大阪シニア自然カレッジ

18期生 10月 14日 講座報告

開催2026年 10月 14日 (水)  快晴
講座名「おいしい水道水と日本の樹林」
講師施設担当者
場所村野浄水場・大阪公立大学付属植物園(交野市)

 今日は大阪府の水道水の約8割を製造し、日本で第1位の浄水能力を持つ村野浄水場の見学からスタート。

 まずは見学担当者の方から村野浄水場の概要説明を聞き、水の中に溶けている微細な汚れや粒子に「凝集剤」を加え水底に沈めて取り除く実験で、汚水処理フローのスタートを理解してから施設の見学へ出発した。
 広大な敷地に通常ろ過水量が1797000㎥/日【25mプールの約5,000杯分】の給水能力の施設であり、限られた敷地を有効利用するために世界的にも珍しい『立体式階層系浄水施設』が導入されている。

 水処理技術が結集している施設で鯉が重要な役割をしています。水の毒性や異常をいち早く検知するために浄水場や取水口に設置されている生物監視システムで、水質に異常が発生した時鯉がきれいな水の方へ逃げる習性を利用した警戒システムです。ちなみにコイセンサーの警報が今まで出たことは有りません。 
 見学の終わり、淀川の原水を通常処理に加えてオゾン処理や粒状活性炭処理を行い、カビ臭やトリハロメタンを除去した【安心で安全なおいしい水】をゴクリと飲んだら美味しかった‼ 

 頂いた重めのお土産を持って大阪公立大学付属植物園へ移動し、園内での昼食休憩後は植物園の職員の方のガイドで園内を散策。ここの最大の特色は日本国内の代表的な森林型11種類を自然に近い形での復元展示と、メタセコイアの日本で2番目に古い貴重な苗木が現存していることです。
 ①セコイア(センペルセコイアなど)、②メタセコイア(アケボノスギ)、③ラクウショウ(ヌマスギ)これらはヒノキ科の針葉樹ですが見分け方のポイントは常緑樹①か落葉樹②③か、そして落葉樹の2種は葉が対生②か互生③か、気根あり③なし①②と教えてもらったので、これからはバッチリ見分けられる?
 樹高約40mで樹齢は100年と思われるセコイアが空に向かってそびえています。

 チョウマメ(豆果を野菜として利用)ヒロケレウス・ウンダトゥス(ドラゴンフルーツ)パパイヤ(熱帯の万能果実)シロナス(紫色素を持たないナス・インド原産)カラントトマト(栽培トマトの祖先種)などなど多岐にわたっていろいろ説明をして頂き時間が過ぎるのが早かった。日を改めてゆっくり見て回りたい植物園です  
(T・O)

 凝集沈殿実験とお土産
浄水中央管理室と施設
パパイア
右から時計回りでチョウマメ・シロナス・ドラゴンフルーツ・カラントトマト
ラクウショウと切断した気根
セコイア(左)メタセコイアの雄花(中上) ホップの花(中下)ドイツトウヒ(右)