大阪シニア自然カレッジ

10期生4月20日講座報告

開催日2016年4月20日(水) 晴れ
講座名鵜殿の植物観察
講師小山 弘道先生(鵜殿ヨシ原研究所 所長)、伊藤 修身先生(鵜殿クラブ)
場所高槻市 鵜殿

淀川の堤防から眺めると川はどこにあるのと思うほど広い河川敷に、甲子園球場18個分が鵜殿と呼ばれる場所。以前はヨシの群生地であったが1971年の淀川改修により河床が低下、乾燥が進みヨシの群落は一時5%まで減少したが、ヨシ原再生に向け、導水路を通すなど育成、保全活動により現在ではヨシ群落は20%以上に回復した。鵜殿のヨシは他のものとは別種と思われるほど大きく育ち、5メートルを超えるものも、それは雅楽で使われる篳篥(ひちりき)の蘆舌(ろぜつ)の材料に最適と言われている。

好天に恵まれ、開放感一杯の鵜殿を遠足気分で散策する。ウグイス、オオヨシキリ、キジの声。上空ではチョウゲンボウのホバリング、遠くに、比叡山、比良山、天王山の山々。足元に目をやれば黄色、紫、ピンクの花々、絶滅危惧植物も多い。そしてヨシの芽生え。ユーモアたっぷりの先生の話を聞きながら、春を満喫した一日でした。

鵜殿のヨシ原を歩く
若芽が伸びるヨシ群生地、遠くに天王山、比叡山、男山
オギ・ヨシ・セイタカヨシ、見分け方の説明を受ける
オドリコソウ、受講生の多くはこの花に出会うのは初めて
ノウルシの群生もあちこちに
鵜殿と利根川だけでみられるトネハラヤスリ