| 開催日 | 2018年5月30日(水) 雨 |
| 講座名 | 里山入門 |
| 講師 | 後北 峰之先生(堺自然ふれあいの森 館長) |
| 場所 | 堺自然ふれあいの森(堺市) |
後北館長の幼少の頃の話に笑顔で相槌を打ち、鎮守の森、集落、ため池、農地、草地という里山(田舎)の風景を思い浮かべた。しかし生活様式の変化や農地の基盤整備とともに里山風景は減少し、里山の価値が失われようとしている。里山文化の継承の場としての森づくりを進めている当館の取り組みに共感することが多くあった。
4班に分かれての「みんなのトンボ池」周辺の開発計画立案はどの班も説得力があり、活発なデスカッションができた。予算面をクリアすれば採用されそうな立案であった。
午後は木々に囲まれた尾根道を歩き、左右の自然の機能回復するゾーンと常緑化整備ゾーンを見比べ、「80年前の里山をめざす」当館の取り組みを見ることができた。歩く道々で林床の蘇り、小鳥やフクロウの巣箱、オオスズメバチの巣、樹液に群がる虫たち、イヌサンショウとナミアゲハの幼虫、シリブカガシの老木の恵み、枯れ木にキノコ、カヤネズミの住処、麦秋の麦畑、シュレーゲルアオガエルの鳴き声など里山が育んでいる命の営みを感じることが出来た。雑草地となっている田畑で足を止めて、しばらく沈黙。「人間の考えひとつで環境が変わる。」館長さんの言葉に深く頷きました。



