大阪シニア自然カレッジ

8期生講座報告

8期生3月25日講座報告

開催日2015年3月25日(水)
講座名講演「自己の生き方につなげる自然の観方」、修了式
講師菅井 啓介教授(京都光華女子大学)
場所栂文化会館

8期生にとって2年間最後の講座日。

午前中は菅井先生による自然の観方についての講演(会員公開講座)で、1年目の座学、2年目のフィールド学習に続く最終講座として計画し、自然を学んだことを通して、どのように行動するのか、どう生きるのかの指針を講演頂きました。

午後は、部会活動が始まる4月からの活動について理解を深める説明の後、HPに掲載された2年間の映像や和歌風の説明をスライドで紹介しながら2年間の活動を振り返り記憶を確かめました。また全体の講座出席状況をまとめて報告する中で精勤者5名の紹介と2年間皆勤者1名の表彰を行いました。

そして修了式のプログラムに移り、カレッジ代表理事の挨拶に始まり、各修了生への修了証書授与を行ない、最後に3名の班長の感想表明と8期生スタッフの挨拶があり最終講座を終了しました。

講演
五七五七七調での説明
カレッジ代表の挨拶
修了証書授与

8期生3月17日、18日講座報告

開催日2015年3月17日(火)、18日(水)
講座名一泊研修旅行
講師玉井 済夫先生、他
場所1日目:天神崎トラスト、串本海中公園
2日目:太地クジラ博物館、近大浦神実験場

天気に恵まれ特に初日の天神崎トラストでの自然生物観察は、絶好のコンディションの下楽しめた。

天神崎の自然を大切にする会の玉井先生の案内で、これまでの天神崎の豊かな緑と海を維持するための取組、運動についてのお話があり、その後思いのまま岩礁での生きものさがし、直接手で触り感触をも体験する。ナマコ、さまざまな貝類、ウニ、エビなど多くの生物を集め先生の説明を受け観察した。その後海岸の森に入り、標高35mの日和山を経由途中美しいカメムシにも出会えた。又日和山からの眺望は遠くには田辺周辺の山々も見られ、とても素晴らしかった。

午後は串本に向かい串本海中公園の水族館、海中展望塔での数多くの熱帯性の生き物、魚類観察。初日の予定を終わりホテルに向かう途中でバスを降りて見た橋杭岩の奇岩の光景が印象的であった。

2日目はまず太地クジラ博物館での学習観察。学芸員の方からクジラの歴史および生態についての説明を受ける。クジラとイルカの違いは?等々いろいろ勉強しました。又イルカ、クジラショーを見て人気者のイルカにタッチするに参加する人もいて楽しんでいる姿は、まさに○〇○生であった。その後近大の水産研究所浦神実験場に訪問し、研究所のマグロ養殖のこれまでの取組など話を聞いた。マグロ1kg育てるのに15kgのエサが必要など興味ある話を聞くことができた。田辺から那智勝浦まで足を延ばした2年目最後の一泊研修旅行であったが、にぎやかに楽しく語り合えた2日間であった。

バケツ アミを持って生き物さがし
(天神崎岩礁にて)
たくさん 色々採れました
玉井先生の熱心な説明を聞く
ハマダイコンの花
日和山の登り口に咲いていた
海中展望塔
海中の塔から多くの珊瑚 魚が見られた
クジラの歴史、生態の話を聞く
これは何の骨ですか?なんとクジラの耳の骨
クジラの全身の骨格はどうなってるの?

8期生3月4日講座報告

開催日2015年3月4日(水)
講座名淀川資料館と水生生物センター
講師施設担当者
場所淀川資料館、水生生物センター

人さまや さかな・とり・むし 草や樹の いのち育む 淀の川岸

「淀川」の「よど」は「よどむ」に由来するとのこと

ささえているのは「よし原」「ワンド」「ひがた」

THIS IS 30石舟
春は名のみの風のさむさよ
風にふるえながらのランチタイム
それでも土手には春の訪れツクシの顔が
淀川の魚類について
これぞ天然記念物イタセンパラ
魚とたわむれる園児いや園爺達

8期生2月25日講座報告

開催日2015年2月25日(水)
講座名昆虫調査(こも開き)
講師佃 十純先生
場所大泉緑地

昆虫大好きの佃先生による講座。今回は、冬の前に巻いたコモを取り外し、寒い間住みついていた昆虫の種類を調査した。

午前中は座学で、事前学習。午後はフィイールドに出て、樹皮をめくって昆虫を探し、死んだフリするクモ、小さな小さな幼虫、珍しい昆虫等の存在を学習。そして樹に巻いてあったコモを素早くはずして袋の中へ入れ、室内へ戻ってからの捕獲、調査(同定)作業。どのグループとも12、3種類の昆虫を見つけ、中にはラクダムシやクモガタテントウ等希少価値の昆虫も。

また先生からは大泉緑地の今昔話や、以前住み着いていたフクロウのペリット(消化出来ない口からの排泄物)についても説明を受けた。楽しく有意義な一日であった。

午前中はスライドで受講
ペリット中のコウモリの骨
素早くコモを外す
逃げる昆虫を皆で捕獲

8期生2月18日講座報告

開催日2015年2月18日(水)
講座名府警、管区気象台見学
講師各機関広報担当者
場所大阪府警本部、大阪管区気象台

寒さ厳しい中、本日は午前中は大阪府警の見学。まず広報コーナーで「地域警察の役割」のPRビデオを見て担当者の話を聞く。大阪府は相変わらず車上狙い、自転車盗難事故多く注意が必要とのこと。その後通信指令室 交通管制センターをガラス越しに見学。通信指令室では110番通信の件数があっという間に増えびっくり。いたずら110番通信も多いという。説明の途中で緊急連絡の合図が鳴り説明が中断するハプニングも。

昼からは管区気象台の見学。気象台の役割、地震発生からの情報の流れ、緊急地震速報の説明を受けたあと24時間体制で業務を行っている現場の見学。実際部屋で働いている人は少なかったが、緊急時は応援部隊で即対応するという。様々なデータを取りこむパソコン機器等の数の多さにビックリ。地震そして気象予報に関する正確な情報発信により防災に力を入れる気象台の役割を再認識。

府警広報コーナーにてPRビデオ説明
気象予報室での説明を聞く
気象台での現場見学(パソコンをのぞき込む)

8期生2月4日講座報告

開催日2015年2月4日(水)
講座名そば打ち教室・寺社巡り・課外授業
講師脇谷 武彦講師
場所綿利製麺所、他

なんやこれ きれぎれやんか でてきたん あんたのオーダー きざみそばやで

水かげんと ねりかげん これがすべての てうちそば

今日4日は立春 8期生には、はやくも春が・・・・

指先に力をいれて・・
あったかくておいしい
8期生阪本さんによる「方違いさん」のガイド

8期生1月28日講座報告

開催日2015年1月28日(水)
講座名部会ガイダンス、救命講習
講師柴田部会担当理事、平木裕治先生
場所SAYAKAホール

勇気だし 心おちつけ ひざまづき ツボをはずすな みぞおちの上

いざとなれば 人前にでるのは ためらうし 不安がかさなり おもうようには なかなかできない それでもだまってみてるよりは やってみよう

部会説明 聴いていたらあれもこれも入りたくなる
必要なのはチョットの勇気
実際はポコポコ音は、でまへんで・・
シートのはりかたを間違わないよう
そこはチョット違うんとチャウ?

8期生1月21日講座報告

開催日2015年1月21日(水)
講座名コケの観察
講師木村 全邦先生
場所橿原公苑 公苑会議室

寒さ厳しい日であったがコケの観察ということで橿原公苑での講座。

まず午前中は会議室での先生のお話。日本はコケの研究が進んだ国であり、万葉集の歌にも詠まれ古くから日本人の心に入り込んでるという。そして日本には現在1700種類ものコケが生育してることを聞き驚く。モウセンゴケのようにコケでもないのにコケの名前がついたり、なかなかややこしい。名前も聞いてもすぐ忘れてしまう。

昼からは公苑内での実際の観察。樹木に生育するコケ他様々なコケに関し、先生の丁寧な説明あり。又熱心な生徒の鋭い質問もあり本日の講座修了。帰路 橿原神宮へ立ち寄る人もいた。

講座風景
街路樹のコケの説明に聞き入る
ロウソクゴケ(黄色のロウソクの原料)
樹木に生育するコケ
ハリガネゴケです
石塀に生えるコケ類
触ると感触がいい

8期生1月7日講座報告

開催日2015年1月7日(水)
講座名冬の探鳥会
講師仲先生と2人の先生
場所平城宮跡

碗・コイン・バッグ・掛け軸・工芸品・絵画・宝石これぞ七くさ??(七の読み方にきをつけて)

あけましておめでとうございます。

せり・なずな・すずな・すずしろ・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ 1月7日は「ななくさ粥の日」

平成27年の講座初めは「冬の平城宮跡探鳥会」前日の予報では厳しい寒さが予想されたが風もなくおだやかな一日

出会えた鳥の数も41種にのぼり、めぐまれた一日でした。鳥の写真は難しい・・・・・・

ダイヤモンド富士(竜ヶ岳からみた初日の出)(今回の講座とは直接関係ありません)
ファンが多いダイサギ
三角マークが可愛いコガモ
とりあわせ今回は41種
番外42番目の鳥? 朱

8期生12月24日講座報告

開催日2014年12月24日(水)
講座名農業体験③
講師四日氏、他スタッフ
場所ゴールドファーム(神於山、農村公園)

このところ雨天、寒い天気が続いていたが、今日は風も無く好天気に恵まれて今年最後の講座が開始。

皆、すっかり農作業に慣れた恰好で勢揃い。有機栽培に欠かせない枯葉堆肥づくり、畑の雑草防止に役立った除草 シートの整理、折れない様にくらま大根を引き抜き、冷たい水で土を洗い落とし、紐でくくって吊るす一連の作業が、おしゃべりしながらも手は休むこと無く予定通りに進んだ。

場所を変えて午後は実用的な講座。沢庵漬け、からし漬け、切り干し大根づくりのレクチャーを受けた後ですぐに実践。帰りに、今回もたくさんのお土産をいただき、良いクリスマスプレゼントとなった。

本講座は1年度は雨で中止となり、2年度に3回実施。作業内容が多種、広範囲であり、リーダーの四日氏を始めゴールドファームの多くのスタッフの方々にお世話になり貴重な体験実習が出来たことに感謝、感謝です。

枯葉に散水、糠散布を次々と
引き抜いた大根の土洗い
沢庵漬けのレクチャー
からし漬け・切り干し用大根の皮むき