| 開催日 | 2019年5月22日(水) 晴れ |
| 講座名 | 地質観察① |
| 講師 | 佐藤 隆春先生 |
| 場所 | 河内長野ノバティホール会議室、石川周辺(汐ノ宮) |
今日は、地域の地形・地質などから地球活動の歴史を学ぶ地学の講義。
最初は戸惑っていた受講生の皆さんも、ジオパークの説明、日本列島の成り立ちや瀬戸内火山帯の溶岩の話から、身近な二上山や河内長野の嶽山・石川周辺は1500万年前の火山帯の一部で溶岩が観察できるという話になると、驚きと共に興味が湧いてきた様子です。
石川の河川敷での現地観察では、柱状節理が見られます。柱状節理とは溶岩が冷える時に体積が小さくなるので、規則的な割れ目ができ綺麗な形になったもので、大阪では唯一ここでしか見られないそうです。柱状節理の岩に直接触れて見るとツルツルの面とザラザラの面があり、溶岩の流れてきた方向が分かります。
また、地下40~50kmから湧き上がってきている炭酸ガスの湧出も観察できました。それぞれが河原にある石を拾い先生に鑑定してもらうと、砂岩、礫岩、花崗岩、安山岩などがあり、これらの石のなかでマグマが冷えて固まった火成岩に含まれる鉱物の中にあるカンラン石の大きなものは宝石(ペリドット)になるものがあるとのこと。皆さん必死に探していましたが、残念ながらここではルーペで見える程度の小さく光るものしかありません。
石川は河岸段丘や三角州をつくり河内長野の平野部を作ったという先生の説明と現場を見て、今日学んだ溶岩や河原の石、河川の地形など何億年もかけてつくられてきた「ミニジオパーク石川・嶽山」についての歴史に思いを馳せ講義を終えました。

安山岩の溶岩です

ルーペがないと見えません

