14期生5月15日講座報告
前日の雨で心配していた天気は、うってかわってさわやかな、快晴の講座日和になりました。今回、初めての日本野鳥の会大阪支部よりの講座です。
午前の座学は鳥は一億五千年前の始祖鳥から現在の28目1万種にに至る歴史や特徴、飛び方、分類、鳥の識別の講義と鳴き声の「さえずり」「地鳴き」の違いを音声で聞けてよくわかりましたが、映像がなかったのは残念でした。
午後は大泉緑地に移動しての受講生初めてのバードウオッチング開始です。まず久下先生の双眼鏡の使い方から開始です。説明の一つ一つにへーっ、えーっとの声が上がっていました。そして大池の水鳥ウオッチングからスタートです。カイツブリ、中の島のカワウ、アオサギの営巣中のひなの姿も見られ、みな一喜一憂です。少し移動してのコサギ、カルガモの夫婦も、じっくり観察できました。
最後はチェックリストにより「鳥合わせ」です。16種類と少なかったですがその分集中してじっくりと見られました。初めてのウオッチングと気持ち良い自然にひたった一日でした。
初めての望遠鏡にわーっ アオサギ きれいわー。
全員注目は、シジュウカラORスズメ?
カルガモのご夫婦
奥様はお昼寝タイム
14期生5月8日講座報告
さわやかな天気の中、連休明けの講座スタート。
午前は、植物の分類、樹木の定義、そして競争優位に立つための生存戦略について教わる。時間的優位、空間的優位、ブロック塀の隙間や動物と共生して生きる植物(ニッチ確保)など、生存戦略を立て勝ち残っていくことで毎年成長していく。植物のたくましさに感服する。
午後は、新緑まぶしい西原公園でのフィールドワーク。ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ムクノキ、アラカシなどの葉っぱを見分ける。よく見るとそれぞれ特徴があり少しずつ違いが分かり質問も活発に。クスノキ林で立ちどまりショウノウの香りに癒されリラックスタイム。観察中にコナラの小枝に虫こぶを発見!触ってみると柔らかいじゃがいも風。皆さん興味津々で、切り裂いてルーペで確認することに決定。
先生によるとクリタマバチかコナラタマバチの可能性ありとのこと。この日一番の盛り上がりだった。青空の下16種類の樹木を観察し植物への関心が深まった1日となった。
見分けつきますか?葉っぱも個性豊かです。
どことなくレトロな香りがするクスノキ。
虫こぶに人だかり!無臭でした。
14期生4月24日講座報告
午前の講座のメインは先生のライフワークのタンポポ。
これまでの調査では、在来種の「カンサイタンポポ」と外来種の「セイヨウタンポポ」の比率は宅地開発などにより外来種が年々増えていたが、近年、外来種は減少傾向にあり、両者の雑種が急増しているとのこと。在来種と外来種の見分け方やノゲシやブタナなど似た種類との識別法、名前の由来や、タンポポに最も近い植物は?(答えは「レタス」)などクイズ形式での説明もあり、楽しくタンポポの特徴を学びました。
午後は、先生お手製の野草ミニ図鑑を片手に、公園を歩きながら白詰草の名前の謂れや20種以上の野草について、名前や花・葉、交配の仕方、種の飛ばし方などそれぞれの特徴を教えていただき、皆さん普段気に留めていない身近にある雑草の生きる知恵に感心して、見る目が変わったようでした。
今年はタンポポの分布調査年です。外来種の割合で環境の変化が分かります。
これはスイバです。スイバの葉にはシュウ酸が含まれているので、酸っぱいのです。
関西では珍しいシロバナタンポポ。 堺でも咲いていました。
14期生4月17日講座報告
まず、「生活体験から生きる知恵を学ぶ」「笑う事で免疫細胞を活発化させる」今日は何か一つ掴んでくださいね、との話からスタートしました。人はケガや事故にあうと不安になり、助けを求めます。「気づかい、励まし」と「手当」で気持ちを落ち着かせてあげる事が大事とのことでした。
午前中は傷の手当や保湿バンソウコウ、蜂の対策、三角巾のたたみ方や使い方を学び、午後はAEDの使い方と胸骨圧迫(心臓マッサージ)の体験を人形のジミー君を相手にしての実技で皆さんはりきり、息切れ状態でしたネ。続いて防災の講義では、災害時の準備として用意された「仮設段ボール組立トイレとテント」で、これいいねとの声も上がっていました。最後に防災士の森山さんのアイちゃん人形と腹話術での避難訓練で今日の講義は終わりました。今年度の講座も事故やケガの無いように・・・。
三角巾で止血手当中上手く出来たか?
ジミー君の心臓マッサージ中、息切れ・・あーしんど
これが簡易トイレです
14期生4月10日講座報告
雨模様の中14期生の講座がスタートしました。
「五感を使う」「何度も観る」「色々な視点で観る」「つながりを観る」「生き物の一生を観る」この5つの視点を身につけることが大切。また身のまわりの自然の中での命の営みやうつり変わりに興味を持つことで自然観察を楽しめる。何よりも大切なことは、観察して気づいたことを人に話すことである。
自然観察の心構えを教えていただき寒風の中、文化会館周辺の草木を観察へ。ウバメガシの新芽観察、可愛いモミジの花、イチョウの雄花と雌花の違いなどユーモアを交え分かりやすい先生の説明を聞き、受講生も緊張が解け和やかな雰囲気になりました。
午後からは雨もやみ西原公園での観察。1分間ゲームで風の音、鳥の声などに心洗われ頭もスッキリ。色合わせゲームでは会話もはずみ笑い声も増えました。葉を揉むとキュウリのようなにおいがすることに由来するキュウリグサなどふだん何気なく見過ごしている雑草の可憐さに感動し様々な新たな発見をした講座となりました。
初めての講座で皆さん熱心に聞き入っています
イチョウの雄花と雌花の説明に感嘆!
薄青色がきれいなキュウリグサ
14期生4月3日講座報告
爽やかな気候で五分咲きの桜が咲く中、14期生の開講式が定刻通り、おこなわれました。
新谷代表理事の挨拶とカレッジ設立、主旨、現状等運営の話からスタート。ガイダンス、集合写真撮影、昼食後受講生皆さんのお話上手な自己紹介、班別会議での班長、副班長がスムーズに?選ばれて、この日のスケジュールが終わりました。
さあ、来週から講座がスタートします。
集合写真
新谷代表の挨拶とお話し
班会議