこぎり、頭にヘルメットの勇ましい姿でいざ出陣。まずはヒノキの倒し方、倒す方向へロープを引っ掛け、のこぎりで幹の1/3まで倒す側へ切り口を入れ、次に反対側の追い口をノコギリで切り刻む、そのうち木の倒れる音が「ミリッ」と、掛けたロープをみんなで力を合わせ引っ張るとヒノキは難なく倒せる。説明は容易いが、実践では腰が入っているのか、いないのか、ノコギリの音が響かない。慣れない体勢に汗をかきながら悪戦苦闘、倒したヒノキは運びやすい長さに切断、枝落しもして終了。2本も間伐したチームも。お疲れ様!!

お土産は倒したヒノキの輪切り、檜皮を剥ぎとると良い香りが。花瓶敷き・鍋敷きにするも良し、入浴時にと使用用途はお好きなままに。ブナ(椈)は雄大で美しい姿から森の女王と言われます。ブナの林に風が通り抜ける時「ブ~ン」という音がすることから、「ブ~ンと鳴る木」→「ブナの木」→「ブナ」がその由来です。一方、材としての利用が難しいことから役に立たない「ぶんなげる木」という不名誉な説も有り。(活動報告書作成3班)

木漏れ日の中 森林浴
倒したヒノキに飛びかかる!
ヒノキ製鍋敷き?花瓶敷き?