7期生12月11日講座報告
大阪湾に拡がる広大な埋立地の一画にある共生の森を見学した。ここは産業廃棄物処分場となっており、その上に薄く表土を置き平成15年より植樹を始め森を造っている。受講生の中には昭和46年ごろから始まった埋め立て工事に携わった人もおり、森になる前の話も聴け興味深かった。
午後はバスに乗り広い敷地の中を植樹後10年経った森や、若い森、自然に出来た池に渡ってきたマガモやバン、ミサゴなどの野鳥を車の中から観察した。
午前中の講義
森と共に生き物も住み始めている。道路の真ん中に何箇所もの狸の「ため糞」
広大な関西電力の太陽光発電パネルが並んでいる
10年ほど経つカシやマツの林
7期生12月4日講座報告
近鉄西大寺の駅より、商店街を抜け平城宮跡を目指し歩く。天気が良すぎたためかたくさんで賑やかに歩いた為か判らないが鳥はいつもより少なかったそうだ。
途中水上池で昼食、コナベ古墳、ウワナベ古墳を回り、草地のヒバリや池でのオシドリなど30を超える野鳥を観察できた。
青空の下、バンやカイツブリを先生のスコープでのぞく
鳥の目玉まで良く見える
コガモのお昼寝
よく慣れているのか傍に寄ってきたコブハクチョウ
7期生11月27日講座報告
今日は眩しいくらいの朝日を浴びてなかもずを出発。同乗された佐藤先生はバスの中から講座を始められた。ふたかみ文化センターの博物館の案内を受けた後、二上山周辺の地層について、火砕流とは、また地層からなにがわかるのかの講義を受ける。
午後はドンズルボーに登り、実際に地層を観察した。不思議なふしぎな光景を楽しんだ。
二上山地の成り立ちなどの午前中の講座
まるで雪の上のように見える火山豆石を発見
火砕流と普通の堆積層の違いを説明される先生
ドンズルボーのハイライトヶ所、10数段の火砕流の跡が見られる
7期生11月20日講座報告
今年の水曜日は雨に祟られた感があります。
午前中は里山とはどういうところか、里山に対して奥山は何を指すか、歴史上ではどんな使われ方をしていたのかなどの説明があり、昼食を挟んで午後は、里山の姿の保存と公園の管理という狭間でのご苦労など伺いながらのフィールドワークとなりました。
公園事務所での講座風景
環境(隣の木の育ち具合)によって3年後の姿を想像してみる
狂い咲きのしゃくなげが咲いている
7期生11月6日講座報告
意外と近いところに緑に囲まれてこの研究所の本部があった。
午前中は研究所の概要と仕事の内容などの説明があり、その内の一つ、乳牛の基礎と大阪府の酪農については、特に乳牛の一生は衝撃的であり、酪農家の経済的苦労も理解でき大変興味深い話であった。
午後は大阪産(もん)の野菜の面白い商品開発の話や害虫対策の工夫など、実例と共に広大な敷地を見学させてもらった。
校庭に敷く芝生の研究ゾーン
イチゴの中空栽培槽
蒸れずに夏でも収穫可能
敷地内には剪定しない自然のままの姿の木が多い。これはキンモクセイの大木
午前中の講座風景
7期生10月30日講座報告
久し振りに雨の心配ない活動日。
春日大社の前で集合し、大きな傾いたクスノキに迎えられ早速奥山遊歩道を歩き出す。途中秀吉が植えたという樹齢約400年の杉の大木が残る中、次ぎ次ぎと出て来る巨木に声をあげ、撫でたり、匂いを嗅いだりして登る。首切り地蔵で昼食を取り、遊歩道南部を通って引き返してきた。
甲斐野先生の木に対する愛情溢れる解説が楽しかった。
若宮神社の向かいの大クス
樹齢1600~1700年
ムクロジの実のサポニン効果
実一つでこんなに泡
首切り地蔵横の大杉
幹の回りは5.3mもありました
石に彫られた寝仏(大日如来像)を覗き込むメンバー
7期生10月13日講座報告
九度山町とは、空海の高野山開創によって栄えてきた町であり、戦国の動乱期には真田昌幸、幸村父子が関が原の戦いの後、閑居した地としてそれぞれゆかりの史跡が残っている。また、高野山まで続く町石道のスタート地点などをボランティアさんの説明を聴きながら巡った。
午後は紙遊苑で自分の卒業証書となる紙を漉いた。
真田庵近く、しっとりとした静かな道を行く
米金の金時で親しまれている九度山焼の陶像は高さが2メートル以上あり珍しい
紙遊苑でコウゾ(楮)から紙を作る工程の説明を聴く
真剣な面持ちで紙を漉く
7期生9月25日講座報告
下弦の月が頭上にぽっかりと浮かんでいるだけの快晴の空の下、午前中は畝の整備、大根の種まき。ゴマを刈り取った後のマルチはがし等炎天下での農作業は目も眩むようで汗が目に沁みる!
昼食後は場所を移しさつまいも掘り、土の中から次々と顔を出す赤いお芋に大歓声、その後ゴマを干すため農業公園に行き、初めて見るゴマの穂?にびっくりしながら教わったように束ね、括り、雨が当たらないところに干して今日の作業は終了です。
さて、お土産にいただいたお芋の味は?
ゴマ畑の掃除、マルチはがし
喜色満面 どう!すごいでしょ!(まるで自分が作ったみたい?)
切り採られた金ゴマの穂
干すために振り分けに束ねる
こうしてゴマを吊るし陰干しをする。手前の茶色のものは何日か前に干したもの
7期生9月18日講座報告
台風一過の快晴に恵まれたものの台風の爪跡が残る山道を歩いた。
草花は季節を忘れず、チェックしたものだけでも100種ほどかわいく咲いていた。
足を運ぶ度この山の素晴らしさを実感し、変に人工物で自然を壊して欲しくないと切に思う。それにしても何を指差してもすぐ名前が返ってくる先生の知識の凄さにメンバー全員 「すばらしい!」のひとこと。
山道を歩きながらの講義
山の中、千早赤坂の地震観測地
木陰に腰をおろし おべんとうタイム
赤い実がかわいい ハダカホオズキ