9期生10月8日講座報告
爽やかな秋風と日差しの中、森林浴よろしく、金剛山をご自庭のように熟知されている先生に、今日は86種もの植物を教えていただきました。(きちんと番号を受講生が打ってメモしてました。これもスゴイ!)小さな野花や木の実(食べたら美味しい木の実も)蓼食う虫も好き好きの蓼(ヤナギタデの葉)は辛かった。
頂上を目指しての山歩きも良いけれど、立ち止まりながらの山歩きは目にも体にもやさしいですね。
ツルニンジン
雌しべが3つに開いてる
アケボノソウ
黒点が夜明けの星の様
ゲンノショウコ紅花
日本の三大薬草のひとつ
木々をやさしく感じる
9期生10月1日講座報告
ゆっくり夜空の星を見ることを忘れていました。光って見えている星が気の遠くなる時間、何光年もかかって地球に届いているのです。太陽が一つしかない地球、宇宙には何個もあるところも。四季の星空の観察が出来る星座早見盤の使い方を教えていただきました。
レストランでの昼食後、プラネタリウム見学。カナダ・イエローナイフにて撮影した、オーロラの実写映像とオーロラ交響曲、幻想的で夢の世界へ..10月6日の十三夜、10月8日の皆既月食、12月14日のふたご座流星群の流れ星、秋、冬の夜空、楽しみですね。
月の裏側はクレーターが多い
天体望遠鏡を覗く
星座早見表です
平和と人権資料館
9期生9月24日講座報告
今日は台風の接近を気にしながら、曇り空を眺めながらの里山植物の観察となった。当初の予定を雨を警戒して少し変更。約300メートルの神於山と意賀美神社へ。
まず、神於バス停より植物観察しながら神於寺へ。出迎えてくれたテーダマツを見上げながら、山道を行く。神於山頂の国見の森広場で昼食後、山を下り、バスで意賀美神社へ。ここは「雨降り大明神」とも呼ばれている。日照りには、滝の水をさらえて神前に祈ると、必ず雨が降ったことから「雨降りの滝」と呼ばれ、神社の森には、くすのき・やまももなど、約70種の暖帯樹が茂り、市の天然記念物となっています。また、大阪府の「みどりの百選」の一つに選ばれています。
私達には神前にお祈りする前から、雨降りが、、、すごいですね。でも、大雨になることなく、帰途に。
テーダマツを前に
マルバルコウ
カギカズラ
茎に鉤がある
テイカカズラの白い毛のついた種
奥に雨降りの滝
9期生9月17日講座報告
午前の講義は、淡水魚の歴史から始まり、エッと受講生が驚いた、煮干しの解剖に入っていきました。ルーペ片手に爪楊枝、カッター、慣れない細かな作業に悪戦苦闘。脳、心臓、耳石、肝臓等々、取り出し。二枚おろしの後は、ランチ前のおやつにする人も。
昼食後、加呂登池へ移動。胸まである長靴や太ももまでまである長靴に履きかえ、池の中へ。泥に足を取られながらもモンドリを仕掛け、草の茂っているところや隠れていそうなところを網ですくって生き物を採取した。カダヤシ、モツゴ、タモロコ、ミナミヌマエビ、ヒメタニシ、ヤゴ、ザリガニなど、小さな生き物が一杯。残念なことにメダカは捕れなかった。一人も池にドボンすることなく、終了しました。
見つけた!
長靴に履きかえ中
ソロソロとモンドリを仕掛けに
捕れた生き物をバケツの中へ
9期生9月10日講座報告
暑さがまだ残る中、マイクロバスで少し遠出をしました。大阪府下にある数少ない自然海岸、豊国崎と水産技術センターへ。
水産技術センターでは、大阪湾の環境の保全・改善と水産資源の管理・増殖技術についての調査研究をしています。養殖ではなく栽培漁業のことです。卵から稚魚を育て、ある大きさになったら放流。そして一部には、標識を付けて動向を探っています。
今、約10種類の稚魚を育てています。センター内の大きな水槽で稚魚(カレイ、オニオコゼ)を見学、その可愛らしい動きに思わず歓声が(美味しそうって声も聞こえたり?)
昼食後、豊国崎へ。丁度、干潮で磯も広く、生物を探して、石をひっくり返したりして、貝やかにを採取。いつものように集めて、みんなで山田先生の解説を楽しく伺いました。
つくり育てる漁業を目で見る
ナマコやヒトデ、さかなも手づかみ
かれいの稚魚
大きくなって戻っておいで
何が出てくるかな
タマキビガイ
(海に浸からない場所にいる)
目からウロコの解説もあって
9期生9月3日講座報告
今日から講座です。1ヶ月余り、講座がなかったにもかかわらず、先週の続きのような雰囲気で賑やかに始まりました。残暑も少し和らぎ、うす曇りの天気を気にしながら、午前、午後ともシェアリングネイチャーの講義の後、西原公園へ。
ネイチャーゲームを体験。はがき大の鏡を鼻の下に位置し空や木々を見る。まるで空を散歩してるような不思議な感覚、色々な形の自然なものを採取。即席万華鏡を作る。カモフラージュ探し等々。
最後に室内にてカードゲーム。自然の中だけでなく、どこででも出来るのですね。自然体験を通して得た感動を共有することによって心豊かな生活を送る、シェアリングネイチャーです。
9期生7月23日講座報告
週から夏休み。今月最後の活動です。
午前は、森の館で地球史年表、冥王代から始まり両生類、爬虫類の進化まで、生態クイズを交えて楽しく学習。
午後は、ふれあいの森でどっきりの出会いを探索。連日の猛暑で、小川の流れも少なく、カエルやトカゲを見つけるのに一苦労。期待していたヘビとはついに出会えませんでした。ふれあいの森で飼育していた小さいヒバカリで、ようやくヘビ体験。ヒバカリは大人しく噛まない。思わず触ってしまいました。
ニホントカゲ
スタッフの手の平にヒバカリ
9期生7月16日講座報告
都市生活を維持してくれている、隠れた存在。普段、見学する機会のない施設へ行ってきました。
午前と午後に分け、二か所を見学。舞洲スラッジセンターでは、下水をきれいな水にして自然に返し、汚泥はスラッジとして建設資材として有効利用。舞洲工場は、収集したゴミを完全に焼却し、発生したガスやダイオキシン類を無害化している。ゴミの焼却で発生した蒸気を舞洲スラッジセンターへ供給、余剰の蒸気を発電に利用。余った電気は電力会社に送電しています。
映像で説明を受ける
覗き込むと底には大量のゴミが
破砕機の鋼鉄製の刃、摩耗すると溶接で肉盛して再使用
ユニークな建物、USJと間違う人も
9期生7月9日講座報告
台風が近づいて来ているため、天候が心配されましたが、何とか持ちこたえました。
午前の座学は、今期2回目のタンポポ先生こと木村先生です。ビオトープ造成の基礎知識、そして管理①自然のまま放置し人の手は加えない(原生林)②人の手を加えながら出来るだけ多様な生物が生息できるようにする(里山)古くは①の考えが有力だったが、近年は②と考える人が多く、目指す自然が異なればいずれが正しいとはいえない。
座学の後、徒歩で泉北高校まで移動。スーパーサイエンスハイスクールに指定されている同校は国際交流も盛んだ。木村先生、サイエンス部が管理しているビオトープ池を見学、生物を採取した。外来種のアメリカザリガニ、メダカ、マルタニシ等がとれた。教室で池のプラクトンやボルボックス、ミドリムシ、アメーバー、アカゾウリムシ、ミカヅキモ等々、顕微鏡での微生物観察はあちこちで歓声が!童心になれました。
顕微鏡を覗く
ガガブタの花危急種