大阪シニア自然カレッジ

11期生10月5日講座報告

開催日2016年10月5日(水) 曇り時々雨
講座名淡水魚入門
講師佃 十純先生(加呂登池自然クラブ)
場所大泉緑地(午前:加呂登池、午後:講習会室)(堺市)

台風の関係で午前と午後の部が振替講座となる。

午前は加呂登池での淡水魚捕獲、先生から”網仕掛けの要領””網すくいの要領””ザリガニ釣りの要領”をわかりやすく、ユーモアたっぷりにレクチャーして頂きました。早速シニアの面々は胴付長靴を装着、トラップを持ち池へ、へっぴり腰もすぐ慣れて収獲は「モツゴ・タモロコ・ヨシノボリ・スジエビ・ミナミヌマエビ・ドジョウ・ザリガニ・カダヤシ・メダカ」と思いのほかの大漁となりました。

午前のメインテーマはメダカとカダヤシ、メダカは環境省指定の絶滅危惧種、カダヤシは1913年に蚊の天敵“蚊絶やし”として移入されました。字のごとく蚊(ボウフラ)を食べます。メダカは卵を産む(卵生)のに対し、カダヤシは卵を胎内で孵してから体外に出す(胎卵生)です。卵を食べられてしまう危険の高いメダカと比べ、カダヤシの方が繁殖する確率が高く、メダカがカダヤシに淘汰される場合があるということです。

カダヤシは特定外来生物に指定され、「飼育」「運搬」「輸入」「放流」「販売」「譲渡」等が規制されています。加呂登池での実践講義終了後にカダヤシとザリガニ以外は元の池へ放流。これは池を外来種から守る為と聞かされ、固有種を守るための地道な活動姿勢を垣間見ました。

午後は煮干し(カタクチイワシ)を使っての解剖観察、煮干しの頭を二つに割って白い耳石・アメ色の脳みそ・エラ・心臓と見分け、胴体からは骨・黒い血管・白い神経・食道・胃・幽門・腸とこれ程までに煮干しを食い入るように見たことはない。不思議な世界。後半は淡水魚の講義で世界には約3500種の淡水魚がいて純淡水魚(コイ、フナ)・通し回遊魚(アユ、ウナギ)・周縁性淡水魚(スズキ、クロダイ)に分類されるとの事。

淡水魚の宝庫として世界有数の古代湖の一つ琵琶湖も生態系の維持(自然環境を守る・生活用水の流入禁示・外来種の撲滅等)固有種を守る活動がされています。在来種と外来種きちんと認識することが大事ですね。

オトナの中学理科講座:魚は一心室一心房の心臓を持ち、心室から送り出された血液はまずエラ(鰓)を通って酸素を補給、動脈血に、体中を巡って心房に返ってくる時には、酸素の少ない静脈流となっており、そのまま再び鰓に向かって送り出されます。(活動報告書作成3班)

池に入りました!何か楽しい
獲れた魚、ザリガニを分類
きれいに解剖?出来ました