| 開催日 | 2016年10月26日(水) 晴れのち曇り |
| 講座名 | 昆虫入門 |
| 講師 | 鈴木 真裕先生 (大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境動物昆虫学研究グループ) |
| 場所 | 堺自然ふれあいの森 (堺市) |
昆虫とは一般に、体が頭・胸・腹に分かれていて足が6本あるものを指し、中でも現在のトンボ・カゲロウの祖先(旧翅昆虫)が古く、今から2-3億年前に登場したとの事らしい。世界に生物種は合計3000万種存在し、昆虫は約100万種(日本は約3万種)で生物種の中では1番に種類が多く、昆虫の多様性は森林、草原、河川、湖沼、海などの生態系の多様性が影響し、日本に昆虫の種類が多いのも里山が数有り、里山自体が多様な生態系を凝縮した環境で出来ているためだとレクチャー。
また、一方いくら種類が多くとも危機がつきもので開発・乱獲、人間活動(里山管理等)の縮小、外来種の存在、気候温暖化の影響などで減少している話には考えさせられました。写真による昆虫類の”目”分類の問題も出され、セミがカメムシ目に分類されるとは一同驚愕!!言われればカメムシと同じように体からの匂いはあるかも、後日(来年?)確認する事をお忘れなく。
次にふれあいの森での畑・田・アラカシ広場ゾーンで昆虫網を使って昆虫採集”見つけ採り・石起こし””スウィーピング””ビーティング”の3方法を3班が交代で実習。午後は採集した昆虫名を教わり、観察ツマグロヒョウモンチョウ、キタテハ、クビキリギリス、オオカマキリ、ツマグロオオヨコバイ(カメムシ目)、オンブバッタ、ナミテントウ、モリチャバネゴキブリと多彩、中にはヒメジャノメチョウの幼虫、誰が捕ったのか優秀賞もの。次に昆虫網による赤とんぼの採集、リスアカネとアキアカネを捕ったが時期が遅かったので見つけるのが難しかったが秋晴れの良い散歩になりました。
赤トンボで世界で唯一オスが青くなるトンボ。
「ナニワ」という名前は、お分かりの通り、「浪速」で大阪を意味しています。
これは初めて発見されたのが大阪である事によるそうです。分布は瀬戸内海周辺に限られてている点が大きな特徴でこのような分布を示すトンボは見当たらないとのこと。2007年に絶滅危惧種Ⅱ類にリストされています。(活動報告書作成3班)



