大阪シニア自然カレッジ

昆虫部会

昆虫部会 11月活動報告

開催日2025年11月11日(火)  晴れ      
場所錦織公園(富田林市)
参加人数18名

 部会当日は小春日和。今年最後の昆虫部会は18名の方々と活動させていただきました。錦織公園のパークセンターに集まり河内の里へ。道中昆虫はほとんどいませんでした。
 到着すると河内の里には先客の団体が。この公園で取れる植物を使って草木染の体験をされていて、お話を聞くと今回初めて使う乾燥させた木の葉を使って染めるとか。その葉を煮だしながら作業を楽しそうに続けておられました。

 私たちは河内の里を拠点に昆虫探し。ぽかぽか陽気に誘われてかケースが足りなくなるほど集まりました。採集しながらみんなで同定作業。楽しいながら中々大変。あっという間に時間が過ぎ昼食タイムへ。
 その後同定作業再開。アゲハチョウの幼虫を皆で観察。
アゲハチョウの幼虫は、触ると身を守るため臭角と呼ばれる器官(黄色)が突出して臭いを放ちます。その様子が何とも言えず何回も繰り返し観察しました。調べるとナミアゲハは黄色クロアゲハは赤紫ナガサキアゲハは橙色の臭角を出すようです。

幼虫を見つけた時に試してみるのもいいですね。
今回は幼虫が結構見つかりました。
目視も含め今回は37種確認できました。    (本文、写真K.T)

キタテハ、ツマグロヒョウモン オス・メス、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、ア
オイトトンボ、アキアカネ、リスアカネ、オオスズメバチ(死骸)

チャバネセセリ、アシブトハナアブ、オオハナアブ、クモヘリカメムシ、ムラサキシ
ジミ、アオマツムシ、ウスキツバメエダシャク、ツマジロエダシャク

ルリタテハ、ホソヘリカメムシ、ウラギンシジミ、キマダラカメムシ、ホシホウジャ
ク、コカマキリ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、ツチイナゴ、イナゴ

フサヤガ、テングチョウ、オオクモヘリカメムシ、クサギカメムシ、ヤママユガの
繭、(コナラ)クヌギシギゾウムシ、ナシケンモンの幼虫、ナミアゲハの幼虫

スジモンヒトリ幼虫、キハラゴマダラヒトリ幼虫、ゴマフリドクガ幼虫

ナミアゲハ幼虫・・・アゲハチョウの幼虫の臭角と呼ばれる器官(黄色)
トノサマバッタ・・・ダイミョウバッタとも言われる。孤独相と群生相。育つ環境にによって状態が変わるようです。
コカマキリ・・・・・前足の鎌の裏側に白と黒の模様があるのが特徴。
アオマツムシ・・・・葉っぱのような形。外来種。調べてみると在来種は鳴き声の周波数が重ならないように音によるすみわけができているがこの外来種は声が大きく、他の在来種の声が聞こえにくいのは周波数の関係らしい。

昆虫部会 10月活動報告

開催日2025年10月14日(火)         
場所奥の谷(富田林市)
参加人数14名

当日は秋とはいえまだまだ暑い一日でしたが14名の方々と活動させていただきました。
電車組と自家用車組。奥の谷で現地集合としました。
マダニよけの為全員スパッツをお借りし、思い思いの場所で採集に。
あちらこちらでたくさんのシジミチョウが飛び交いみんなで色々な昆虫を採集しました。
奥の谷代表の上角さんが、自然の柿をとってきて下さり、アケビもみんなでワイワイ言いながら
高枝切りばさみで収穫。
集合時間になったので皆で持ち寄った昆虫の同定作業。各々が昆虫図鑑で見比べ聞きながら確認作業。
一通り終えたところで昆虫に囲まれながら昼食。
その後採集した昆虫たちを放し終了とした。

以下採集した昆虫34種(含む 目視した昆虫)

ツチイナゴ、セスジスズメガの幼虫、オンブバッタ、オオカマキリ、リスアカネ、ヒメアカネ(オス・メス)オニヤンマ、キタキチョウ、アミガサハゴロモ

コミスジ、ツマグロオオヨコバイ、テングチョウ、ウラギンシジミ、アオスジアゲハ、ヤドリバエの一種、ホタルガ、クロスズメバチ+巣、クロヒカゲ、ナガサキアゲハ

アカタテハ、セグロアシナガバチ、ショウリョウバッタ、シオカラトンボ、ハラビロカマキリ、オオスズメバチ、フクラスズメ幼虫、モンシロチョウ、アオバハゴロモ

ヒメクサキリ、ツユムシ、マルバネシリアゲ、コバネイナゴ、オオアオイトトンボ?

以上(文章、写真K.T)

ヒメアカネ 小さなトンボ リスアカネに似るが緑紋が違う
リスアカネ ヒメアカネより少し大きい
クロスズメバチ(巣・幼虫)主に土の中に巣を作る。
ウラギンシジミ(裏)
ウラギンシジミ(表 オス。メスの表は白っぽい)

昆虫部会 9月活動報告

開催日2025年9月9日(火)
場所寺が池公園(河内長野市)
参加人数15名

9月に入ったというのに当日は最高気温35度の予報でした。前日に世話役で相談した結果6月以降休みが続いていることもあり今回は午前中で終えるので決行させていただきました。暑いので数名の参加かなと思っていましたがいつもと変わらず15名の方々と活動させていただきました。

寺が池はほぼ日影が無く暑い中の昆虫採集でした。今回の目的はルリモンハナバチとナニワトンボ。以前、いのちの営み部会で見た幸せの青い蜂と言われているブルービー(ルリモンハナバチ)を探すも全く姿を見ず。前日観察に来られたSさんがオオセイボウを11時頃見たと言われている場所を観察するも姿を見せず。

最後にもう一度観察することとしナニワトンボの居る菖蒲園に移動。数匹のナニワトンボが枝先にじーっと止まってくれ皆でしっかり観察。その他たくさんの昆虫を採集することが出来、東屋で同定作業。暑かったですが充実した半日でした。最後にオオセイボウを見たという場所に移動。先発隊がいるよーと教えてくれキラキラと青く輝くオオセイボウの観察ができ、ルリモンハナバチには今回出会えませんでしたが、皆大満足で部会を終えることができました。

以下はみんなで採集した昆虫と目視した昆虫です。

コアオハナムグリ、オオシオカラトンボ、ゴマダラチョウ、シオカラトンボ(オス・メス)、ショウジョウトンボ(オス・メス)、ホシミスジ、オオカマキリ、コバネイナゴ

ショウリョウバッタ(オス)、ヤマトシジミ、ウリハムシ、ナミアゲハ、キリギリス、ヒラホシハナムグリ、アオスジアゲハ、ヒシバッタ、アゲハチョウ、ナガサキアゲハ

キタキチョウ、クマバチ(メス)+巣、コミスジ、ベニシジミ、ツマグロヒョウモン(オス)、アミガサハゴロモ+幼虫、ツチイナゴ(幼虫)、ホソヘリカメムシ

ノミバッタ、スズメバチ+捕獲されたハチ、バッタ抜け殻、キマダラカメムシ(幼虫)、マツモムシ、オオスカシバ、ナニワトンボ、オオセイボウ

以上38種類(含む 目視)(本文:K.T、写真M.S、K.T)

昆虫部会 5月活動報告

開催日2025年5月13日(火) 快晴
場所西原公園(堺市南区)
参加人数16名

五月晴れ、初夏の香りがする西原公園(堺市南区)での昆虫部会。公園内は一部除草され、思い通りの昆虫の採集や観察ができるか不安でしたが、32種の昆虫採集・目視をすることが出来ました。大方池の水際ではクロイトトンボが飛び交い、交尾、産卵する様子を観察。西松尾池の藤棚に移動後、アオスジアゲハ、キタキチョウ、ナミアゲハなど春のチョウは夏場の蝶よりまだ小柄ですが、はねの色が鮮明できれいです。アブ類も多く、図鑑と見比べながら体形の微妙な模様や形を皆さんで観察して同定を進めました。どの昆虫もじっくり見つめ、対象的な模様、動き方や翅の使い方など不思議なことや面白いことを気づき、その気づきを出し合うとさらに昆虫の世界が広がり、楽しいひと時になります。以下、目視を含め、32種確認できました。

採集後同定

  • クロイトトンボ オス・メス、シオカラトンボ オス・メス、ヤンマの仲間(目視)
  • アオスジアゲハ、キタキチョウ、ナミアゲハ、モンキチョウ、ナガサキアゲハ?(目視)、モンシロチョウ、コミスジ(目視)、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
  • ベニシジミ、セセリチョウの仲間(目視)、ヤスジマルバエダシャク、ウンモンクチバ
  • オオヒラタシデムシ、セイヨウミツバチ、アオカミキリモドキ、チュウレンジハバチ、ナミホシヒラタアブ、ヒメマルカツオブシムシ
  • アシブトハナアブ、ヒメクロオトシブミ、シャクトリムシ、ハルゼミの抜け殻、オオカマキリの卵(抜け殻)、ハゴロモ(幼虫)
  • ハネアリ、モリチャバネゴキブリ(幼虫)

昆虫部会 4月活動報告

開催日2025年4月8日(火)
場所延命寺(河内長野)
参加人数15名

当日はお天気にも恵まれ、新規加入の方を含め15名の方々と活動させていただきました。
延命寺までの道中、歩き始めて早々にキタキチョウとモンシロチョウをIさんが確保。
しばらく行くと右を見ても左を見ても満開の桜並木。例年この時期に桜が咲いていたことがほとんどなく今回はゆっくりと幸せな気分を堪能。
歩いていると畑になにやら黒っぽい小さなチョウが。何とか写真は撮れたもののなにぶん遠く小さい。
Sさんがもしかして今日見たかったコツバメかも。と言っていただき帰ってからの宿題に。
よそ見や寄り道をしながらようやく延命寺に到着したのは11時半。トイレ休憩を済ませ東屋へ。
そこを拠点に三々五々思い思いの場所へ。
お昼までの小一時間。昼食をはさんで同定作業。すぐに判別出来るもの、中々手ごわいものなど季節柄種類はあまり多くはなかったものの目視を含め22種皆で確認できました。

以下はみんなで採集した昆虫(ほぼ見つけた順)

キタキチョウ、モンシロチョウ、コツバメ?、キタテハ、オビガ、セブトエダシャク?、ニホンミツバチ、アメンボ、カワゲラ、オツネトンボ、ビロードツリアブ(オス・メス)、ミカドガガンボ、ムネアカオオアリ、アシブトハナアブ、テングチョウ、タカラヅカキモンハバチ、ムラサキシジミ、アカタテハ、毛虫(多分マイマイガ)、コバナバチの仲間、ルリタテハ(目視) 番外編ババヤスデの仲間(昆虫ではありません。節足動物)

コツバメ・・・この時季だけの貴重な25ミリほどの小さなシジミチョウチョウの仲間。体毛が発達しているので全身がふさふさの毛でおおわれている。外側に波状の白い線。この条件で写真をアップで見るとぼやけてはいるもののふさふさした体毛、翅の周りの白い線が見えます。触覚の先も黄色くネットの写真と同じでしたが正確には確定できず。(K.T)

昆虫部会 3月活動報告

開催日2025年3月10日(月) 晴れ
場所箕面昆虫館
参加人数10名

今年初めての観察会であるが、まだ昆虫は現れてくれませんので、箕面の昆虫館での観察会とした。今シーズンは天候が不順で今日も寒い日となり参加人数は少なかったが、昆虫好きが集まりました。阪急箕面駅に集合し箕面川遊歩道を散策しながら昆虫館に到着。先ず迎えてくれたのは水槽でオオアメンボが群れており水の上をスイスイと動く様がよく観察できた。この館では動態観察が結構充実していて飽きることがありません。

最近では珍しくなったハンミョウも動き回る様を面白くみられた。また標本であったがオトシブミも興味深かった。さてここのメインの大温室でチョウたちのオオゴマダラ、コノハチョウやアゲハチョウ類約15種類の飛び回るのを写真にと皆さん動き回っていましたね。いや興味が尽きない昆虫館でした。昼食を取った後は解散となり箕面大滝へ散策する方たちとスパーガーデンでのんびりする人に別れて終了した。今日もお疲れ様でした。(hiro)

昆虫部会 11月活動報告

開催日2024年11月12日(火) 快晴
場所奥ノ谷(富田林市)
参加人数14名

山の木々が秋色に変わる、奥ノ谷(富田林市)で今年最後の昆虫部会を行いました。小春日和の最高の天候でしたが、やはり晩秋、見るからに昆虫の姿は少なく思えました。早速、虫取り網や虫かごを持ち、稲刈り後の田や畑のあぜ道、草原、小川沿いの農道、林の中を歩き回りました。昆虫の採集や観察ができるか心配でしたが、24匹の昆虫の採集や目視することが出来ました。キタキチョウの夏型と秋・冬型の違いや緑系色と茶系色のバッタ類を確認、セスジツユムシのトゲ感触、タイワンナナフシの採集場所が小屋の壁板等、皆さんで本日の昆虫採集の気づきを出し合いながら、昆虫の模様や体型をじっくり見つめ、昆虫図鑑のページを捲り、照らし合わせて同定する時間はさらに昆虫の世界が広がり、楽しいひと時になりました。

【採集後同定と目視】24匹

チョウ目

キタキチョウ夏型、キタキチョウ秋、冬型、ヤマトシジミ、キタテハ、テングチョウ、ヒメウラナミジャノメ

カマキリ目

コカマキリ、オオカマキリ、ハラビロカマキリ

バッタ目

ツチイナゴ、ショウリョウバッタ、セスジツユムシ、コバネイナゴ、クビキリギリス

トンボ目

ヒメアカネ、アキアカネ、クロイトトンボ

ハチ目

オオハナアブ、アシナガバチ

ハエ目

ヒラタアブ

カメムシ目

ツマグロオオヨコバイ、ヒメジュウジナガカメムシ

コウチュウ目

マルガタゴミムシ類

ナナフシ目

タイワンナナフシ

昆虫部会 7月活動報告

開催日2024年7月9日(火) 晴れ
場所「いずみの国の自然館」及び周辺の公園・松尾川(和泉市)
参加人数14名

「いずみの国の自然館(和泉市)」でオオムラサキ観察。飼育ハウスには 数百匹のオオムラサキが飛び交い、事務局の三輪さんが成虫オオムラサキの餌(特別の液体)をトレイに入れると目の前でストロー状の口を伸ばし、餌を吸い始めました。オオムラサキは警戒心なく私たちの服にも止まり、ネバーランドの世界でした。観察のポイントを聞き、交尾、産卵、孵化後の幼虫をじっくり観察。服にオオムラサキが止まっていないのを確認後、ハウスを退出。「今、生まれた卵はどうなるのか?」の質問があり、三輪さんからオオムラサキの成長の写真を見ながら、オオムラサキの一生の話。幼虫はエノキの葉のみを食性にし、冬場は自らエノキの根元に下りて落ち葉に付着して越冬、春、またエノキを登り、若葉を食性にし、6月~7月にサナギ、成虫、交尾、産卵で一生を終える。

飼育ハウスを退出後、近くの公園に移動し、公園内や河原(松尾川)で昆虫採集を行った。河原に入り、石をひっくり返したり、川底を網ですくったりして、ヤゴなどの水生昆虫を採集した。公園内では主にクワガタやカミキリムシなどコウチュウを採集できた。水生昆虫採集は今までにない活動で有意義な時間となった。

採集した昆虫

オオムラサキ(オス・メス)・ハグロトンボ・ハグロトンボ(ヤゴ)・コヤマトンボ(ヤゴ)ガガンボ(幼虫)・カゲロウ(幼虫)・ノコギリクワガタ(オス・メス)・コクワガタ・カナブン・クマゼミ、・クビアカツヤカミキリ・シラホシハナムグリ・シマアメンボ・アメンボ・カゲロウ・カマキリ・アミガサハゴロモ

目視

タマムシ・タイワンタケクマバチ・キリギリス・ハラビロトンボ・ゴマダラチョウ・シオカラトンボ・オオシオカラトンボ・ミスジチョウ・キマダラカメムシ

昆虫以外

ヨシノボリ・カワニナ・ヨシノボリ卵・サワガニ・ガシャモク(植物)

昆虫部会 6月活動報告

開催日2024年6月11日(火)
場所長野公園(河内長野市)
参加人数16名

当日は30度と真夏日の予報でした。間違いなく暑い日でした。河内長野駅から公園までの道中汗をかきながら坂道を上る。道中コミスジ、モンシロチョウなど早々と観察。公園内の「回廊風展望休憩所」を集合場所とし、荷物を置き捕虫網を持って暑い中みんな思い思いの場所で採取。集合場所の目の前の木の枝先にはオオシオカラトンボが。早速みんなで観察。その後次々と採取した昆虫を集合場所に皆が持ち寄る。先ず驚いたのはWさんが採取したオオスズメバチ。それも飛びっ切り大きい5㎝程の女王バチ。戻ってきたみんなも驚く。その後も昆虫の写真を撮り、皆で手分けして同定作業。

一段落した後昼食をとることに。休憩所は風が吹き抜け汗をかいた後の身体に心地よくゆっくりと休憩。昼食後は、会員さん持参の竹に巣を作ったタイワンクマバチの観察。竹を割ると1匹のクマバチが飛び出し、よく見ると自分たちで細かく作った仕切りの中に幼虫が1匹ずつ。花の蜜を中心に作った餌も入っており数人が味見を。甘酸っぱい餌でこの経験は中々出来ない。割った竹に幼虫、餌を戻し、会員の一人に持って帰ってもらい観察を続けてもらうことに。

暑い中の部会で少し早めに切り上げましたが、充実した一日となりました。

以下が今回採取及び目視できた昆虫です。

採取

キリギリス(子)・オオスズメバチ(女王バチ)・コミスジ・モンシロチョウ・ヨコズナサシガメ・ヒロオビトンボエダシャク・ヤマトシリアゲ・ホンミスジ・カノコガ・オオスカシバ・クロオオアリ・スジグロシロチョウ・ムラサキシジミ(オス)・オオシオカラトンボ・シオヤアブ・ベニシジミ・シロヘリハラビロヘリカメムシ・ハラビロヘリカメムシ・ハゴロモ(幼虫)・タイワンクマバチ・タイワンクマバチ(幼虫)・カマキリ(子)・ヤマトシジミ・シャクトリムシ・ヒメホソカメムシ・ツバメシジミ・ホソクロツヤヒラタコメツキ・ショウリョウバッタ(子)・マドガ・ナミテントウ・セスジナガカメムシ

目視

オスジアゲハ・セイヨウミツバチ・ウラギンシジミ

以上目視も含め34種
暑い中にもかかわらず確認することができました。(K.T)

昆虫部会 5月活動報告

開催日2024年5月7日(火) 快晴
場所西原公園(堺市南区)
参加人数15名

快晴の下、西原公園(堺市南区)で本年度最初の昆虫部会を行いました。公園内は除草作業が始まり、昆虫の採集や観察が心配でしたが、25種類の昆虫採集・同定、6種類の目視をすることが出来ました。池の水際でイトトンボが飛び交う場面を眺めていると、柳の枝にヤゴからトンボになろうとしている様子を目撃しました。翅が純白でだんだんと透明感のある翅が広がり、トンボの体も色合いが見え始め、数時間後、シオカラトンボのメスになっていました。他にもマダラホソアシナガバエを近距離で見ると輝きのある体で、たかが「ハエ」と思わず「ハエ」も美しい。皆さんで今日の昆虫採集の同定をすると、どの昆虫もじっくり見つめ、対象的な模様、動き方や翅の使い方など不思議なことや面白いことを気づき、その気づきを出し合うとさらに昆虫の世界が広がり、楽しいひと時になります。

採集後同定 25匹

①シオカラトンボ交尾、②シオカラトンボ脱皮~3枚(10:32 ・11:03・ 3:47)、③オオヒラタシデムシ、④ヤナギハムシ、⑤アオモンイトトンボ、⑥カメノコテントウ、⑦ハナムグリ、⑧ゴキブリ、⑨ハサミムシ、⑩ナミアゲハ、⑪モンシロチョウ、⑫コジャノメ、⑬ヒメウラナミジャノメ、⑭ベニシジミ、⑮ウンモンクチバ、⑯ヨコバイ、⑰チャバネアオカメムシ、⑱マダラホソアシナガバエ、⑲マドヒラタアブ、⑳クロスジオオシロヒメシャク、㉑ゴマダラキコケガ幼虫、㉒ハチの仲間、㉓コガタルリハムシ、㉔オオウンモクチバ、㉕セボシジョウカイボン

目視 6匹

①テングチョウ、②モンキチョウ、③アメンボ、④ツマグロヒョウモン、⑤アオスジアゲハ、⑥クロアゲハ