| 開催日 | 2017年2月22日(水) 晴れのち曇り |
| 講座名 | 昆虫の冬越しとコモ開き |
| 講師 | 佃 十純先生(加呂登池自然クラブ) |
| 場所 | 大泉緑地、公園管理事務所会議室 |
虫たちがはい出てくる季節、啓蟄も間近。今日はコモに隠れている虫たちを観察する講座。
午前は座学。江戸時代から大名庭園のマツカレハの幼虫の駆除対策として行われてきたコモ巻きであるが、害虫を駆除してくれるクモやテントウムシ等も一緒に駆除されてしまうのは逆効果であると、最近あまり行われなくなっているという。今でもコモ巻きを見かけるが冬の風物詩として残されている場合も多いらしい。
本題とは外れるが、大泉緑地のトラフズク(フクロウの仲間)のペリットの標本を見せてもらった。トリ、コウモリやネズミの骨等、トラフズクがこれらの獲物を食べていることを実感出来る興味深いものだ。フィボナッチ数列という聞きなれない言葉も教わった。実はこの数列、自然界とかかわりが多いようで葉序についてもこの数列に従って存在するなんて何と不可思議なことだろう。
さて午後はメインイベントのコモ開き。昨年にムクノキ、アキニレそしてクヌギの3種の木に取り付けたコモを取り外して虫の観察。動き回る虫たちを容器に採取しようと手でつかもうとするがするりと逃げられ中々つかめない。やはり手につばつけて捕るのが一番のようだ。クモの仲間、テントウムシの仲間、カメムシの仲間、・・の仲間まではわかってもそれを同定するのは至難の業。何はともあれ各班、最後の発表会に漕ぎ付けた。



