| 開催 | 2026年 3月 4日 (水) 曇りのち小雨 |
| 講座名 | コケの観察 |
| 講師 | 木村 全邦先生(日本蘚苔類学会) |
| 場所 | 橿原公苑(本館ジョギング&サイクリングステーション) |
午前はコケについての座学。「コケ」は「木毛」の意味で木の毛のような小さな植物、あるいは植物のような物を指します。約4億年以上前に初めて陸上に進出してきた植物だと考えられていて、日本には約1900種、世界には約2万種見つかっている。コケ植物は、苔類・蘚類・ツノゴケ類に分かれていて、光合成はするのだが維管束・根等は無く、必要な栄養や水は空気中から直接取り入れている。花は咲かさず、種ではなく胞子で増えます。映像を見ながら三種類のコケの特徴や育成環境等を学び、午後の観察に備えた。
午後は先ずルーペの使い方を教わり、近くにある3種類のコケ(ヤノウエノアカゴケ・ホソウリゴケ・エゾスナゴケ)の観察から始まった。先生からお借りした高倍率のルーペを使うと「わぁ~綺麗!」の声が上がった。今まで見たことのないコケの美しさに驚いたようだ。次に樹幹についているコケを観察し始めると雨が降り始めた。傘を差しての観察は大変だけれど、コケに取っては好条件。水分を含み葉が開き、緑がとても美しく見える。ここではコゴメゴケとサヤゴケがあり、幹に顔をくっつけ熱心に観察している講座生の姿が見られた。その後もギンゴケやハネヒツジゴケなど蘚類のコケが続いたが、苔類のジンガサゴケとツノゴケ類のニワツノゴケを見つける事が出来た。ここでタイムアップになってしまったけれど、「3種類のコケの観察が出来ました」との先生の声に思わず拍手!!
他のコケも見たい私は、これから出掛ける時にはルーペを携帯しようと思っています。 (Y・S)




左上:コバノチョウチンゴケ 右上:ハネヒツジゴケ 左下:ギンゴケ 右下:ヒナノハイゴケ



