大阪シニア自然カレッジ

19期生 10月14日講座報告

開催2026年 10月 14日 (水) 雨のち曇り
講座名キノコ入門
講師丸山健一郎先生、(関西菌類談話会 NPO法人大阪自然史センター理事)
場所ノバティ長野、烏帽子形公園 (河内長野市) 

 今日は、6月以来のノバティホールにてキノコ入門講座です。キノコの模型、顕微鏡、サンプルが並んだ部屋で講義が始まりました。最近はプラスチックを分解する物まで発見されているとのことで、3億年前から石炭ができなくなったように未来が変わるのでしょうか?やはりキノコは興味深い。ちなみに毒キノコを見分ける方法はなし、キノコで死亡するのは年間2人程度。森本先生がキノコ栽培を開発したが、木材を食べて育つ木材腐朽菌のみで菌根菌はできないため松茸は栽培できない。キノコ類は樹木と共生しており、オニフスベの胞子は千兆個、最近TVで取り上げられているオオシロカラカサタケのフェアリーリング。次から次へと面白い話が出てきます。専門的だけど身近な所も出てくる講義に続き、キノコのサンプルや胞子を顕微鏡で見て、午後の観察会に備えます。

 午後からは烏帽子形公園に移動し、散策しながらキノコの採取・観察会です。キノコは10のグループに分類されるとのことで、採取したキノコは、古新聞や紙袋に一種類ずつ混ぜずに保存し、形が壊れないように。キノコは一番下部、根っこの部分・つぼまでしっかり採取する。また、土や木など、どんなところから生えていたのか?写真撮影はかさの裏も写すことなど、いろんな注意点を教えてもらいながら公園の山道をゆっくり進みます。

 少し移動する度に、たくさんの種類のキノコを次々と見つけては、先生に「このキノコの名前は何ですか?」と質問の嵐。そして、ついでに食べられますか?…。綺麗なキノコや、変わった形や、触ると胞子が無限に出てくるキノコ、傷つけると乳液が出るキノコなどいっぱいお持ち帰りをして、広場で同定を行いました。グループごとの特徴(形・色・生え方・胞子の特徴)を教わり、収集したキノコの記念撮影をして終わりました。なお、採集したキノコたちは自然に帰っていただきました。ありがとうございました。(Y/M)

講義風景と終わってからの観察会。先生が持ってきたキノコの標本や顕微鏡を観察てみます。
烏帽子形公園に移動し、注意点を学んだ後採取に出発。キノコは根っこから慎重に掘り出します。
道々でいろんなキノコがどんどん見つかります。
通称「サルノコシカケ」が見つかると、定番のお猿が座ります。
採集したキノコは、すべて広げて同定していきます。10グループごとの特徴も説明してもらいました。
代表的なキノコを集めて、記念写真。先生がキノコごとに名前を記載してくれました。