| 開催日 | 2018年5月9日(水) 曇りのち晴れ |
| 講座名 | 金剛山の植物観察② |
| 講師 | 神山 善寛先生 |
| 場所 | 金剛山(伏見林道、ちはや園地) |
降り続いていた雨も止み、ミソサザイが大きな声でさえずっている伏見林道を上りながらの観察を開始。
今年は例年に比べ花の時期が2週間ほど早く、いつもこの時期に咲いている花がほとんど終わっていてウツギ類が咲き始めていた。雨上がりの新緑が美しく、クリンソウ、ミヤコアオイ、オオチャルメラソウ、ネコノメソウ、日本の特産種でこの和名を付けられたヤマトグサなどが咲いていた。特徴のある葉状のコクサギ、葉を枝の左右へ交互に2枚ずつ付ける(コクサギ型葉序という)名前の由来である臭い、雌雄異株などの説明を受ける。
念仏坂を上りきると満開のヤマツツジの歓迎。ちはや園地ではスミレはほとんど咲きおわっていたがシャクナゲ、ヤマブキソウ、ミヤマキケマン、ミヤマハコベ、徳川葵の御紋のフタバアオイ、エンレソウなどの花が見られ、今の時期多く見られるムロウテンナンショウの構造の説明を聞いた。先生が虫の入っているテンナンショウを見つけられ仏炎苞のふたを開け順番に観察をした。
ギンランが咲いている場所に案内され、ほとんどのランは盗掘される確率が高い、どの植物もそれぞれに合った環境に育っていて、持って帰っても枯れてしまうので絶対に取らないようにそっと観察してください、写真を撮る場合は足元の植物にも注意して踏みつけないようにしてくださいとの先生のお話を聞き、ひっそりと3株咲いていたギンランが消滅しないことを願った。
春から初夏への移り変わりの時期で花が少ないのではと思いながら始めた観察会だったが、覚えきれない沢山の草花、新緑の木々に会うことが出来た一日だった。

葉のつきかたが2枚ごとの互生


