| 開催日 | 2023年9月13日(水) 曇り時々晴れ |
| 講座名 | 金剛山の植物 |
| 講師 | 神山 善寛先生(金剛山の植物に親しむ会、元ちはや園地ミュージアム館長) |
| 場所 | 金剛山黒栂谷 |
前日の激しい雨のなごりか、濁った水が流れる金剛山登山口に集合、初めての山の植物観察が始まった。春に比べて花は少ないのではとの心配をよそに、たくさんの秋の野草を楽しんだ一日となった。
金剛山黒栂谷は平地より3~4℃気温が低く、植生は常緑広葉樹林帯、山頂あたりでは落葉広葉樹林帯との境界にあたると講師から話があり、続いてユリ・スミレ・ホトトギス・キクなどを例として、花の構造の説明を受けて出発した。
歩き出してすぐに林道上にスズメバチの巣が落ちており、ちょっとビックリ。ハチがいなければ大丈夫と聞き少し安心したが、いきなりスズメバチの巣の解説から始まった。
林道脇にはシュウカイドウやヒガンバナ、ミズヒキが咲いていて、色とりどりで目を楽しませてくれる。赤いツリフネソウもかたまって咲いていた。その周りをモコモコとしたマルハナバチが飛んでいて、ときどき蜜を吸うためにツリフネソウの花の中に潜り込んでいく。蜜腺の位置と花の形がこのハチを選んだのだ。この花とハチの関係は深い。
派手さはないが多くの野草が咲いており、名前をメモしただけで30種以上の野草が。それぞれの花について話を伺った。そのたびに交替で写真を撮り、楽しい時を過ごした。
昼からは講師がとっておきの野草を用意してくれていた。林道わきの見逃してしまうようなところにヤマトホトトギスが咲いていた。ユリの仲間だが、山の中にひっそりと咲き、ほかの花とは少し違ったその姿から、森の不思議を見つけたような思いがした。(H.I)

咲きそろった様はみごと、林道歩きが楽しい。

落ちて壊れていたが、巣の内部には柱も壁もあった。ハチは見事な大工さん!


下の大きな花びらがハチの足場になる。やさしいね。

ユニークな姿と名前の由来となった特徴的な斑紋。見とれるね。

長くて丸いカラフルな体毛がカワイイ、ヨシノアザミの蜜もOK

秋の道端を彩る。鮮やかの一言
