9期生3月23日講座報告
いよいよ今日が最終の講座です。2年間協力してくれたご家族へのプレゼント(お土産)手打ちそば体験です。
マイエプロンや奥様のエプロンを借りたりバンダナをしたり仕度も万全レシピを見ながら棉利そば製粉スタッフによる実技指導各自でそば粉をこね、手打ちしなければならないので真剣です。(体験ではそば粉8中力粉2のニ八そば)見ていたのに自分でするとなかなかその通りにはいかないものでもみんな楽しそう(手打ち後試食)自分で打ったそばは美味しい?棉利そば製粉のスタッフが打ったそばはさすが美味しい。
試食後粉を払って修了式に。景色のよい堺市役所展望ロビー喫茶コーナーで代表理事から修了証授与(各自作の和紙を使用)全員出席全員笑顔!!過ぎてみれば短かった2年間楽しかった!良かった!の9期生の声がスタッフの修了証修了式の後みんなで利休と晶子を通じて堺を体験出来る「利晶の杜」を見学して解散しました。
9期生のみなさんおめでとう!おめでとう!そしてありがとう!すばらしい同期の輪が出来上がりましたね。
こねこね やさしく揉む
練りこんで菊のよう(菊ねり)
切り口は正方形
自分で打ったら美味しい?
修了式後の記念写真
125年前の堺全図
9期生3月15日、16日講座報告
先週の雨の講座をグッと堪えたご褒美かなと感謝したくなるくらい良い天気になりました。最後の1泊研修、みんなの気持ちも一つになって楽しい研修でした。
1日目、バスで出発まず紀州備長炭発見館を見学人類が火を使い始めた時焚き火の中の燃え残った消し炭が木炭のはじまりです。紀州備長炭はその名の通り製炭方法は藩の機密事項にもなっていました。記念館の裏には炭窯もありその様子を見る事も出来ます。あいにく窯出しをした後でしたが窯の出し口を覗いてみました。炭は燃料だけでなく浄化作用や吸湿作用もあり他の用途にも使われています。
廃校になった校舎を活用都市と農村地域の交流を楽しむための体験型グリーンツーリズム施設でランチなつかしい木造校舎の中も見学後今日の一番の見どころ天神崎へオオキンカメムシが見れるかもの期待を胸に日和山に登る。森の自然をゆっくりウバメガシ、タブノキ、ウラシマソウ、タチツボスミレ、ミツバツツジ等々を見ながら楽しみました。青い空、穏やかな海、太陽でキラキラ光り、小さなエビやウニが採れました。平らな岩礁の上を子供の様に網とバケツを持って小さな生き物を探しました。山があって海がある。自然の恵みは素晴らしい。子孫の為にも残さなければ。
今日の宿はかんぽの宿紀伊田辺きれいな夕日を見る事も出来反省会も盛り上がりました。
2日目、朝もゆっくり出発、昨日の疲れもなんのその熊野古道いいとこどりで熊野古道館、瀧尻王子、中辺路、牛馬童子、近露、継桜王子、野中の一方杉木々に囲まれた道気持ちがいい!丁度喉も乾いた所で美味しい野中の清水が、喉を潤しました。柔らかい味でした。小松ガイドの軽妙なおしゃべりでみんな笑顔。熊野古道マップの新しい見方、左手でマップが出来るんです。うた加楽衆方式かな。
このシニアカレッジも9期生はあと1回の講座で修了です、さみしいですね。
この装束で熊野詣
鳥居を見下ろす 杉の大木
ナショナルトラストはここから
磯観察 面白い
歩く歩く 森林浴
可愛いですね
左手で熊野古道マップ
9期生3月9日講座報告
朝から雨が降りはじめ1日雨の天気予報に少々テンションが下がりぎみ。それでも日本の原風景棚田百選に選ばれている下赤阪の棚田を目指して歩く。晴れていれば咲き始めた小さな草花の観察も出来るのだが少し肌寒く草花もまだこれからでした。
いつもみなれているカラスノエンドウカタカナ表示なのでカラスノ/エンドウと思っていました。本当はカラス/ノエンドウ漢字だと烏/野豌豆これだと分かりやすいですね。
昼食も全員で座れる場所がなく立食の人も。ナワシログミ、ヒメオドリコソウ、ヤマネコノメソウ、アメリカアザミ、ノビル、ホトケノザなどが見れた。山肌に沿って曲線を描く棚田、雨の中の棚田も風情がありますがやはり晴れた日がいいですね。予定を早めに切り上げました。残念!
ヤマネコノメソウ
裂開した果実が猫の目のように見える
ナワシログミ
食べれます
ちょっと疲れ気味
9期生2月17日講座報告
昨年、冬が来る前に仕掛けておいたコモを今日は開いてみんなで冬越しした昆虫の観察です。
午前は座学樹皮の下にいる昆虫やコモ巻きで見つかる昆虫について講義。今、益虫まで駆除する恐れがあるため害虫駆除の目的ではコモ巻きはされてない。私達の年代ではコモは理解できるが、作る人もいなくなってきて、こちらで使用しているのは自作品とのこと。コモ巻きをいかに樹からうまく取り外し袋に入れ(虫を逃がさぬよう)持ち帰ってくるか、後の確認作業にかかってくるので、昼からの作業は要注意!
昼食後、ピンセット、採取箱、採取ビン(カメムシ用)、大きなビニール袋を各班ごとに持ち、まずは樹皮の下にいる昆虫をピンセットで剥がしながら採取。虫の動きに手は付いていかずムカデに思わず悲鳴。慣れてきたところで各班ごとに皆で協力してコモ巻きを外す。
教室でコモを広げると、まさにクモの子を散らすクモや虫の動きに目が回った仕分けの後、昆虫見本の冊子を横に昆虫名を班で書き出し確認作業。重複はあるものの班で16~26種ありました。普段、虫苦手そうな女子の方が昆虫に強かったような、、、、ピンセットより指の方が早いとの声が。
体験の方5名参加で満員です
樹皮の下からも昆虫が
コモ巻きをそっと外す
虫と人間どちらが早い?
ピンセットより指が早い
虫の名前を探す
9期生1月27日講座報告
風が少し冷たいけれど、よく晴れて野鳥の観察には良い日です。昆陽池は農業用のため池として731年行基の指導によって作られましたが、現在は伊丹市が公園化して拡張している。さまざまな野鳥が飛び交う都会のオアシスです。
ハクチョウが自然放養されていて、冬のシーズンはカモに給餌もしています。人馴れしているので近くでよく観察できます。今日は32種、耳と目で観察しました。
午後からは昆虫館に移動。映像ホールでオオゴマダラ誕生を見た後、館内を見学。チョウ温室では南国の花々が咲き誇る中を舞う、約15種800匹のチョウの姿を身近に見ることができます。特にわが国最大級の大きさのオオゴマダラは圧巻。オオゴマダラの食草のホウライカガミは毒性があり、成長して蝶になっても体の中に毒性が残るため、天敵の鳥などに脅かされることがない。
ここではホウライカガミを取りよせオオゴマダラを飼育している為一年中見ることが出来る。“南の島の貴婦人”とも呼ばれて喜界島では保護蝶に制定されています。普段見ることのない蝶もいて、ワアワア、キャアキャアでした。
可愛いお尻が3つ、水草を食べてます
カワウの糞で木も地面も真っ白
今日の鳥合わせは32種
間近で見れる
ナガサキアゲハ
光の加減で緑や青に見える
オオゴマダラ
9期生1月20日講座報告
少し肌寒い一日でしたが午前中は、むろいけ園地 森の工作館で座学と外での自然観察。
現在のむろいけ園地の樹木の状況やそれを取り巻く環境は、樹木のナラ枯れの被害が甚大であること。人に被害を及ぼすスズメバチ、オオスズメバチ、マムシ、イノシシ、アライグマコナラの切り株の周りに出る猛毒のカエンダケ、全部、むろいけにあります。自然を楽しむ為には、知識と準備が必要ですね。
講義のあと、室池(新池、古池)まで歩いて自然観察。池でホシハジロ、オシドリ、マガモが見れた。また、時には中国の黄砂によって飛んでくるマミズクラゲのポリープがこの池でマミズクラゲに成長したのもみれるらしい。
熱々の美味しいピザを食べた後、粘土の固まりを相手に土鈴作り。幼き頃を思いだし次第に熱が入ってきました。出来あがった力作を前にすると顔もゆるんで、みんなニヤケ顔。乾燥と窯で焼くのは森の工作館でお願いして、出来上がりが楽しみです。
むろいけ園地には
ガガイモ白毛のついた種子がみえる
オオルリの巣跡。2羽巣立った
これもキノコ クチベニタケ
熱々 美味しいピザ
力作揃い
9期生1月13日講座報告
今年もよろしく!こちらこそ!元気な声が飛び交うなか講座が始まりました。
救命講習は1年目の「アウトドアでの安全」で学びましたが、今回の講座は直接、救急現場に携わっていた経験からのアドバイスをいただきました。突然意識を失った人を見たら、F.A.S.T(F=フェイス、顔色A=アーム、腕の脱力感、S=スピーチ、言葉が出ない、T=タイム、3時間内)イザという時、行動を起こせるか、何もしないより、した方が良い。119番通報、必ず周りの人に協力を求める。軽妙に分かりやすく、そして復習も兼ねて、AED、心臓マッサージの実習心臓から脳へ血流(酸素)を絶やさない。後の回復度が大きく違います。
#7119(救急安心センター)
119通報を迷ったり、病気かどうか判らない時、的確な指示をしてくれ無駄な救急搬送が避けられます。番号を覚えるのも良いけれど、メモをしておくのも大事。
現在、大阪、奈良、東京がこのシステムを24時間しています。
午後からは、みんな興味津々だった部会について部会担当理事から説明がありました。
軽妙に笑いを交えて
心臓マッサージのポーズ
いざ 実践
部会説明
9期生12月16日講座報告
今年最後の講座です。
私達が次世代に伝えておかなければならない大切なこと。私達の幼少の頃口に入るものは、そんなに多種多様ではありませんでしたね。いろんな自由化のおかげで口にするものが増えましたが、それに伴って防腐剤や防カビ剤など知らないところで添加されていた事、賢い消費者になると言う事は、家族や子供たちや環境を守ることなんですね。現在、食品には産地などの商品情報をかりやすく、正確に、法律を遵守して表示されています。しかし誤認を招くようなものもあり、見抜く目が必要です。
ここでは館内見学も出来、商品検査センターでは微生物、放射線ガスクロマトグラフ等ガラス越しに中の様子が見えます。食育では子供達が喜びそうな人体トンネルが、大きな口から入りお尻から出て行きます。
講座の終わりは楽しみにしていた豆腐の試作と試食。二つのビーカーにニガリとGDLの豆腐を作り、試食しました。味は断然ニガリが美味しかったです。
食品表示について
ガラス越しに説明
大きな口から大人も喜ぶ?
豆腐の試作セット
二つの豆腐を試作
どれどれ食べ比べ