大阪シニア自然カレッジ

12期生10月25日講座報告

開催日2017年10月25日(水) 曇り時々晴れ
講座名奈良公園の巨樹観察①
講師甲斐野 幸一先生他(グリーンあすなら)
場所奈良公園

講座開始時に10人程が先生から名前を呼ばれてドッキリ。「川」や「木」等の文字が苗字に含まれる方が呼ばれのだが、これは日本人が自然との関わり合いが深いことを示す証とのこと。

興福寺近辺から観察を開始、クロマツやイチイガシ・ムクロジ・ソメイヨシノ・クスノキ3兄弟・ナギ等の巨樹を観察。さらに樹木の名前の由来や見分け方、また葉の色や大きさ・形状・鋸歯の有無・葉脈の模様の違いを教わる。先生の解説は楽しく興味深かったが、全てを紹介するのは難しいので数例披露すると、

  • サクラは葉の付け根にある蜜線で蟻を誘い、道中のダニや毛虫を捕らせる。
  • サイカチは小動物から豆を守るため、枝に棘を生やす。
  • ムクロジの実は皮が石鹸、中身は数珠に利用された。
  • エノキは成長が早くて目立ち日陰にもなるため、一里塚に植えられた。
  • 鹿の草食による芝刈りを人力で行うと、約2億円の経費がかかる。

最後は飛火野近辺でジャンケン大会の勝利者が、スタッフの方のお手製の装飾品をゲットし勝鬨を挙げたところで講座が終了。

ムクロジの幹の中に竹が浸入、昨年よりその数が増しているらしく自然の猛威を感じます。
クスノキの幹にできた巨大な洞を前に集合写真。皆さんの元気な姿と対照的に年々弱りつつあるそうです。
スタッフの方に用意していただいたジプロックに、採取した葉や小枝・ドングリ・種を入れるが、アッという間に満杯