大阪シニア自然カレッジ

13期生5月16日講座報告

開催日2018年5月16日(水) 晴れ
講座名哺乳類入門
講師早川 篤先生(大阪自然環境保全協会理事)
場所河内長野ラブリーホール、長野公園

午前の講座では、狂言・落語・万葉集・浮世絵・民話など日本文化に登場する動物を取り上げ、モモンガは子どもが怖がる動物 狐の鳴き声で労働時間が決まる。山くじらとはイノシシ・シカの肉などその内容は興味深く、当時の人々の生活と動物との繋がりの話に引き込まれた。哺乳類の約40%はネズミの仲間だが、家ネズミ(ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ)は3種類で残りは野ネズミ。その野ネズミがいなくなれば生態系が崩れる。絶滅危惧種のトゲネズミ・ケネガネズミが琉球諸島に生存。

午後は河内長野公園で、盛り土や穴を見つけて動物の痕跡の着眼点を学んだ。盛り土は、人工的なものでしたが、穴はモグラの穴で、暗闇の中を動き回るモグラの姿を思い浮かべた。「バックは出来るのかな?」「尻尾は?」のつぶやきの声に、モグラのはく製を使って体の構造や特性を説明され、親近感を抱くようになった。イノシシとシカの脚や頭骨、ウサギの前脚と後脚、コウモリやノウサギの骨格標本などはく製を実際に手にすることで生態の違いがよりよく分かった。

先生の心地よいジョークに笑い声が絶えず、しかし野生の動物の接触の仕方や生態系の崩れを考える講座でした。

フィールドサインを探しに出発です。けものみちを発見。覗き込みます!
もぐらの穴、発見。立派な手と鼻としっぽを頼りに穴の中を前後に動き回ります。
雄鹿のりっぱな角といのししの頭骨です。