| 開催日 | 2025年12月5日(金) 曇り |
| 場所 | 奥の谷(富田林市) |
| 参加人数 | 15名 |
もう師走、奥の谷も漸く冬らしい冷え込みを感じ、日なたが恋しくなりました。今回は畑で収穫した、里芋を使って芋煮会です。午前中の作業を少し早めて、芋煮会担当の皆さんが心込めて料理された芋煮会風ランチを戴き、楽しみました。皆さんも奥の谷地蔵もほっこり顔。もちろん午後からの活動にも力が入りました。
《山チーム》
気候変動・環境問題が懸念される今日。私たちも身近な奥の谷、里山保全が最初の一歩だと思い、活動は小さな一歩ですが、この活動で少しずつ、少しずつ明るい林床が広がっています。今日の活動場所も倒木があり、雑木や笹が広がり、林床が見えません。作業場所を打ち合わせ、鋸や鎌を手にして急斜面の倒木や雑木、ネザサを除去しながら上ったり、除去した枝を持って下りたりを繰り返しました。木に巻き付いた蔦の除去も大変です。芋煮会ランチ後も上へ上へと進んで行きました。午後の活動も一段落し、斜面を見上げると青空が見え、林床に日が差し、里山の新しい息吹が聞こえてきそうです。
《畑チーム》
先月は畑にイノシシが侵入し、畑が荒らされ、畝の修復や苗の手入れをしましたが、またイノシシが侵入した形跡があり、ちょっと苦笑いです。夏バテしていた里芋も収穫できるまで育ち、今日は里芋全部、収穫しました。「この里芋で芋煮会をするぞ」と思うと、わくわくです。今回も荒らされた畑の復旧作業を進めました。畝をきれいに手直しし、掘り返されたにんにくや玉ねぎの苗、エンドウ豆の苗を丁寧に植え直しました。うまく根付き、丈夫に育ってくれることを願うだけです。イノシシが侵入しないように再度、柵の点検、防草シートが捲られないように重石も置き直しました。畝の数も増え、春に向けての野菜つくりも楽しみになってきました。
*焚火の周りに皆さんで集まり、手をこすりながらの笑いありの談話ができること、山チームも畑チームも保全活動に協働できること、これが里山部会の魅力です。
*和気あいあいの芋煮会風ランチもあり、有意義な一日となりました。






