大阪シニア自然カレッジ

17期生 2月18日講座報告

開催日2026年2月18日(水) 晴れ
講座名管区気象台と津波・高潮
講師柴施設担当者
場所大阪管区気象台、津波・高潮ステーション

 今日は大阪市内にある大阪管区気象台と津波・高潮ステーションへ行きます。気象台の業務とは?天気予報と…。津波対策はどんなことをやっている? みんなよくわかっていないことがわかりました。今日はそのあたりを学びます。

 はじめに気象台の業務について学びます。気象台では、地震・火山が活動したときの対応を担当しています。地震が発生したらその揺れを解析し、震源・震度や津波の発生を含めた被害想定の情報を出しています。そのときに地域ごとの震度情報を出しますが、この震度、実は歴史とともに変化していて、1949年に7ができたり、5と6が強弱に分かれたのは阪神淡路の震災からや、5弱というのは4.5~5とのことだなど、知らないことがたくさんありました。また過去の地震の歴史、緊急地震速報や長周期地震に関してたくさんの質問が出て、皆が興味を持っていることがわかりました。地震については、①予知ができないこと、②南海トラフ地震はせまっていること、③備えは大切なこと、④起きたらまず身を守ること、⑤発生後はデマに注意することを理解し、対応していくことが重要とのことでした。

 天気予報は①気象の観測、②観測データから未来の大気状態を計算、③計算結果と経験から予報作成、④発表の4ステップからなり、気象台が行っていますが、民間も予報を出せるように法改正されています。気象観測は全国に1300箇所あるアメダスで24時間実施しており、気象衛星のデータも加えて、それぞれのデータから予報を作成していきます。講義後、府庁舎横にあるアメダス(屋外の観測施設)に行き、雨量計、積雪計、感雨計、日射計、暑さ指数計などを目にしましたが、昔の百葉箱とはイメージが違い測定機器らしいものでした。

 アメダスを後にして、津波・高潮ステーションに移動しました。ここでは、なぜ大阪では高潮による水害が多いのかという説明がありました。これは大阪平野ができた歴史と、近年の地盤沈下により海抜0m以下の地域が多いためとのこと。室戸台風などで過去に多くの被害の歴史があり、そのため防潮堤や水門で防災・減災に取り組んできている歴史を学びました。南海トラフ地震による津波の対策も含まれており、ここでも気象庁の地震同様、①津波から逃げきること、②災害を乗り越え生き抜き、その知恵を後生に伝えること が重要であるとのことでした。地震、津波、台風等により、今まで以上の災害が今後も起こることが予想され、各自が備えを準備していくことが重要と感じました。 (Y/M)

地震につい
天気予報について
アメダスにて
津波ステーションの展示1
津波ステーションの展示2