大阪シニア自然カレッジ

19期生 6月17日講座報告

開催2026年 6月 17日 (水) 曇り時々晴れ
講座名昆虫入門
講師鈴木真裕先生 (大阪公立大学 環境動物昆虫学研究G 客員研究員)
場所堺ふれあい自然の森 

 今日は堺自然ふれあいの森に集合し、昆虫入門講座です。世界中の生物140万種のうち、虫は何種類?そんな質問から始まりましたが、答えは100万種、そのうち日本には10万種程度で欧州全土並みの種類とのこと。これは南北に長く高山も多い日本の多様性ある気候が影響しており、島の成り立ちなども影響があるとのことです。生物には「目」という一番大きな分類がなされますが、昆虫が最も多く日本には28目がいます。「目」のしたに「科」があり、カメムシ目が最も多く蝉やアメンボ、ヨコバイ、ハゴロモなどが含まれます。虫自体、足が6本で体は3つに区別でき、口が針状など見た目の多様性が広い生き物です。このように分類や進化の過程での変化などの説明に加えて、クビアカツヤカミキリを観ながら、外来種についても説明を受け、天気が崩れる前にフィールドに出て、虫取り網、籠を手に採取に出発しました。

 午後からは、3グループに別れ、昆虫1400、鉢ヶ峰の昆虫、甲虫・蝶。蜂・鳴く虫・ハムシそれぞれのハンドブックなどを観ながら、先生のアドバイスももらい同定作業に取り組みました。取り出して観察し、虫眼鏡で見て、図鑑などからなんとか30種類以上を同定しました。

 最後に、採取した昆虫たちには、しばし自由を奪ったことに謝意を持って、篭やカップ・袋から出して自然ふれあいの森へリリースしました。今まで虫は退治する物で、観察の対象ではなかった人も多いようでしたが、これからは「どんな個性的な形?」、「何目の虫?」など、少し興味を持てるきっかけになりました。 (Y/M)

 座学の様子と先生の映像
 ふれあいの森での昆虫採集
 昆虫の同定風景  
採取した昆虫①
  採取した昆虫たち②

  同定した昆虫たち:38種(以上あったと思われます)、その他不明な物も多数あり

コウチュウ目:ウリハムシ、オバホタル、チビクワガタ、オオゴミムシ、クロマドホタル、ヒゲコメツキ、    コガネムシ、ツチカメムシ、アトモンサビカミキリ、ナナホシテントウ、 ナミテントウ、オオオバホタル、 (12種)                                                 ハチ目:セイヨウミツバチ(1種)                                   チョウ目:ベニシジミ、クロコノマチョウの幼虫、ヒトリガの幼虫、ルリシジミ、ミヤマシジミ、      クロコノマチョウ、カノコガ、モンシロチョウ、ホシホウジャクの幼虫、ギンボシヒョウモン、       オオウスベニトガリメイガ、アワノメイガ (12種)                           ハエ目:アブ、アオメアブ (2種)                                  カメムシ目:タデマルカメムシ、チュウゴクアミガタハゴロモ、ナガメ、チャイロカメムシ、キドクガ、(5種)トンボ目 ベニトンボ(1種)                                     その他 バッタ目:カマキリ、ヤブキリツユムシ(幼虫)、キリギリス、エンマコオロギ、ショウリョウバッタ(5種)                                               その他 昆虫以外:ササグモ