大阪シニア自然カレッジ

10期生5月18日講座報告

開催日2016年5月18日(水)
講座名シダ類植物の観察
講師辻井 謙一先生
場所ファインプラザ大阪(堺市)、光明池緑地

“高校の生物部に入った時、シダ類の数が種子植物と較べて少なくて、調べるのが楽そうだなと思った。”なぜシダ植物の研究に進んだかとの受講生の問いに、辻井先生は謙遜しながら答えられた。

しかし私達にとって、とてもシダの分類が楽とは思えない。シダ類は花が咲かない。葉の姿と分岐、根茎の形、鱗片の有無と形、胞子嚢をいれる包膜の形、色、葉に付く部位。これらによって細かく分類。とにかく関係する用語がとても多い。見分けるなんてとても無理・・・・葉の形で、ぱっと見てわかるカニクサ、イノモトソウ、ノキシノブ、スギナ、ミズスギなど数種と、食用として馴染みのある、ワラビ、ゼンマイ。そして正月飾りのウラジロなどは何とか同定。

光明池緑地で多く見られたベニシダの仲間は聴いているだけで頭がこんがらがって。一生懸命、沢山教えていただいた先生には、ごめんなさい!!思えば、ン(?)十年前の高校生の頃。生物部顧問、大学出たてのイケメン先生につれられて植物採集に行き、シダ植物はとっても種類が多いんだよと言われて、よし、シダ植物を集めてみよう!と思ったんだけど・・・

シダ植物の各部位の名称。ベニシダ(右)とミドリベニシダ(左)。包膜の色に違い
春の山野草の代表:ワラビ(右)とゼンマイ(左)。ワラビは羽片先端が真っ直ぐ長く伸びるのが特徴(矢印)。
緑地雑木林のけもの道を歩きながら、シダ植物を観察。
ノキシノブ。緑が美しく、鉢植えにも用いられる。
光明池緑地に見られたいろいろなシダたち。
光明池緑地のシダたち。クマワラビはふわふわした感じがいかにもクマらしい。ウラジロは葉身が八の字様にのび、末広がり。