| 開催日 | 2017年3月15日(水) 曇り時々晴れ |
| 講座名 | コケの観察 |
| 講師 | 木村 全邦先生(森と水の源流館) |
| 場所 | 橿原公苑本官会議室、橿原公苑(奈良県) |
早いもので、第一年度も今日と来週で終わる。この一年、自然の中で心豊かな時間を過ごすことができたことに、感謝でいっぱい。
午前中は講義午後からは曇天の中、橿原公苑でのコケ観察。早春の風は頬に冷たい、森の中でしゃがみこみ、冷え切った身体で、虫の目になってルーペを覗き、初めてのマクロの世界(コケ)に引き込まれる。まさに身近にあったのに気付かずにいた、万華鏡。自然の観方を習い、回を重ねて漸く、自然観察は〝いのち〟の観察、地球の観察と気づいた。
今日のテーマ、コケについても、シダや藻類、蘚類をまだ区別できていない。もっとコケを見つめたい。唯一、ウメノキゴケだけは、アンモニア抽出で染色に熱中したことがあるのみ。木村先生にいただいたレジメに、万葉集の中のコケの歌が4首、抜き出してあった。国歌、〝千代に流れむ羅(こけ)生すまでに〟は恋愛歌と教わった。〝み吉野の青根が岳の羅むしろ誰か織りけむ経緯なしに〟を、マイフェバリットにいただく。
コケは、いにしえから日本人の深層に深く入り込んだ様でコケの庭を鑑賞する文化へと繋がった。そういえば、〝万葉人は、自然観察と恋愛、が生活のすべて〟思わず膝を打った。古稀過ぎて、万葉人に倣ってみるとしようか、後者は無理でも、前者の自然観察なら・・・。(活動報告書作成1班)



