野鳥部会 2月活動報告
好天気に恵まれてか集合場所には思いの他多い29名の顔が、富田林市のシニアウォーキング団体の多勢も加わりパークセンター前は大混雑。その中を、地元でこの公園の野鳥観察に詳しいという特別参加のSさんが加わり、キクイタダキやルリビタキに出会えるかものお話があり、期待を込めていざ出発。 最初の赤穂池には、水が少ないせいか全く水鳥の影は無い。こんなことは今回が初めてだ。次の「梅の里」への道中もカメラマンは待ち構えているが小鳥の声も聞こえない時間が続く。 梅の花は五分咲きほどに開花、観梅の人も多く梅園は賑やかだ。 ここにきて、ようやく遠くの裸木の梢に複数のツグミを確認。その後は「みはらしの丘」まで足を延ばすが、カラス以外の鳴き声は聞こえず静かな何も現れない状況が続く。
奥の池でようやくカモの姿を見る。しかしヒドリガモの群れも例年より数が相当少ないようだ。その他にはキンクロハジロの小集団とオオバン、遠くにマガモ、ヨシガモとオシドリが数羽、樹陰から出入を繰り返すのを確認。 池の近くにシジュウカラの囀りと姿を見て、「池畔の広場」ではメジロとコゲラの混群に出会う。
午後は「じゅんさい池」から「尾根の花径」、「山の家」と回るが、キクイタダキやトラツグミどころか例年必ず現れるアオジやシロハラの姿もなく、メジロとエナガの混群とジョウビタキに出会えただけの、鳥の数も種類も少ない成果の少ない探鳥会となった。(M.K 写真K.T)
野鳥部会 1月活動報告
前日の天気予報では大寒波の襲来が予想されるとのことで 参加者も少ない探鳥会でしたがが 午前中は驚くほど好天気の中でスタートしました。地下鉄天六から歩いて淀川へ進みました。堤防に上がるとすぐにハッカチョウがお出迎えです。ムクドリやカワウが飛んでいくのを見ながら進みます。キンクロハジロやホシハジロなどの鴨を見ながら毛馬に向かいます。川に近づくとヒドリガモの群れやカンムリカイツブリ遠くにはミコアイサのかわいい姿も見られました。さらに進むとオオバンやバンそしてカワセミの出現です。長い間ヤブの中から魚を狙っている姿をじっくり見ることができました。空にはミサゴの姿もありました。昼食中にはカワラヒワの群れが近くの木の上にとまり太陽に照らされた緑と黄のコントラストが綺麗でした。午後はさすがに気温が下がってきたので急いで城北公園に向かいます。公園は池の水が濁っていたせいか 定番のユリカモメの群れやカワセミはおりませんでした。今回はちょっとの時間のずれでベニマシコに会えなかったのが残念でした。(M .S)
ユリカモメ
野鳥部会 12月活動報告
朝から日が差しているが、天気予報では午後3時過ぎから降雨とのこと。百舌鳥八幡駅から近くの向陵公園に向かうと、上空にハイタカが横切る。幸先の良いスタートだ。 公園の芦ヶ池は、すぐ近くでカモ類が観察できる絶好のスポット、毎年池に浮かぶ溢れんばかりのカモがお出迎えしてくれるが・・・なぬ! 今年は何と20羽ほどのヒドリガモしか見当たらない。それでも奥にヨシガモ数羽と木陰に隠れているマガモを見つけたが、数と種類は激減。 公園内では草苅作業が進められており、その機具騒音で逃げ出したのか?
次の百舌鳥八幡神社近く光明院の庭の柿の実には毎年メジロ等の小鳥が集まってくるが、ここでも小鳥が見当たらない。柿の実を齧った跡すらないのだ。カラスはヒヨドリは何処へ? どうなっているのだろう? 鳥の数と種類が少ないのは次の御廟山古墳でも同じ、僅かのオオバンとコサギ、アオサギが見られるが・・・、堀を左周りに回ると今度はカルガモとカイツブリだけがよく目立ちました。上空遠くミサゴを確認。
いたすけ古墳も堀はカルガモだけ、そして遠くの枯れ木にモズ、しかしここでは突然にチョウゲンボウが現れ、我々近くの電柱の上に、木の枝にと止まりポーズ、大サービスの時間をくれました。
午後は、今回の目的でもある履中天皇稜古墳へ、展望台からは遠くにマガモ、ホシハジロ、カンムリカイツブリの姿に混じってミコアイサも見え、先ずは一安心。そのまま西側の住宅地側に回わり、さらに堀に近づくと、かなりの数のミコアイサが・・・全員しっかりと観察しました。しかし期待のオシドリは昨年に続いて確認できず残念。 帰路の大仙公園内ではツグミ、カワラヒワ、シジュウカラ、コゲラを見て何とか雨が降り始める前に鳥合わせとなりました。
今年は例年よりもカモが少ないようだと聞いていましたが、まさにそれを実感した観察会となりました。原因はよく分りませんが、これからがちょっと心配になってきました。 (M.K、写真K.T)
野鳥部会の11月活動報告
天気予報では12月の気温になるとのことで心配でしたが、幸い風もなく観察には良い天気でした。公園に入りまず、簡単に大池で渡ってきたカモの観察。ほぼ例年並みのカモの種類を確認して 森の中を風車の丘に向かいます。聞こえるのはヒヨドリの声のみ。山のエリアでもシジュウカラやメジロ、コゲラなど普通種しか見られません。現地のカメラマンの話では朝早くに鷹が出たので小鳥たちは隠れているとのこと。日本庭園の方に近づくと換羽中のマガモのペアが近くで見られました。昼食後も庭園の池にはアオサギやコサギがいるもののお目当てのカワセミは見当たりません。せせらぎの小川近辺も鳥影が薄く、大池に戻り常連のカモ達を観察。冬鳥のジョウビタキやシロハラにも出会えず残念でした。鳥合わせのときに上空をハイタカが飛んでくれたのがラッキーでした。
今回はマガモがよく見られました。マガモの特徴は、オスの美しくメタリックな輝きを発する緑色の頭です。しかし、一年中この鮮やかな色をしているのではありません。オスがこの色になるのはメスにアピールするためであり、外敵に見つかりやすいというリスクがあります。多くのカモ類のオスは繁殖が終わると換羽してメスのように地味な色になります。夏の時期の地味な姿は「エクリプス」とよばれます。「覆い隠す」とか「輝きを失わせる」という意味で「月食や日食」をあらわすときにも使われる単語です。日本の冬には実は夏羽で過ごしているということです。冬のカモ観察は、彼らが繁殖の準備のための綺麗な羽色に戻りつつある、一年で最もカラフルな時期とも言えます
マガモは人との関りが深く、アヒルはマガモを家禽化したもの。またアヒルとマガモを交配したものがアイガモです。(M.S、写真K.T)
メタセコイア並木
マガモ♂♀
マガモ♂♀ 見ーつけた! どこどこ?
ハイタカ
シジュウカラ
野鳥部会 10月活動報告
朝からどんよりした曇り空、でも予報では日中の降雨は心配なさそう。スタート地点の法道寺境内、そしてその裏の池へと進めるが、全く鳥の気配なし、毎年現れるカモ類も姿が無い。今年は暑さが長かった所為か 鴨の渡りが遅いのだろうか・・・でも池では赤トンボ(猩々トンボ?)の多くのペアが水面に産卵の最中。暫くは野鳥を忘れてトンボ観察となった。 集落に入ってもやはり鳥の気配はなく、庭先の赤くなった柿の実も静かだ。 しかしようやくタラノキの実に集まるメジロ、スズメ、ヒヨドリの出現に、ホッとする。
集落を過ぎると田畑へと視界は広がり、空では多くのコシアカツバメが飛翔する。そして複数のモズの鳴き声が・・・。 コシアカツバメは終日視界から消えることはなかった。 稲刈りの済んだ田圃の中にケリを見ながら コスモス館へ歩を進める、早速に館前の畑ではノビタキ2羽が我々をお出迎え。昼食を後回しに、取り敢えずノビタキ観察。
その後は、畑や溜池にカルガモ、カイツブリ、ハクセキレイ、ホオジロ、そしてノビタキ、モズ、コシアカツバメを見て「鳥合わせ」となった。
今年は昨年の27種に対して19種と観察種数を減らしたことが、最近読んだ「世界の野鳥数の減少現象」の新聞報道と重なり、どうも気がかりだ。(M.K、写真K.T)
コシアカツバメ
モズ
野鳥部会 4月活動報告
公園南口にはお天気に誘われてか新年度部員74名のうち31名が集合。園内の新緑が出始めた森林からはシジュウカラの鳴き声が聞こえ空ではツバメが飛ぶかう。新緑は小鳥観察の視界を邪魔するが、この公園の樹下は見通しが良く、早速にシロハラの出現。シロハラはその後も園内の至る所で出会い、まさに今日はシロハラdayになりました。大泉池では、ヒドリガモが数羽、ペア毎に分散して泳いでおり、池面からはカイツブリが時々顔を出す。池のサギ島は、今回はコサギとゴイサギに独占されカワウは端や他所に追いやられていた。
小鳥の森である水流エリアに入るとシジュウカラやメジロが飛び回っていた。と突然にカワセミが視界を横切り止まってくれない。加呂登池までの森林間ではシジュウカラの鳴き声が続き、シジュウカラと思いきやアトリの群れが・・・樹木々を飛び回るアトリは新緑に遮られ観察するのも大変だ。加呂登池に着くと池の沿にペアと思われるバン2羽とカワラヒワ数羽が草むらで餌食中、それをゆっくり橋上から観察。そのこたちを刺激しないよう遠回りで池に降り昼食タイムとなる。
午後の頭泉池では、今度はカワセミにゆっくりとご対面、オオバン・バンにカルガモの水鳥、コサギ・ダイサギ・アオサギとサギの揃い踏み、遠くの空に数羽のトビがカラスに追いかけられている。池への道中、「今日はシロハラばかりでツグミを見ないね」と言っていたら、そこへツグミが・・・ それからはツグミも複数確認。帰り道では、数人でしたがアカハラとクロツグミを見た人も・・・
冬鳥と夏鳥の交錯するこのシーズン、ここ大泉公園はそんな渡り鳥の中継地として知られていますが、冬鳥のシロハラ、ツグミ、アトリ、ヒドリガモと夏鳥のクロツグミ、ツバメが見られ、それを実感する一日でした。(・・・その他の夏鳥、冬鳥を見たとの情報も多くありましたが、我々と遭遇すること能わずでした。)(M.K、写真K.T)
アカハラ
クロツグミ
野鳥部会 3月活動報告
三月も後半に入ったのに最高気温が一桁という寒い一日でした。今年度最後の探鳥会です。河内長野駅に集合してすぐに石川に向かいます。橋の上からセグロセキレイ、カワウ、イソヒヨドリ。歩き始めるとカワラヒワの群れ。もろこし橋付近ではキセキレイ、住宅の庭でメジロ、ヤマガラなど順調に観察ができました。例年この近辺で良く見ることができるカワガラスには残念ながら出会えませんでした。田園地帯ではムクドリの集団やキジ、上空には早くも 渡って来たツバメやたくさんのイワツバメが舞っていました。昼食の場所では川岸でイカルチドリそして珍しくクサシギをじっくり観察できました。汐ノ宮に向かうと葦原でアオジ、川岸でツグミなどの冬鳥もようやくお出ましです。鳥合わせの結果は31種でした。
イソシギとクサシギはとても似ています。観察の機会が多いのはイソシギです。今回はクサシギを十分に観察出来ました。イソシギは留鳥として一年中観察できます。クサシギは主に春と秋の渡りの時期に見られる旅鳥、もしくは冬鳥として観察されます。一番の違いはお腹の白色部がイソシギは上のほうに切れ込んでいることです。クサシギには切れ込みはありません。又、クサシギの背中には白い点がいくつもあり、イソシギにはありません。飛翔時も違いがあります。飛ぶとクサシギは尾が白く、イソシギは白い翼帯が目立ちます。(M.S 写真 M.S & Y.S)
イソシギ在庫画像