大阪シニア自然カレッジ

11期生6月1日講座報告

開催日2016年6月1日(水) 晴れ
講座名里山入門
講師後北 峰之先生
場所堺自然ふれあいの森

里山とは何であるかについては一義的な定義はないらしいが、先生は次のように説明した。

裸地から極相林に至る植生の遷移サイクルを、薪炭林として利用するため人が介入し二次植生で止めている状態である、と。現在では薪炭林としての需要が消失したので、里山も消失した(里山の危機は昔の話)。ふれあいの森に里山の環境を残そうとしている意義は、生物多様性をできるだけ保存し、次世代を担う子供たちに伝える為とのことである。

講義後は3班に分かれて、ミニタウン開発のシミュレーション。川で分断された土地を住民・農場経営者・企業経営者等に役割分担し、互いに協議し、どこにどんな施設を配置するにかを決め、発表した。先生によると、正解案というものはなく、話し合って決めることの大事さを学んでもらうのが目的とのことであった。

午後からは森に入り、指定管理者である「ふれあいの森パートナーズ」が里山保全のため取り組んでいる様々なことについて説明して頂いた。

後北先生の講義。羽釜や五右衛門風呂、ポットン便所など身に覚えのある話が登場した。
土地開発プロジェクトチームのミーティング風景。
班別のタウン開発案を発表。川に無断で橋を架ける案も登場し、先生を困らせた。
ふれあいの森の中を歩く。フカフカの散策道は足の裏が気持ち良い。
シロスジカミキリの幼虫が暮らしていたクヌギの木造アパート。部屋は意外に広い。
畑地で見つけたイシガケチョウ。別名、地球蝶(経線と緯線がわかりますか)。