大阪シニア自然カレッジ

12期生10月18日講座報告

開催日2017年10月18日(水) 晴れのち曇り
講座名信太の森の自然観察
講師田丸 八郎先生
場所信太の森ふるさと館、信太山丘陵

今日の「信太の森の自然観察」講座は自然カレッジでは初めての講座である。

ここ信太山丘陵は市街地に囲まれ広さは約300haで大阪では珍しい湿地帯や草原が点在し50種を超える絶滅危惧種の植物が生息し、生物多様性が豊かな地域である。絶滅危惧Ⅰ類の白色のサギが飛翔するような形をした花を咲かすサギソウが自生しており、それを増やそうと受粉さして無菌培養して種子を播いているが根付くのが難しいようである。

  • コバナノワレモコウ:湿地に生える多年草で花は白色でときには淡紅色で枝の先に細長い花穂をつける。大阪では自生しているのはここだけである。
  • ミミカキグサ:食虫植物で黄色い花を咲かせて、花後に顎が残って耳かきの様な形となる。
  • カヤネズミ:日本で一番小さなネズミで体重は500円玉程しかない。草の上に球巣をつくる。

この地はツツジも有名であってヤマツツジ、モチツツジ、ミヤコツツジ(ヤマツツジとモチツツジの交配種)が季節には咲くそうである。このような生物の多様性を保持していくのに長年にわたって保全活動を続けられており、皆様の努力に敬意を表するとともに、自分たちの身近な自然を大切にしなくてはと再認識した。信太山丘陵には別の季節にも訪れてみたいですね!

先生の説明に聞き入る受講生
ミズオトギリ(水弟切)の実
ススキに作られたカヤネズミの巣