| 開催日 | 2024年5月29日(水) 曇りのち晴れ |
| 講座名 | 哺乳類入門 |
| 講師 | 赤木 智香子先生(ラプター・フォレスト代表) |
| 場所 | ノバティホール、長野公園 |
「自然の中のつながり」から「生物多様性」について考え、哺乳類の生態系を学習する講義を受けた。
生物多様性国家戦略は10年に一度見直しされているが、4つの危機として①開発・乱獲によるもの ②都市部への人口流出、高齢化で手入れができないことによる自然の質の低下・荒廃⇒アーバンワイルドライフ(都市型野生動物)が増えていること。近年はクマなどによる深刻な人的被害も増加している ③外来種(アライグマ・バラ科の樹木を食い荒らすクビアカツヤカミキリなど)・化学物質・ペットとして飼われていた生き物の脱走、飼育放棄など人間により持ち込まれた危機 ④温暖化などの気候変動がもたらす危機が生物多様性を脅かしている、など。
危機的状況を知ることで、生物多様性を基板とした水・空気・土壌・エネルギーなどの生態系から恩恵を受け、互いに助け合い支え合っている地域特有のつながりが長い年月をかけてできあがっていることなどを学習した。
午後から午前中に座学で解説していただいた動物の気持ちになって自然をよく見ることでわかるフィールドサイン(動物の生活痕跡、足跡、食痕、糞など)探しのために長野公園での野外活動。しかし、前日の強い雨で洗い流されたのか?中々、痕跡に出会うことはできなかったが、清々しい雨上がりの新緑の中、キビタキ、メジロ、ウグイスの鳴き声が響く気持ちのいい散策となった。(A.N)




