| 開催日 | 2017年11月22日(水) 曇り |
| 講座名 | 紅葉と冬芽の観察 |
| 講師 | 栗谷 至先生 |
| 場所 | 和泉シティプラザ、宮の上公園 |
午前中はスライドで紅葉・黄葉の仕組み、どんな意味があるのかを学ぶ。
美しい紅葉となるための3要素として①日光②低温(氷結しない程度)③昼と夜の温度差が必要。今年は3要素はそろったが台風の影響で葉が痛んだり、飛ばされたりしてきれいでないとの事。落葉樹は秋になり気温が低く日照時間が短くなると光合成の効率が悪くなる。そうなると木は葉を不要と判断して葉の栄養分を吸収し、葉への養分や水分の供給をストップし落とす準備をする。
葉の色の変化については、離層という組織により葉と枝が遮断されクロロフィル(緑の色素)の生産が抑えられ分解され、紅葉は赤の色素のアントシアンが生成され、黄葉はクロロフィルに隠れていたカロチノイドが現れる。クロロフィル、カロチノイド、アントシアンの蓄積量で葉の色が変化する。紅葉は木が生きるための行為との事。
午後は宮の上公園へ。今年は紅葉が早く、すべて葉を落としていたり、一本の木でも日光のあたり具合により上だけ色がついていたりさまざま。アメリカフウの見事な紅葉、モミジは近づいてみると葉先が台風の影響でかなり傷んでいる。
季節はこれから冬になるが木々は冬芽で春への準備をしている。複雑な紅葉の仕組み、冬芽の観察、よく見るブナ科ニレ科の葉や樹皮の違い、種子の事などを栗谷先生の愉快なギャグに笑いながら学びました。



同じ枝なのに色がちがいます
