19期生 7月8日講座報告
今日は大仙公園横にある堺市緑化センターに集合し、緑化入門の講座です。前半はハイドロカルチャー・サンドアート作成から綺麗な鉢植え作品作りの体験ができる講座、後半の緑化入門では植物のしくみ、剪定方法など学べ、少し剪定の体験もできるもので、楽しみです。
井上先生は丁寧な説明で、ハイドロカルチャー・サンドアートの構造と作り方、育てる注意点などわかりやすく教えてくれます。説明を聞いた後、まずはハイドロカルチャーの作成からです。ハイドロボールをプラスチックカップに少し入れ、テーブルヤシを植え、根をしっかりと固めるようにハイドロボールを追加していきました。植え加減を確認できたら、カラーサンドに移ります。もう一つのプラスチックカップをガラスカップに両面テープで注意深く中心に固定してから、10色ほどあるカラーサンドを少しずつ入れていきます。層状やデザイン性の在る形などいろいろな模様を作りながら、最後に砂を十分沈めた後、固め用の砂にて上部を固めて完成。ついで、ハイドロカルチャーのカップを入れれば、カラフルな鉢に植わったテーブルヤシの完成です。それぞれ、個性豊かな作品ができました。何年も育ち続けるでしょうか?水は控えめですよ( ^_^)。
午後は、堺市都市緑化センターの中嶌先生による植物(主に木本)の講座です。都市緑化センターは高度成長期に堺市の緑を増やそうと設立された施設だそうです。今回、樹木の構造、分類に加えて、土の管理、剪定方法を教えていただきました。枝の剪定は、切る方向に注意すると切りやすいとのことでしたが、トライしてみると太めの枝は結構難しい…。講義が終わると、センターの庭園の樹木観察に出発。暑い中でしたが、様々な樹木(珍しい樹木もたくさんありました)の名前、特徴を教えてもらいました。途中、自宅にある樹木の管理方法など質問も出て、今後のお庭の管理に役立ちそうな講座でした。(Y/M)
座学:ハイドロカルチャーとカラーサンドの特徴・作り方、イメージが少しずつ湧いていきます。
ハイドロカルチャーの作成、先生やサポートの方から細かな注意が入ります。
カラーサンドアートの作成、それぞれのこだわりが
感じられる作品ができていきます。
みんなのカラーサンド鉢植え作品集、個性豊かで綺麗にできました。
午後の講座:センターの中庭観察、温室には珍しい植物も多くありました。
19期生 7月1日講座報告
今日は2週前に昆虫入門で来た堺自然ふれあいの森に集合し、両生類と爬虫類の講座です。両生類と爬虫類と聞いただけで苦手な方も多く、休もうと思った講座生もいるほどでしたが、どんな講座になるのでしょうか?
緒方先生は子供たちにも教えることが多いので、優しくわかりやすい講座をしてくれます。はじめに、爬虫類・両生類にはどんな物がいるのかとの問いから始まりました。蛇、蛙、亀などに加えて、ここにはいませんがワニやカメレオンまで挙げられました。引き続き、堺自然ふれあいの森の歴史と豊かな自然ができた経緯を学びました。江戸時代から発展してきた堺市の中で、南端にあり、130年前から都市化されずに自然を維持してきたところだそうです。動物・植物の状態を調べ、維持に務める作業を続けて自然を保護しているとのこと。そして、この森に居る爬虫類の写真を見ながら後で採取に向う準備が進みました。
天気が崩れる前に採取に出発。植物の隙間、田んぼ、小川や水路などちょっとした隙間を探しながらターゲットを探します。暖かいところが好きだけど、暑いところは避けて餌を探す。そんな生態をたよりに、排水溝のトカゲ、田んぼの蛙・オタマジャクシ、トカゲなどを見つけ、素早く逃げる動物たちを網や素手で捕まえます。途中メモなど取りながら、逃げ足の速い蛙やトカゲを追うことは大変でしたが、手足の生えかけたオタマジャクシ、アカガエル、カナヘビなどを捕まえることができました。雨が強くなる前に早めに切り上げて、動物たちはリリースし部屋に戻りました。
午後は、爬虫類と両生類の違いをクイズ形式で学びました。在来種として、トカゲは32種、蛇は40種、亀は10種だそうで、繁殖方法、卵の状態、耳の有無、目の数やまぶたの違い、呼吸方法(えら・皮膚・肺で親子でも異なる)などの意外な違いを学ぶことができました。また、マムシの標本の瓶も手に取って間近に見る経験もできました。今まであまり触れあいたい対象ではなかった爬虫類と両生類でしたが、講座を通して親しみが湧いてきて、「よく見ればかわいい生き物」であることに気づくことができました。(Y/M)
座学:ふれあいの森の成り立ちとここに生きる爬虫類と両生類
採取へ出発します
採取した動物たち
午後の座学:爬虫類と両生類の違い・生態をクイズ形式で学びます
19期生 6月24日講座報告
今日は河内長野のノバティホールに集合し、地質観察講座(1)です。佐藤先生のイチオシ「私選ジオパーク『汐ノ宮・石川・嶽山』」の紹介を中心に、地質・地形・岩石・鉱物に着いて学びます。ジオパークとは地形・地質から地球の歴史・生き物・文化・産業などを学べる場所と定義されており、日本に48箇所、内11カ所がユネスコ世界ジオパークに登録されています。今回の見所としては、①溶岩の観察(柱状節理・火山岩/鉱物・湧出ガス)、②様々な岩石、③ゾウの足跡化石、④見やすい地形(段丘とその年代調査)、⑤嶽山の地形・地質(歴史を推定)だそうです。柱状節理の形やでき方、炭酸ガスの湧き出すしくみ、火成岩の分類などを学ぶことから、大地の動きを知ることができることがわかりました。南大阪の地層・地形からゾウの足跡化石やワニの化石を見ることができること、それは地質形成を通して必然であり、年代も火山灰層(2.7万年前の姶良カルデラ)からわかることなどを学びました。最後に嶽山・汐ノ宮溶岩は1500万年前の火山活動によりできた物で、瀬戸内海の火山帯と連動したものであり、地球の動き・日本列島の成り立ちにつながる活動の一部であるとのこと。身近な地元の低山や川が日本列島の成り立ちにまでつながるとは、その奥深さに驚くばかりでした。
汐ノ宮に出向くと、あいにくの雨のため、まずは願昭寺からの景色を見ました。遠くにみえる大きな丘が河岸段丘であり今の石川を作ったこと、石川の河原まで降りると安山岩、砂岩、泥岩などの見分け方を学び、身近な石が地球スケールの動きの元に「そこに在る」ことに気づける興味深い講座でした。(Y/M)
座学の様子と講座の内容
汐ノ宮から願昭寺に移動、ちょっとしんどいけど、高いところからの景色を見ます。
景色を通じて、石川のでき方を聞き、ちょっと驚き!
石川河原(雨のため溶岩島までは行かず)での地層・溶岩と鉱物見学
(柱状節理・炭酸ガス写真は過去の資料より)
19期生 6月17日講座報告
今日は堺自然ふれあいの森に集合し、昆虫入門講座です。世界中の生物140万種のうち、虫は何種類?そんな質問から始まりましたが、答えは100万種、そのうち日本には10万種程度で欧州全土並みの種類とのこと。これは南北に長く高山も多い日本の多様性ある気候が影響しており、島の成り立ちなども影響があるとのことです。生物には「目」という一番大きな分類がなされますが、昆虫が最も多く日本には28目がいます。「目」のしたに「科」があり、カメムシ目が最も多く蝉やアメンボ、ヨコバイ、ハゴロモなどが含まれます。虫自体、足が6本で体は3つに区別でき、口が針状など見た目の多様性が広い生き物です。このように分類や進化の過程での変化などの説明に加えて、クビアカツヤカミキリを観ながら、外来種についても説明を受け、天気が崩れる前にフィールドに出て、虫取り網、籠を手に採取に出発しました。
午後からは、3グループに別れ、昆虫1400、鉢ヶ峰の昆虫、甲虫・蝶。蜂・鳴く虫・ハムシそれぞれのハンドブックなどを観ながら、先生のアドバイスももらい同定作業に取り組みました。取り出して観察し、虫眼鏡で見て、図鑑などからなんとか30種類以上を同定しました。
最後に、採取した昆虫たちには、しばし自由を奪ったことに謝意を持って、篭やカップ・袋から出して自然ふれあいの森へリリースしました。今まで虫は退治する物で、観察の対象ではなかった人も多いようでしたが、これからは「どんな個性的な形?」、「何目の虫?」など、少し興味を持てるきっかけになりました。 (Y/M)
座学の様子と先生の映像
ふれあいの森での昆虫採集
昆虫の同定風景
採取した昆虫①
採取した昆虫たち②
同定した昆虫たち:38種(以上あったと思われます)、その他不明な物も多数あり
コウチュウ目:ウリハムシ、オバホタル、チビクワガタ、オオゴミムシ、クロマドホタル、ヒゲコメツキ、 コガネムシ、ツチカメムシ、アトモンサビカミキリ、ナナホシテントウ、 ナミテントウ、オオオバホタル、 (12種) ハチ目:セイヨウミツバチ(1種) チョウ目:ベニシジミ、クロコノマチョウの幼虫、ヒトリガの幼虫、ルリシジミ、ミヤマシジミ、 クロコノマチョウ、カノコガ、モンシロチョウ、ホシホウジャクの幼虫、ギンボシヒョウモン、 オオウスベニトガリメイガ、アワノメイガ (12種) ハエ目:アブ、アオメアブ (2種) カメムシ目:タデマルカメムシ、チュウゴクアミガタハゴロモ、ナガメ、チャイロカメムシ、キドクガ、(5種)トンボ目 ベニトンボ(1種) その他 バッタ目:カマキリ、ヤブキリツユムシ(幼虫)、キリギリス、エンマコオロギ、ショウリョウバッタ(5種) その他 昆虫以外:ササグモ
19期生 6月10日講座報告
今日は河内長野市のラブリーホールに集合し、ネイチャーフォトの講座です。ネイチャーフォトとは自然の風景を撮影した写真で、動植物や風景を写した物です。それだけ聞くと当たり前の写真ですが、新たな見方を発見できるでしょうか?。まずは、1998年の年代物のデジタルカメラ(130万画素)の写真からカメラの歴史に入りました。その後の技術発展により、大きな進化があり、今では携帯電話に数千万画素のカメラが載る時代です。引き続きカメラの仕組みやマクロ撮影の方法などを学びました。今の携帯カメラは高性能な物が多いですが、百均ショップで入手できるマクロレンズでかなりの接写ができるとのこと。先生手作りの撮影小道具、昆虫・植物の映像を交えながら説明を受け、アケボノソウの蜜腺にきれいに並ぶアリ、幼生を抱くカメムシなどの興味深い写真を観ることができました。撮影の「こつ」としては、「片手で持ち、柔らかくシャッターを押し、動かないように」と習い、持参したカメラやスマホを使って十円玉や千円札の細部を写してみました。高倍率のスマホも多く、割と簡単に微細な写真が撮れていました。また、焦点深度合成を使うとマクロ撮影写真での奥行きのピントも合わせられることも学びました。
午後からは中村公園に出て、先生の説明の元、自然の草花、昆虫撮影に挑戦しながら散策しました。暑さもあり早めに切り上げましたが、部屋にもどると隣の人と自分が撮した写真同士で対決をし、お互いの作品を楽しみました。その間、先生はそれぞれの写真を見ながら丁寧にアドバイスを頂き、質問をしたりもしました。
最後に先生のお宝動画鑑賞会です。ミツバチの巣の様子、スズメバチの攻撃、バッタ・トンボ・ナナフシの交尾など感嘆の声も上がる映像がいっぱいでした!
どこにでもある小さな花や虫たちの世界ですが、私達も自慢ができる写真が撮れそうな気になりました。身近な小さな世界を少し気にかけて、頑張ってみましょう! (Y/M)
座学の様子と先生の映像
マクロ写真と焦点深度合成
公園での撮影会と作品評価
阿倉先生の動画鑑賞(YouTubeも視聴可)
19期生 5月27日講座報告
今日は河内長野市のくろまろの郷に集合し、淡水魚入門講座です。講師は元高校教諭で科学教室力塾 塾長の小川先生、教え子の桶土井先生で、木根館にて「魚の生態」について学びます。フナのひれはどんな形?卵の生み方、数や子育て方法などについてのクイズを交えながら、変わった生態の魚や、希少生物について学びました。また、大阪の河川(淀川・大和川)は海であった歴史から、緩やかな勾配によるワンドを代表とする豊かで個性的な自然について、そして、鮎の生態と高校生による石川での復活への努力など様々な切り口で魚について知ることができ、自然の保存の大切さと復元の難しさも学びました。最後に「たも網」による採集方法の説明を受け午前中は終了しました。
午後はやや雨が降る天候の中、石川に移動し先生の投網を観た後、たも網による採集に挑戦します。みんな川にジャブジャブ入り、石を動かし、移動しながら一生懸命魚を探します。先生から「今日は水も少なく魚は少ないかも?」と言われましたが、なんのなんの!ヨシノボリ、ドジョウ、カワムツ、エビ、メダカなど予想以上の豊漁で、「ヨシノボリとれた!」「ドジョウ!」と声をあげながらの採取でした。そして最後に、メダカの雄雌や、種類による模様の微妙な違い、観たことのない生き物についても説明を受け、楽しく魚とのふれあいがでました。(Y/M)
座学の様子・クイズや講義内容
桶土井先生採集の世界の魚、珍しくて、でかい!「少年の水族館」
靴を履き替え、石川に入り、魚採取に挑戦。いろんな魚を捕まえて水槽に入れていきます。
本日採取した生き物たち(一部)
※今日採取した魚(生物)たち
オイカワ、ヨシノボリ、カワムツ、メダカ(雌雄)、マドジョウ、シマドジョウ、カワエビ、ザリガニ、イトトンボのヤゴ、サワガニ、カワニナ 以上11種(以上)
19期生 5月20日講座報告
今日は栂を初めて離れ、大泉緑地に向い野鳥入門講座です。講師は元日本野鳥の会の寺尾先生にお願いし、「鳥の特徴」の講義から始まりました。鳥は日本には約600種、大阪で100種以上を観察することができます。鳥は翼があって飛ぶことができ、卵を産み、骨格は軽くくちばしがあることがその特徴です。鳥類を見分ける「こつ」としては、大きさ、体型、嘴・尾・翼の形、色・模様、姿勢・動作、歩き方、飛び方、鳴き声などがあることを学びました。その特徴(嘴、腹の色)から名前がついているものもあり、それぞれの鳥にも、雄雌や親子で色が違う(羽が生え替わる)種があるとのこと。鳴き声では警戒時(地鳴き)、繁殖期(さえずり)があり、昔から「特許許可局、法法華経、お菊二十四、長兵衛・忠兵衛・長忠兵衛、仏法僧」などと言われている鳴き声を実際の録音と聞き比べ、みんな過去の人の耳に納得したり、首をかしげたりしていました。移動や渡りをする鳥などの説明を受け、最後に望遠鏡の使い方、図鑑の紹介を受け午前中は終了しました。
午後は大泉緑地に移動し、大泉池の中央休憩所から始まります。望遠鏡の使い方などを実際に教えてもらいながら、島や空の鳥の観察に挑戦です。先生に用意してもらった望遠鏡で子育て中のサギなどはたやすく見ることができましたが、今までの植物とは異なり、空を飛び、池に潜る鳥たちの素早さに望遠鏡が追いつかず苦戦します。時期の面から見ることができる鳥は少なめでしたが、池の島にはカワウ、アオサギやコサギなどたくさんの鳥を見ることができました。その後、羊広場方面でシジュウカラやカラスの巣、頭泉池に向いながら、コゲラの穴、ダイサギ、オシドリ、鳴き声をたよりにオオヨシキリなどを見ることができました。雨の予報でしたが、天気は最後まで崩れず、鳥類への興味も衰えずに講座は無事終了しました。みなさんの日頃の行いのおかげですかね?これから自宅で鳥の鳴き声が聞こえたら、「どんな鳥かな」と調べてみましょうか。(Y/M)
座学の様子:身近な鳥の見分け方や名前の付け方
雌雄で色違いの鳥、その他大泉緑地で観られる鳥たちと幸せの青い鳥(座学)
緑地公園内での観察風景
集合写真
本日観ることができた鳥たちの一部とその痕跡
※今日出会えた鳥たちは全部で下記の22種類でした。
オシドリ、カルガモ、キジバト、オオバン、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、 コサギ、コゲラ(声のみ)、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、 ヒヨドリ、ツバメ、オオヨシキリ、メジロ(声のみ)、ムクドリ、スズメ、カワラバト
19期生 5月13日講座報告
今日は前回の草本に続き、元高校で生物を教えられていた出原先生による、木本植物についての講義です。午前の座学は、標高(温度)差・降雨量差別の植物の生態系(バイオーム)を日本・大阪に当てはめての説明で始まりました。途中先生が若かりし頃、亜熱帯雨林が育つ父島と奄美大島で行った調査の苦労話(笑い話?)を交えながら、南大阪のバイオームについて、照葉樹林を中心とし、山間部では夏緑樹林、南部に暖地性植物、八尾周辺に花卉植物があることを学びました。草地から樹林に至る遷移には三百年以上かかることや、近年の害虫による松枯れ、ナラ枯れ、サクラ被害などの話もありました。最後に、西原公園には絶滅危惧種が2種あることと、午後の見学に役立つクイズを出され、みんな熱心に調べ、質問しながら答え合わせに挑みました。
クイズ:
①十両はヤブコウジ、千両はセンリョウ、万両はマンリョウ。では、一両は?百両は?
②ウナギの蒲焼で使用する備長炭(びんちょうたん)の原木となる木は?
③触れるとかぶれる樹木は何と何の木?
④お墓に供える墓花に使用する木は?
⑤一本の木でも、葉の位置によって、その形が変化している木は?
⑥秋になり落葉すると、その落ち葉から甘い「みたらし団子」のような匂いのする木は?
⑦本来は九州で自生している植物で、環境省による絶滅危惧種に指定されている木は?
午後の西原公園での観察会では、「西原公園で観察される樹木」の資料を片手に座学で学んだ陽樹・陰樹、コナラからアラカシへの遷移、見慣れた樹木の特徴や綺麗な花・実、見慣れない樹木の名前と特徴などを丁寧に教えていただきました。最後に絶滅危惧種の2種も目にして、公園内の多くの自然に触れることができました。暑さが徐々に厳しくなってきている中、自然の中を歩くことで、樹木の学びに加え、森林浴をしながら五感で感じ、変化も観ることができたと思いました。本講座での多くの樹木の名前はとても覚えきれませんが、一つくらいは頑張りましょう。(Y/M)
座学の様子(バイオームについて)
座学:大阪のバイオーム
西原公園での観察会
座学:遷移・害虫による被害・西原公園の絶滅危惧種
西原公園の樹木①
西原公園の樹木②
クイズの答え
①一両はツルアリドウシ、百両はカラタチバナ
②ウバメガシ
③ヤマハゼ・ヤマウルシ
④ヒサカキ
⑤カクレミノ
⑥カツラ
⑦ハナガガシ
19期生 4月15日講座報告
いよいよ19期 1回目の講座が、今日から1名増えて26名にて始まります。今日のテーマは「自然の見方と観察」で、1期生(2005年)から講師をしていただいている田中広樹先生の講座です。海遊館で働かれ、環境保全にも明るい先生から、どんな「自然の見方」を学べるか? 初めての講座に期待が広がります。
まずは資料を参考に、「観察」とは?を考えました。五感を用い、変化に着目し、いろんな視点で観ながら、全体のつながり・生命や一生も考え見ていくこと、と学びました。その後、観察会に移りますが、どんな自然を観察できるでしょうか。
会館まわりの植え込みのウバメガシの葉(形・色)、道ばたの黄色の花(コメツブツメクサ)では花びらの数やその付き方、カラスノエンドウでは葉の付き方・枚数、豆やツル状の枝先などを手に取りながら観察しました。去年まで樹木があった桜の切り株や光合成(生産者は植物のみ)の話、イチョウの雄花と雌花、イヌシデ、モミジの花、楠の落ち葉からダニ部屋・樟脳の匂いなど、様々な植物・生命を観察しました。みんな新たな発見、知らなかったことの多さを感じながら午前は終了しました。
午後は雨が降り出す中、戻ったら「植物たちを集めて自分なりの料理を作る」という課題を持って出発です。アラカシ(ドングリ)から始まり、キュウリ草、ヨモギ、ヤエムグラ(ひっつきむし)などを見て話を聞き、花・枝、落ち葉、コケ等の「食材」を採集しながら観察しました。途中、30秒を頭で計るゲームを通じて、気持ちの持ち方で周囲への配慮に差ができることを学びました。
部屋に戻ると、各自「自分なりの料理」の作成です。様々な個性ある作品を作り、お互いに見比べました。作品を通じ、先生からこれからの講座での自然観察に生かすため、①自分なりの見方を身につける、②見つけたことを人に話す、③出かけて身の回りの自然を楽しむ、ことができるようになることに期待を述べられました。さあ、次回の講座から生かせるかな?(Y/M)
座学中 観察とは?
身の回りの草花の観察 小さな草花にもいろんな形が
イチョウの観察 雌花が見つけにくい
モミジの観察 枝先に花が
楠の落ち葉にダニ部屋!
アラカシ(ドングリ) 若葉は色が薄く、足下には若木が…育ちやすい
みなさんが作った個性ある料理 撮し漏れた人はゴメンナサイ