13期生4月11日講座報告
| 開催日 | 2018年4月11日(水) 曇り |
| 講座名 | 自然の見方と観察 |
| 講師 | 田中 広樹先生 |
| 場所 | 堺市立栂文化会館 |
いよいよ、2年間の講座のスタート、これからの自然観察の心構えとして、自然の見方、とらえ方の5つの視点を講師の田中広樹先生に教えていただきました。
- 五感(観る・聴く・嗅ぐ・味わう・触れる)+心を使って観る。
- 同じところを観る。移り変わりに敏感になり、季節を感じる。
- アリの目、鳥の目などいろいろな視点で観る。
- 繋がりを観る。目に見えない営みに気づき、すべてのものは繫がる。
- 生き物の一生を観る。
早速、栂文化会館周辺の草木の観察をしました。ウバメガシの新芽を観て、触る。「どうして新芽は茶色なんだろう?」先生の何気ない話しかけにハッ!としました。「花見は桜だけじゃないよ。」と話されて、モミジの赤っぽい小さな花、イチョウやマツの木の雄花・雌花など木の花を観察しながら、具体的に自然の見方、とらえ方をフィールドで学びました。
午後からは西原公園で自然観察。落ち葉を座布団にして座り、沈黙の1間。通り過ぎていく風、木の葉の揺れる音、どこかでの鳥の囁き、木漏れ日、ふと、浮かんだ思い出などつぶやきが広がっていき、ほんのひと時ですが、“センス・オブ・ワンダー”の世界となりました。
その後、グループで4色の自然探しや野草(キュウリ草)の名前付けゲームを通して、身近な自然との触れ合いを味わい、会話も弾みました。最後に田中先生から「自然の大切さ、生き物の素晴らしさ、命の尊さをわかる人になってください。」とエールを頂き、講座を終えました。






