| 開催日 | 2016年11月9日(水) 晴れ |
| 講座名 | きのこ入門 |
| 講師 | 下野 義人先生(三重大学大学院協力研究員) |
| 場所 | ノバティホール、烏帽子形公園(河内長野市) |
午前中は研修室にての座学。
「キノコはどんな生き物なのか?キノコの役割とは?どんなところに生えるのか?キノコの分類の仕方~毒があるかないか」など「キノコとは」について学びました。「真核生物」「原核生物」など難しい用語に首をかしげることもありましたが、スライド写真や戴いた資料をもとに、「キノコのような菌類は分類体系では植物より動物に近い」「分解者のキノコがいなかったら、地球は生き物の死体だらけ」「毒キノコについての言い伝えはすべて誤りであり、知らないキノコは食べないこと」など下野先生のユーモアたっぷりの話に次第、次第にキノコの奥の深さと不思議な世界に引き込まれていきました。
午後は秋色に染まる烏帽子形公園でのキノコ採集と観察。公園に着くなり「ほら!」と先生の手にはクヌギのどんぐりのような黒っぽいものがあり、それは「エリマキツチグリ」というキノコでした。「今日は珍しいキノコに会えるかもね。でも落葉の上だけ見ても分からないので、落ち葉の下や木の根も丁寧に採集するように」1時間、キノコ狩りに没頭し、見る見るうちに採集した色とりどりのキノコがテーブル一面に並べられました。
同定は先生ですが、キノコを色んな角度で観察したり何度も匂いを嗅いだりする先生の真剣な姿に釘付けとなりました。白いキノコを手にし、キノコのかさに水酸化カリウム液(KOH)をかけると黄色くなりました。「ほら、これは間違いなくアケボノドクツルダケです。猛毒です。」と笑顔を見せる先生。
でもやはり私たちの関心事はどのキノコが食べられるか否か。それを先生も察し採集したキノコの断片を「はい、飲み込まないで、しがんでください。どんな味かな?」いくら安心・安全と言われても「えっ!」と思いながら恐る恐る口にしました。「わさび味風?」このキノコはワサビタケと言う名で一番の特徴といえば、なんと言っても「激辛味」、どおりであとから辛味がきました。
「野生のキノコで食べられるものはあるけど、美味しいとは限らないよ。やはり市販されているものが1番かな。」公園の一区間での採集でしたが、有毒キノコもあれば薬用キノコもあり、またおしっこで育つキノコもあり、名前がわかっているだけでも38種類、名前がわからないものを入れるとなんと40種類以上のキノコを採集し観察することができました。それにしてもキノコの世界の面白さに脱帽です。(活動報告作成2班)



KOHがかかると黄色に
