大阪シニア自然カレッジ

10期生4月6日講座報告

開催日2016年4月6日(水) 晴れ
講座名都市公園の野鳥観察②
講師仲 淳一先生、野上 勝三先生、市川 康彦先生(泉北野鳥の会)
場所大泉緑地(堺市)

新年度、新入生、新入社員。日本では多くの新しいがある4月最初の講座を野鳥観察にした。

野鳥を求めて空を見上げる。葉を落としていた木々は新芽がほころび若葉を広げつつある。満開となった桜の枝にはシジュウカラ、メジロが飛び交う。新しい息吹を一杯に吸い込んだ。今年度も一年、大いに自然を楽しもう!! この季節、留鳥、冬鳥の多くは恋に忙しい。留鳥はさえずりで縄張り宣言し、メスを求めて求愛する。冬鳥もまた盛んにさえずり、つがいとなる相手を見つけて共に北への旅立ちの準備をする。小さな身体のどこからあんな大きな、美しい声がと思えてくる。声だけでなく、外見でメスを引きつけようとする鳥もいる。コサギは飾り羽で自らを飾り付ける。羽根やクチバシの色を変えるオスもある。鳥たちは縄張りを宣言し、メスを引きつけ、優秀な子孫を残そうと必死だ。

大泉緑地は多様な落葉、常緑の木々に富み、また水鳥の住む池や小川が流れる。多彩な生態系がある。今日は夏鳥の到来には早く、期待したオオルリを見つけることはできなかったが、32種もの鳥達の生き様を見た。探鳥には、野鳥の鳴き声と方向から、種と居場所の見当を付け、さっと飛び去る野鳥の特徴をすばやく感じて、同定するらしい。しかしシジュウカラの鳴き声は何度も聴いたのに、なかなか覚えられない。大きな声で春を告げるイカルの声は?? 形や色と違い、音を記憶することは実に難しい。

大泉池に遊ぶ水鳥達。全部ヒドリガモ?いろいろあるように見えたのに!オス(♂)は魅力的に装い、メス(♀)の気を引く。めでたくカップル(つがい)になれたかな。
満開の桜を見上げると、花をついばむメジロが動く。どこに??確かにいたんだけど・・・・?
川辺のコサギとアオサギ。コサギ:クチバシが黒、足の指が黄。繁殖期には頭部に2本の飾り羽をつけ、おしゃれに装う。アオサギ:アオと言うが、羽色は灰色。白でも黒でもない中間色をかつて灰色と呼んだらしい。
コゲラ。日本で1番小さなキツツキ。黒と白の縞模様が美しい。軽量級で、樹をつついてコンというよりサクッだそうな。
保護色で葦原に身を潜めるようにしていたオオジュリン。今は冬色。夏鳥になると、大きく色が変わるらしい。
黒っぽい顔に大きな黄色のくちばし。イカル。この時期、独特のリズムの、澄んだ大きな声で春を告げる。左下:地上で小さな群れを作ることも。矢印:イカル達