大阪シニア自然カレッジ

10期生3月9日講座報告

開催日2016年3月9日(水) 雨
講座名動物園視察
講師巴里 藍先生(天王寺動物園 獣医師)
場所天王寺動物園

子供らが小さい頃、そして次は可愛い孫を連れて、動物園を訪れた。今回はあれから久しぶりの動物園訪問。

誰のためでもない、自分自身の為にじっくりと動物たちとの出会いを楽しもう。まずは獣医師巴里先生より動物の食性が生み出す、消化器構造の違いについてのお話をうかがった。肉食動物ライオンと草食動物シマウマの顎骨格標本を見せていただいて特徴をじっくり観察した。

食餌の結果として排泄されるウンチの形、内容物,匂いも実感。続いて鳥類嘴の構造と食餌の仕方について。どの動物も、各生活スタイルに合わせて最適な形を作っているものだ!(実際には淘汰の結果として、そうなったということだろう)。

後半は屋外で動物園サバンナゾーンの見学。今日は、昨日までの4月のような暖かさとは一転して、冷たい雨。入園者も少なく、ほとんど貸し切り状態。ラッキー!!??? 雨で動物たちは中に引っ込んでいるかもという先生の予想にかかわらず、多くの動物たちが、ゆったりとして私達の間近に姿を見せてくれた。カバ、キリン、シマウマ、トラ、フラミンゴなど。ライオンのオスはガラス越しのすぐ目の前でお昼寝中。周りに二匹のメスを従えて。ライオンのオスは狩りも、育児もメス任せなのに、餌は1番に食べるとか。こら!オス、もっと働け!! じっくりと堪能した。雨のお陰か?

動物の上顎骨格。草食動物:門歯で草をかみ切り、臼歯ですりつぶす。肉食動物:鋭い犬歯で突き刺し、致命傷。臼歯で切り裂く。
フラミンゴ達。右下:動物園案内板の一部。フラミンゴは何故赤い?:ミジンコなど赤い色素を含む餌を食べるため。どうやって食べる?:泥水を吸い込む→大きな舌で水を押し出す→この時嘴の細かい櫛目で泥を排出。餌は口内に。
カバ。水中に身を潜めていたテツオ君。私達が行くと目を出し、胴体も浮上させて挨拶?サービス満点。
カバ、ティーナちゃんの水中の様子を観察。ティラピアと共生。ティラピアはカバの古くなった角質を食べる。糞も食べてくれるので、水の浄化に役立つ
サバンナゾーンの草食動物達。中央の樹は樹皮を食べられて痛々しい姿に。
ライオン。怠けているように見えるオスの仕事は、外敵から群れを守ること、群れ内での自分の地位を守ること、子孫を残すこと。これも大変きつい仕事だそうだ。