| 開催日 | 2018年6月20日(水) 雨 |
| 講座名 | 浜辺の植物観察 |
| 講師 | 木村 進先生(大阪自然環境保全協会理事、たんぽぽ調査事務局) |
| 場所 | せんなん里海公園(泉南郡岬町・阪南市) |
午前中は海岸断崖に生えるウバメガシ、トベラ、マサキ、ヒメユズリハ、シャリンバイ、珍しい日本ダンチクの葉を触り、「分厚いなあ」「硬い」「緑が濃い」とその特徴に気づき、先生は極度の乾燥、強風、海水の飛散、直射光に耐え、厳しい環境でも生育できる植物の戦略を説明された。断崖風衝地のツワブキ、オニヤブソテツなど草丈の低い植物も観察。
午後は海岸環境の特徴と植生、塩分による浸透圧に強い植物や水分保持の為、根を長く伸ばす植物のレクチャーを受けて、浜辺の植物観察。砂浜のハマヒルガオ、ハマボウフウ、コウボウムギ、ハマゴウを、観察。海水に浸かる場所にはハマサジ、イソヤマテンツキ、ホソバハマアカザが生育し、汽水域に向かって植物が帯状に群落を作っている様子を確認。岩場には外来種のナルトサワギク、アメリカネナシカズラも植生していた。途中、ヤマモモの実を見つけ、手を伸ばし味わう。大阪府下で2か所しか生育していないヒトモトススキの希少価値を知った。自然海岸ではアオサやハマダイコンを観察、最後にオカヒジキの試食で終了。
終始、雨の中での観察ではあったが、厳しい自然環境の中で生育できる術や知恵を身に着けた浜辺の植物に出会えて良かった。



