大阪シニア自然カレッジ

10期生3月30日講座報告

開催日2016年3月30日(水) 晴れ
講座名浄水場、植物園見学(村野浄水場、大阪市立大学理学部付属植物園)
講師窪田先生、角谷先生(村野浄水場)、迫田先生(大阪市大植物園)
場所村野浄水場、大阪市立大学理学部付属植物園

今年度最後の講座は好天に恵まれた春の陽気の中、2つの施設を訪れた。京阪村野駅より徒歩にて村野浄水場に到着。

ここは正式には大阪広域水道企業団村野浄水場、いわば「水の卸売業」。日本最大の処理能力を誇る浄水場でここから大阪市を除く府内全42市町村に水道水が供給されているという。ビデオにて浄水場の概要の説明を受けた後、浄水処理のしくみを実験にて体験。汚れた原水も凝集剤(PAC)や粒状活性炭により見事に無色無臭の清澄な水になるのを観察した。

次に実際の処理設備を見学。磯島取水場から送られてきた淀川の水は凝集沈殿、急速濾過、そして高度浄水処理(オゾン接触、活性炭吸着)によおいしい水道水に生まれ変わるその各工程を見学した。太陽光パネルや水位差発電等、環境に配慮した装置の説明も受けた。日々の暮らしの中で当たり前のように使っている水、この限られた資源・水の大切さを再認識するいい機会であった。

電車で市大植物園に移動し、午後は園内ガイドを受けた。希望した「カタクリ」もしっかり観察できた。樹木が中心の植物園、甲子園球場6つ分という広大な敷地の中、限られた時間の中で丁寧に分かりやすく説明頂いた。日本の代表的樹林型13の内、11の樹林型が再現展示されているという。また機会を見つけて再訪し、じっくり散策してみたい。

太陽電池パネルで蓋をされた沈殿池:遮光による沈殿池内の藻の発生防止効果と一石二鳥
磯島取水場からの淀川の水の送水に使われる導水管:なんと2600mm径
高度浄水処理棟からの浄水場全景;琵琶湖が見えますよ!(但し、前方階層系浄水施設の壁面に・・・)
三木博士(元園長)が化石植物として発見・命名されたメタセコイア:樹形が何とも美しい
ラクウショウの呼吸根:カメラアングル次第で面白い作品が・・・
カタクリの群生:可憐です