| 開催日 | 2016年4月20日(水) 曇り |
| 講座名 | 植物入門(草本) |
| 講師 | 木村 進先生 |
| 場所 | 堺市立栂文化会館、西原公園 |
さっそくですが、タンポポの花びらは何枚あると思いますか、で講義が始まった。木村先生はタンポポ調査で知られている研究者で、つかみが巧い。タンポポのことしか話していないようでも、合弁花・離弁花、多年草・越年草、キク科・マメ科などいつの間にか植物入門の内容になっている。この他、タンポポにまつわる歴史や文学など午前中の講義はタンポポづくしであった。
因みにセイヨウタンポポは受精しなくても種子をつくることができるので、造成地を中心に猛烈に増えている。一方、寿命はカンサイタンポポが10~20年、長いものでは40年で、セイヨウタンポポは5年程度とのこと。これが、農地減少の鈍化した地域でカンサイタンポポが巻き返し始めていることの一因らしい。
午後からは、頂いたミニ図鑑を片手に西原公園で野草の観察。タンポポに似た野草との見分け方を教わったり、キウリグサの花をルーペで納得するまで見つめたりして充実した2時間が過ぎた。これからしばらくは、タンポポを見つけるたびに、カンサイかセイヨウかと口走り道端にしゃがみ込むので、家族を不安がらせることになるでしょう。



