10期生4月22日講座報告
4月に入ってぐずついた日が続くなか、この日は日頃の鬱憤を晴らすかのような快晴、まさに自然カレッジ日和。新年度2回目の講座は植物入門(草本)、講師はタンポポ調査で著名な木村進先生。
午前の座学では、タンポポ調査の意義について分かりやすく説明を受けた。身近な草花であるタンポポの在来・外来種の割合が環境を測る物差しになるという。今年は2015調査の年に当たり、タンポポ調査への参加の依頼もあった。
午後は西原公園での野外学習。ジョークを交じえた先生の熱い語り、引き出しの多さには感服。五感を使っての植物観察は自然との一体感を増してくれる。カレッジ生も観察に没頭、時間の経つのも忘れる楽しいひと時であった。手元にメモした野草の数だけでも優に30を超えた。少し物知りになった気分である。
木村先生のお話を熱心に聴講
スズメかな、カラスかな、それとも・・
フィールドでも真摯で前向き
雌雄異株のスイバ、雄株が圧倒的に少ないとか
観察に没頭、そろそろ教室に・・・
10期生4月15日講座報告
10期生最初の講座であり、わくわくしながら楽しみにしている様子。教室で、自然の見方、観察とは?「じっくりと見る」「目に見えないものを感じ取る」その視点を解説して頂き、いよいよ外へ。
午前の観察は会館の周辺で草木を観察。まずウバメガシの葉を触ってみて、今年の葉と去年葉の違いを実感。先生が、いい物みつけたと、手にセミの抜け殻。そしてセミの羽化のお話。今は木々の花が咲く季節とのこと。よく観るとクスノキ、モミジ、イチョウ、マツ等にかわいい花がいっぱい。
午後の講座は、西原公園でのネイチャーゲームでスタート。一分間ゲーム、グループ対抗色合わせ競技、花のネーミング大会。ゲームを通じて自然の見方、観察の楽しさを学んだ一日でした。今日の天気は、風が強く少し肌寒い一日でしたが、フィールドで雨に遭うことなく終了できた。
抜け殻でセミの種類
雌雄が解るそうな
ウバメガシの葉
よく観ると葉脈がとても美しい
イチョウの雄花と、葉っぱの赤ちゃん
この花に素敵な名前を付けましょう
天然のお花畑で草花の観察
10期生4月8日講座報告
4月だというのに東京では雪。冬が逆戻りした感のあるこの日、大阪でも小雨がそぼ降る寒い天候の中、ここ堺市立栂文化会館で2015年度の10期生開講式が行われた。
10期生18名、理事・スタッフ7名の出席のもとほぼ10時定刻に開始。まず新谷代表理事の挨拶。カレッジの成り立ち、歩み、現状等の説明も巧みな話術で緊張気味の場をすぐに和ませた。続いて、担当理事・スタッフの自己紹介、ガイダンス、集合写真撮影と式次第に従い、午前の部が進められた。
午後は10期生の自己紹介。饒舌な話は頼もしく、またお互いを知り合うに意義ある場となった。最後は3班に分かれての班会議。班長・副班長選出もスムーズに進み、遅れがちであった式進行も定刻15:00に滞りなく終了。
新谷代表理事の挨拶
10期生です、気分は一年生
3班に分かれて班会議、班長・副班長選出もスムーズに