大阪シニア自然カレッジ

野鳥部会 10月活動報告

開催日2025年10月15日(水) 曇り
探鳥地鉢が峰(堺市)
参加人数22名
観察野鳥種数19種

 朝からどんよりした曇り空、でも予報では日中の降雨は心配なさそう。スタート地点の法道寺境内、そしてその裏の池へと進めるが、全く鳥の気配なし、毎年現れるカモ類も姿が無い。今年は暑さが長かった所為か 鴨の渡りが遅いのだろうか・・・でも池では赤トンボ(猩々トンボ?)の多くのペアが水面に産卵の最中。暫くは野鳥を忘れてトンボ観察となった。 集落に入ってもやはり鳥の気配はなく、庭先の赤くなった柿の実も静かだ。 しかしようやくタラノキの実に集まるメジロ、スズメ、ヒヨドリの出現に、ホッとする。  

 集落を過ぎると田畑へと視界は広がり、空では多くのコシアカツバメが飛翔する。そして複数のモズの鳴き声が・・・。 コシアカツバメは終日視界から消えることはなかった。 稲刈りの済んだ田圃の中にケリを見ながら コスモス館へ歩を進める、早速に館前の畑ではノビタキ2羽が我々をお出迎え。昼食を後回しに、取り敢えずノビタキ観察。

 その後は、畑や溜池にカルガモ、カイツブリ、ハクセキレイ、ホオジロ、そしてノビタキ、モズ、コシアカツバメを見て「鳥合わせ」となった。

 今年は昨年の27種に対して19種と観察種数を減らしたことが、最近読んだ「世界の野鳥数の減少現象」の新聞報道と重なり、どうも気がかりだ。(M.K、写真K.T)

カイツブリ(幼鳥)
ノビタキ
ノビタキ
ノビタキ
ホオジロ
ケリ

 

コシアカツバメ
モズ