| 開催日 | 2018年5月9日(水) 雨のち曇り |
| 講座名 | 植物入門(木本) |
| 講師 | 栗谷 至 先生(大阪自然環境保全協会理事) |
| 場所 | 堺市立栂文化会館、西原公園 |
座学では「広葉樹・針葉樹・落葉樹・常緑樹」「葉・幹・枝の構造や成長のメカニズム」「樹木の生存戦略と遷移」など栗谷先生のスローな駄洒落を交えた話を聴き、「樹木とは何?」について学んだ。競争優位に立つための生存戦略は時間的優位、空間的優位だけでなく、ブロック塀の隙間で生きる植物(ニッチ確保)も動物と共生している植物も生存戦略であり、脅威を感じる植物の逞しさに驚いた。
午後は西原公園でのフィールドワーク。落葉樹のケヤキと常緑樹のヤマモモの葉を観察。クスノキの枝をルーペで覗き込み、先生の指先に「これが芽鱗痕です。」ニセアカシアの葉を手にして、マメ科特徴の奇数羽状複葉を確認した。自然起伏の雑木林に入り、カシ・コナラ・クヌギの樹皮の違いを観、木肌に触れて、硬さや冷たさも感じ取った。「アラカシ・シラカシ・アカガシは葉の形や鋸歯の違いで見分けるけど、ムズカシ!」「えっ!」ノゲシの綿毛が舞い上がる先にウワミズザクラの花を見つけ、しばし眺めた。コブシのギザギザのない葉とサクラのギザギザの葉を見比べ、全縁と鋸歯を確認した。聞きなれない芽鱗痕 羽状複葉 鋸歯も実物を観察でき、樹木の観察の面白さを味わうことができた。



