| 開催 | 2026年 10月 7日 (水) 晴れ時々曇り |
| 講座名 | 人と自然公園のつながり |
| 講師 | 武田敏文 先生、(パークレンジャー協会 2名) |
| 場所 | むろいけ園地(四条畷市) |
今日は、JR四条畷駅に9時集合と久しぶりにラッシュ時の電車に乗りましたが、無事全員間に合いました。バスで四条畷市の山間部にある「むろいけ園地」に向い、園地に着くと、3人の講師(ネイチャーガイド)に出迎えを受けました。まずは、昔氷室があり、自然保護の観点から造られた園地の説明と、蜂などへの安全に注意を受けてから、3グループに分かれて谷地田の道から園内観察を始めましました。
ヌスビトハギとアレチヌスビトハギ(外来種で実が多付きやすい)の違い、女郎蜘蛛の巣では、縦糸(移動用)・横糸(粘着性で捕獲用)の機能などの説明を受けながら、金剛山でも見たツリフネソウやヒヨドリバナを見ながら湿生花園に来ました。ここは「むろいけ園地」のメインの観察場所とのことで、ミゾソバ(ウシノヒタイ)、サクラタデなどの花も観察できました。ツリフネソウの花にはホシホウジャク(スズメガの仲間)が蜜を吸いにホバリングしており、その実に触るとばね仕掛けのようにはじけておもしろい! それぞれみんな種に触って「はじけた!」と遊んでしまいます。さらに、湿生花園の先ではアサギマダラも見ることができて、ここでも歓声が上がりました。
湿地帯を過ぎた山道ではアケボノシュスランの保護地があり、群生は非常に珍しいとのことで、公園でも大事にしているのがわかりました。かぶれ注意ですがヌルデの虫こぶや、標高が低いためか金剛山より色づいたヨウシュヤマゴボウなども観察できました。室池に到着し、江戸時代まで氷室池と呼ばれていた歴史も学び、モミジ街道を「森の工作館」に向う途中、人がしゃべっているようなソウシチョウの声も聴けました。
昼食後、「人と自然公園のつながり」についての講義を受けました。大阪平野を取り囲む山地、生駒・金剛・紀泉国定公園の中に9つの園地(府民の森)があり、延べ617haとのこと。大阪府の府政100周年を期に1968年から自然保護と山火事防止のため整備を開始。健康・癒やし・学び・交流・生物多様性保全などとともに治水・灌漑や自然保護に役立っているとの説明もありました。その中にパークレンジャーは約80人で活動しており、地域ごとに公園管理をしているとのこと。最後に自然公園で問題になっていることとして、気候(温暖化)、ごみ(リサイクル)、外来種問題が挙げられ、どこも同じ様な問題にことも学べました。
いつもより遠方まで来て、上り下りもある長めの距離を歩く講座でしたが、多くの自然に触れあいながら、大阪府の自然公園について学べた1日になりました。(Y/M)




氷室は鎌倉時代から江戸時代まで使われていたとのこと。

