大阪シニア自然カレッジ

14期生講座報告

14期生12月15日講座報告

開催日2021年12月15日(水) 晴れ
講座名粘菌の観察
講師川上 新一先生(和歌山県立自然博物館)
場所堺自然ふれあいの森

コロナ禍、何回も延期中止になっていた念願の「粘菌の観察」講座が開講できました。粘菌とは?英語でSlime Mold(ネバネバした菌)の和訳でアメーバ細胞やその集合体が分泌していることから名付けられた。近年、DNAを調べる手法が進歩したことにより、粘菌は植物でも動物でも菌類でもない生き物!であり、単細胞のアメーバ細胞を有する「アメーバ動物」というグループに属することになった。世界では変形菌(真性粘菌)が1000種以上日本では約600種が確認されているらしい。子実体から風で飛ばされた10ミクロン(0.01ミリ)の胞子は成層圏まで上がることも確認されており、変形体は一時間に数ミリ~数センチも移動可能でき、バクテリアやキノコを餌とする事によって植物の分解を遅らせ森の生態系を維持する自然界での役割を果たしている。そして粘菌は「森の宝石、森の妖精、森の魔術師」などと呼ばれてますよと川上先生は可愛げに言われてました。彼の南方熊楠(ミナカタ クマグス)の研究や「粘菌が迷路の最短の道を選び移動する発見」でイグノーベル賞を受賞したことも面白い話題で、データでは色々な変形体の写真見せてもらい興味が湧いてきました。

午後はふれあいの森の中を観察と採集にスタート。今は見つかる数が少ない時期にあたるが気持ちは前向きにと森の中に入って行った。シイタケ栽培木に付いている個体を見つけた「ムラサキホコリ」と同定やったー!それから木をひっくり返しひっくり返して見つけたと判定はキノコです・・・残念!ひたすら朽ちた倒木を探し回るのはまるで宝探しのようです。見つかるのはほぼキノコ類でロクショウグレラキンとかヤマンバノカミノケなど変な名前のキノコでした。教室に戻って先生持参くださった個体を顕微鏡で観察し子実体の形態の不思議、美しさや動いているのに講座生も更に興味が湧きました。粘菌ロボットや粘菌コンピューターのへの開発が模索されようとしている。ぜひ期待したいと結びました。(hiro)

14期生12月8日講座報告

開催日2021年12月8日(水) 曇りのち晴れ
講座名野鳥入門➁
講師久下 直哉先生
場所大阪城公園

心配していた前日の本降りの雨も上がってくれ、JR大阪城公園より久しぶりの久下先生の講座です。先ずは①双眼鏡の使い方、②野鳥の見つけ方と伝え方、③今日出会いたい鳥のお話を確認した。きょうは止まっている鳥、エサを探している様子を中心に見つけて行き、野鳥が止まっている木を時計に例えてその方向を伝える技術を教えてもらった。次に鳥の基本種類を覚えることで鳥の見分け方につながること、大きさではスズメ、ハト、カラスの順で判断すること、色、くちばしや頭や尾っぽの形、歩き方等々である。今日の出会いたい鳥カワセミ、ジョウビタキをめざしてスタート。

東外堀では、水鳥たちがシベリアからやって来てましたが数はまだまだ少ない様子。オオバン、ホシハジロ、ハシビロガモ、アオサギなどや、オカヨシガモ、ヨシガモ、コガモも少数見つけた。カワセミが午前中に現れるというポイントで少し粘ったが残念となり梅園で昼食をとりました。

午後はお天気も晴れ少し暖かくなっていい感じです。内堀ではハシビロガモ、ヒドリガモ、マガモやツグミ、ハクセキレイなど狙いのジョウビタキはまだ。桜門の内堀ではヌートリアを見つけてワイワイがやがや、天守閣を廻っての所でやっとジョウビタキが出てきてくれホッとひと安心、更には帰りの外堀で先生が鳥の声を聞きつけてくれ・・・とうとう念願が出てきてくれました、背中のとってもきれいな青色をしたカワセミです。最後の最後に登場とは粋なもんですな! 鳥合わせで28種類確認できました。お疲れ様。(S.H)

14期生12月1日-2日講座報告

開催日2021年12月1日(水) 曇りのち晴れ、2日(木) 晴れ時々曇り
講座名西はりま天文台1泊研修
講師施設担当者
場所兵庫耐震工学研究センター、大型放射光施設スプリング8
兵庫県立大学西はりま天文台、兵庫県立人と自然の博物館

やっとコロナ感染拡大が収まり14期初めての1泊研修。感染防止対策をしっかりして出発です。最初は大型耐震実験施設(E-ディフェンス)の見学。実物大の構造物を使い破壊のメカニズムや耐震効果を検証し、地震から人命を守る構造物の設計を目指す世界最大級の実験施設です。実物大の規模の大きさに驚き、簡単な補強でも効果はあることが分かり地震対策の必要性を再認識しました。次に訪れたのは世界最高性能の放射光を生み出せるSPring-8。放射光とは電子を光と同じ速度まで加速し磁石で方向を曲げたときに発生する強力な電磁波のことで、電子ビームを発生させ光速近くまで加速させる放射光発生装置と円形の軌道に貯めておく光源専用蓄積リングで構成されています。また、電子銃で700mのビームラインを走らせSPring-8の10億倍の明るさのX線自由電子レーザーを発生させる「SACLA」は物質を原子レベルで解明し、ものを観る、創る、治す、加工することが可能で世界最高性能の研究施設だそうです。ちょっと難しい内容でしたが世界一のすごい施設であることは実感できました。

西はりま天文台では2mの「なゆた」望遠鏡は300倍に見えます。最初は雲が出て限られた方向での観察でしたが木星、アンドロメダαやぎ座の星雲などを見ることが出来ました。 晴れ間が広がったところで外に出て冬の大三角や天の川、オリオン座、カシオペア座、ペガサス座やすばるなど満天の星を観察しました。

二日目の人と自然の博物館では6組でブロッコリーの「DNA抽出実験」皆さん理科の実験に真剣取り組みました。ブロッコリーと洗剤を混ぜてすり潰し食塩水で薄め、湯煎後冷やしエタノールアルコールを入れると白いモロモロした塊のDNAが取り出せます。6組すべて抽出に成功!! 今回は天候にも恵まれ大満足な1泊研修会になりました。(T.K)

14期生11月24日講座報告

開催日2021年11月24日(水) 曇り
講座名シダ類植物の観察
講師辻井 謙一先生
場所城山台地域会館・光明池緑地

ふだん何気なく見ているシダ植物。まずシダ植物各部位の説明、生育時期、根茎の形などを教わる。聞きなれない難しい用語に戸惑いながらも先生が採集された数種類のシダをルーペで観察し始めると資料を確認しながら熱心に見入っていた。シダ植物は種子植物と同じように葉、茎、根があり葉の細胞には葉緑体があり光合成も行っている。種子植物と違う点は、葉の裏側に「胞子嚢」があり中に胞子が入っている。この胞子によって子孫を増やしている。葉身の形と分岐の仕方、胞子嚢のつき方など、学ぶことはいっぱい。ウラジロ、ベニシダ、ゼンマイ、ワラビなど聴き覚えのある名前がでると身近に感じることが出来た。

午後は、光明池緑地でのシダ植物の観察。細い道を分け入ってシダを見つけては、名前を忘れないように呪文のように繰り返しながら資料とにらめっこ。階段の隅にくっつくようにして育つマツバランは、茎だけで葉も根ももたない。ひっそりと立っているフユノハナワラビは、夏場休眠し秋にワラビのような花穂のような胞子葉が伸びることから名付けられたそうである。お正月飾りに使うウラジロの群生地など沢山の種類のシダ植物を観察。皆さんいったい何種類の名前を覚えたでしょうか。(S.N)

14期生11月17日講座報告

開催日2021年11月17日(水) 晴れ
講座名九度山散策と紙すき体験
講師九度山まちなか語り部の会山根さんご夫妻
紙遊苑 下西さん
場所九度山町街中と紙遊苑(紙すき)

綺麗に晴れてくれたお天気の中、午前は九度山まちなか語り部の会山根さんご夫妻に九度山街中を大石順教尼記念館~真田の抜け穴(真田古墳)~真田庵~道の駅「柿の里くどやま」~慈尊院~丹生官省符神社~勝利寺、紙遊苑までの案内を受けた。大石順教尼記念館ではビデオでの説明と順教尼さんの記念品の説明を受けました。真田庵では10年住んだ真田親子の生きざまと寺の由来を説明もらい、世界遺産の慈尊院は高野山参詣道町石道、奥之院までの180本の始点、丹生官省符神社も弘法大師が創建し本殿が世界遺産に登録されている。勝利寺横の紙遊苑の縁側をお借りして昼食。

午後から紙すき体験の開始です。弘法大師から伝えられたとの「高野紙」の説明、原料の楮(コウゾ)木を釜で蒸し、皮をはぎ、灰で煮る、叩いてほぐして繊維状にし、水に溶かして最後に粘液状のトロロアオイを入れて粘り気を付けての工程を経てやっと紙すきができる状態となる。我々はこの紙すきのみの体験だが、材料を準備する苦労がよく分かった。さあ、紙すき体験の開始です。奥から手前への引き方、枠を水平に、厚みを均一になど先生の付きっきりの指導でなんとかすけた後は天花粉を塗った長板に乗せ、しっかりタオルで拭いて乾燥させる迄たどり着けました。皆さん真剣に取り組んでましたネ。完成した紙は思い出の講座修了証書となることでしょう。帰路は名産の富有柿を買って一路九度山駅へ。(hiro)

14期生11月10日講座報告

開催日2021年11月10日(水) 曇りのち晴れ
講座名奈良公園の巨樹観察その②
講師グリーンあすなら代表甲斐野幸一先生とスタッフ2名
場所春日奥山北部遊歩道

2年ぶりの奈良の巨樹観察講座で南部遊歩道・滝坂の道を予定していたが、荒れていて危険とのことで北部に変更した。当日朝まで雨が降っていて、心配しましたが幸い止んでくれました。春日大社本殿前に樹齢700~800年のナギの木に感嘆の声と一言主神社での一言御参りからスタートした。水谷神社横のイブキ(ビャクシン)の巨木に圧倒され、フジが巻き付いても頑張ってるケヤキを見ながら遊歩道に入っていった。ブツブツ木肌のカラスサンショの自分の身を守る術と触ったらとても痛い感触を実感し、えぐい意味から来た磨りつぶして魚釣りに使うエゴノキの丸い実、傷口を守るモミのヤニはモミの涙と言い、セメダインの匂いがしました。ここ春日山原始林は世界自然遺産ではなく、文化遺産に登録されているのは何故か?それはこの森は東大寺、興福寺、春日大社の修験の山であり、人の手が入っていた為、との事。(なる程・・)

この原始林を構成する木で目立つのはナギであり、鹿が食べないし、日陰でも成長可能だ、何よりもここでは神木とされているからだ。しばらく進むと倒木が目立ってきた。台風の風で倒れたモミはめずらしく樹胴が朽ちてない樹齢250年、ツクバネガシはカシノナガキクイムシの害を受けた倒木が多く見られた。巨樹を見つけて2年前に習った測り方を思い出し根元から1.3mの高さの幹回りを測定 3.38mのモミの木だった。それから樹齢1300年、幹周10mのスギのサンプル用紙での木の大きさを実感させてもらった。遅い昼食後は強風の中、若草山山頂から奈良盆地の雄大な景色に、いにしえの想いを馳せました。下りは春日山原始林を横から構成している樹木を観察、最後は。シデの羽形の種子と飛ばす季節を待っているお話で締め、1日甲斐野ブシに浸った日でした。(S.H)

14期生10月27日講座報告

開催日2021年10月27日(水) 晴れ
講座名キノコ観察②
講師下野 義人先生
場所光明池緑地 (和泉市)

14期生は2年ぶりのキノコ観察講座です。午前の座学では先生から「前回説明したことを覚えていますか」との質問に皆さん顔を見合わせ苦笑い。前回の復習としてキノコとはどんなものか、分類や役割、生え方や調べ方から毒キノコの見分け方そして関西でよく見られるキノコを映像で説明してもらいました。先生はベニタケを研究されていますが、今年新しい種類を発見し「リュウコクヒメベニタケ」と命名して発表したそうです。

今日も新種を発見できるか期待を膨らませ光明池緑地へ。キノコの見つけ方を教えてもらいながら引っ付き虫もなんのその生えていそうなところに分け入り、木や枯れ木の株などに生えているヒイロタケ、スエヒロタケ、ハナビラニカワタケ、クジラタケ、マンネンタケや地面から生えているクロハツ、ヤグラダケ、ヒトヨタケの仲間などのキノコを見つけました。

昼食後は採集したキノコの名前や特徴などを詳しく説明を受け約30種を同定しました。キノコは種類が多く似ているのでよく調べてみないと分からない。現地での観察は、図鑑を見ながら色、形、カサ、その裏のヒダ、柄と下にあるツボの有無、そして匂い、味などにより判断しなければならないとのことです。赤いキノコを見つけた時、先生はカサやヒダ、柄、周辺の樹木の状況そして味見をして「辛い」ということでチシオハツと同定され、カキシメジも「苦い」と自ら味を確認されました。今回は専門家の指導の下での観察でしたが毒のあるものも沢山あり素人だけでは注意が必要です。

今日採集したキノコの中には先生が持ち帰って調べるものもあり、新種発見の可能性も楽しみです。しばらく晴天が続いていたため少ないのではと思っていましたが、講座生の中に「キノコ採り名人」も現れ、多くのキノコを見つけることができました。(T.K)

14期生10月20日講座報告

開催日2021年10月20日(水) 曇り
講座名ウミウシ観察
講師田中 広樹先生、補助スタッフ5名
場所加太・城ケ崎海岸

可愛いめでたいでんしゃに揺られて「加太駅」到着。城ケ崎海岸まで歩くこと30分。強風が吹き荒れ波も高い。東屋で講師より「全員見つけるまで頑張りましょう!」力強い言葉と補助してくださるスタッフの紹介のあと、ウミウシの見つけ方を教わる。潮がひいたあとの潮だまりや石の裏側にくっついているので、石をとにかくひっくり返すと見つかるそうである。磯観察で守ることは、動かした石は必ず元の位置に戻してあげること。強風の中、注意しながら海岸へ降り観察開始。石をひっくり返す作業をひたすら続けると「オカダウミウシ」「アカボシウミウシ」「クロシタナシウミウシ」「メリベウミウシ」「ユメウミウシ」「トトロウミウシ」全身がきれいな青に黄色の斑紋、それに赤い触角をもつ鮮やかな体色の「アオウミウシ」など13種採取できました。

ウミウシは、殻がなくなった巻貝の仲間。季節によって見つかるウミウシは変わるそうです。大阪の海には、分かっているだけで200種類以上のウミウシがいます。か弱い生きものだが生き延びるために、まずいものを食べて美味しくない体になって敵に食べられないようにすると聞き驚いた。ルーペで採取したウミウシを観察しおしゃれな姿を見てウミウシの可愛さに感嘆の声があちこちに。強風にも負けず童心に返り楽しい講座となりました。(S.N)

ピンク色のキュートな外装 めでたいでんしゃ
見て!見て!これウミウシかなぁ?
オレンジ色の細かい斑点があるアカボシウミウシ
蓑(みの)のように見える?イズミミノウミウシ

14期生10月13日講座報告

開催日2021年10月13日(水) 曇り
講座名里山の植物観察
講師桑田 幹雄先生、泉谷 一弘先生
場所流谷・ボ谷

レトロな駅舎の「天見駅」に集合。なつかしい風景が広がる中、ボ谷林道へ向けて出発。林道の脇など日当たりの良い場所に自生するヒヨドリバナ、オミナエシに姿形は似ているが花の色は白く姿たくましいオトコエシ、穂に綿毛がないアブラススキ、草むらのようになって小さな集団を作るイヌタデ、カラスウリ、スズメウリ、イナカギクなど植物リストをチェックしながら次々と出会う植物に興味津々。ツリフネソウの群生地では、実を押さえると種子が飛び散る「種子飛ばし」が面白く何度も繰り返し笑い声があちこちに響きました。

八幡神社での昼食後、「里山の野草、雑草」の講義。里地・里山とは①人の手が入った自然②自然を利用した人間の生活がある場所のこと。また雑草の定義、生態系に被害を及ぼす特定外来生物(植物)についてなど身近な問題として考えさせられました。

午後からは、流谷へ向かって散策開始。よく似た草花のノコンギク、ヨメナの見分け方は、葉の形状、冠毛などを見て確認するがなかなか難しい。アキノタムラソウ、クワクサ、黄色で愛らしい花のノアズキ、つりがね型で花冠の先が反り返るツリガネニンジンは、果実が5角形と特徴がある。淡い紅紫色のキツネノマゴ、淡黄色のアキノノゲシなど沢山の植物をゆっくり丁寧に教わり天候にも恵まれ充実した講座終了となりました。(S.N)

14期生10月6日講座報告

開催日2021年10月6日(水) 晴れ時々曇り
講座名自然公園の植物観察
講師武田 敏文先生、他3名(NPO法人日本パークレンジャー協会)
場所ほしだ園地(交野市)

長かった緊急事態宣言が解除され初めての講座です。皆さん久しぶりに顔を合わせて自然と笑顔に。今日のフィールドの「ほしだ園地」は大阪府民の森と呼ばれる公園の一つで自然との共生をテーマに自然を生かしたハイキングなどの出来る公園です。準備運動で体をほぐし3班に分かれて七夕伝説の天野川に沿って「星のブランコ」を目指し出発。

秋は花が終わったあと植物が繁殖のため種を飛ばしたり引っ付いて移動したりする季節です。オナモミ、イノコヅチ、チカラシバやミズヒキなどが衣服にひっつき、中でもアレチヌスビトハギは強力でした。また、アレチヌスビトハギは花に軽く触れるとパッと開きます、虫が止まることによって花が開き受粉しやすくなるそうで皆さんこの原理に感心して試す人続出です。ハイキングコースを歩きながら桐の実を観察、中から2㎜×4㎜ぐらいの白い半透明の小さい種子がいっぱい出てきました。 また、山ブドウ、コブシ、タラ、そして葉っぱが波打ち、風でそよぐところから命名されたというソヨゴなど植物の特徴や由来、そしてヌルデ、ウルシ、ハゼなどかぶれを起こす注意が必要な植物を説明してもらい自然を楽しみながら休憩所のピトンの小屋に到着しました。

昼食のあとは都市公園と自然公園の違いや大阪府民の森について野外講座です。自然公園は都市の公共施設である都市公園と違い、自然の景勝地の保護や生態系の保護、生物多様性の確保を目的とするなど時代の流れに伴い変遷してきた。現在、府民の森として9園地あるが自然保護だけでなく植栽もして環境学習の場として利用されているということを学びました。

ピトン小屋から約30分で目的地の「星のブランコ」に到着。「星のブランコ」とは全長280m高さ50mの国内最大級の木床版人道吊り橋です。皆さんその高さに驚き、最初はこわごわ渡りはじめましたが真ん中ではスリルを味わいながら眼下に広がる緑の景色を見て空中散歩を楽しんでいました。4人の先生による丁寧な説明やガイドで楽しく無事終えることが出来ました。(T.K)