| 開催 | 2026年 6月 24日 (水) 曇り 後 雨 |
| 講座名 | 地質観察(1) |
| 講師 | 佐藤隆春 先生 (大阪自然史博物館 外来研究員) |
| 場所 | ノバティホール(河内長野)、願昭寺・石川河川敷(汐ノ宮) |
今日は河内長野のノバティホールに集合し、地質観察講座(1)です。佐藤先生のイチオシ「私選ジオパーク『汐ノ宮・石川・嶽山』」の紹介を中心に、地質・地形・岩石・鉱物に着いて学びます。ジオパークとは地形・地質から地球の歴史・生き物・文化・産業などを学べる場所と定義されており、日本に48箇所、内11カ所がユネスコ世界ジオパークに登録されています。今回の見所としては、①溶岩の観察(柱状節理・火山岩/鉱物・湧出ガス)、②様々な岩石、③ゾウの足跡化石、④見やすい地形(段丘とその年代調査)、⑤嶽山の地形・地質(歴史を推定)だそうです。柱状節理の形やでき方、炭酸ガスの湧き出すしくみ、火成岩の分類などを学ぶことから、大地の動きを知ることができることがわかりました。南大阪の地層・地形からゾウの足跡化石やワニの化石を見ることができること、それは地質形成を通して必然であり、年代も火山灰層(2.7万年前の姶良カルデラ)からわかることなどを学びました。最後に嶽山・汐ノ宮溶岩は1500万年前の火山活動によりできた物で、瀬戸内海の火山帯と連動したものであり、地球の動き・日本列島の成り立ちにつながる活動の一部であるとのこと。身近な地元の低山や川が日本列島の成り立ちにまでつながるとは、その奥深さに驚くばかりでした。
汐ノ宮に出向くと、あいにくの雨のため、まずは願昭寺からの景色を見ました。遠くにみえる大きな丘が河岸段丘であり今の石川を作ったこと、石川の河原まで降りると安山岩、砂岩、泥岩などの見分け方を学び、身近な石が地球スケールの動きの元に「そこに在る」ことに気づける興味深い講座でした。(Y/M)




(柱状節理・炭酸ガス写真は過去の資料より)
