| 開催日 | 2017年11月1日(水) 晴れ |
| 講座名 | ブナ林の保全 |
| 講師 | 弘田 純先生、ブナ愛樹クラブスタッフの方々 |
| 場所 | 和泉葛城山 |
直前の台風の影響で、数ヶ所の通行止めがあり迂回路を通って無事山頂へ。素晴らしい青空で眼下の景色に歓声を上げ午前の講座開始、ブナ林の中へ。
ブナは標高の高い涼しい場所に生息するが、和泉葛城山のブナは標高の低い所で(850m)天然のまま残っている貴重な場所として国の天然記念物となっている。天然記念物指定部分(コアゾーン)コアゾーンを保護するための緩衝区域(バッファーゾーン)で構成されていて、コアゾーンは立ち入り禁止のため保護整備活動はバッファーゾーンで行っているとの事。
天然記念物指定時は1800本ぐらいあったブナだが今は両ゾーン合わせて850本ぐらいになっており、ここ10年で100本ぐらい枯れている。温暖化などで生き残るのが難しくなっていて、自然に落ちた実生からの成長は遅くほとんどが枯れてしまうので、採取した実を苗床で育て、育った苗木をバッファーゾーンに植樹しているとの事。
ブナの特色は実が三角錐、葉脈の先は丸みを帯びた鋸歯のへこんだところにあり、はっきりしていて、幹が白っぽいので白ブナという(幹が黒っぽいのはイヌブナ、葉脈の数が白ブナより多い)葉は北に行くほど大きいなどの説明を受けながら午前の講座は終了。
午後はバッファーゾーン内のヒノキなどの植林地を観察。ここを間伐してブナを増やすために整備管理しているとの事。ブナ林を守るため広大な土地を保護管理調査されている方々の大変さを大いに感じ、ブナの幹に名前を彫るなどの行為は止めてと思いました。黄色く色づき始めたブナを次世代の人たちも見る事が出来るように。



